ちょうどその頃。 太陽系のある銀河の端っこあたりの宇宙空間を飛んでいる氷の国星の氷河の自家用機の中で、とんでもない奇声が発せられていました。 「うわ〜〜〜ん !! 地球の氷河さんに、2度目の合体した姿も見られてた〜っっ !!!! 」 氷の国星の合体瞬は、今になって、氷瞬家の屋根の上で、地球の氷河の両目がばっちり開けられていたことを思い出してしまったのです。 「な……なんだとぉ〜〜っっ !!!! 」 宇宙空間は今日も果てしなく広がり、静寂に包まれています。 地球には、ようやく平和な静けさが戻ってきました。 「許せん〜っっ !! 地球の氷河め〜! オーロラ波動砲を食らわしてやる〜〜っっ !!!! 」 遠い銀河の果てで氷河の国星の氷河の叫んだ雄叫びは、無限に広がる大宇宙の彼方に吸い込まれていきました。 |