たれたれ瞬ちゃんへ いつも美味しいケーキをありがとう。 僕たちは、『ゆんけるすたー』なんて魔法のジュースより、たれたれ瞬ちゃんのケーキを食べてる方がずっと元気になりますv でも、イチゴの花飾りケーキは、あんまり綺麗だったので、僕たち、ちょっと食べるのをためらっちゃった。 食べたいけど食べれなくて、ケーキの周りで悩んでいたら、僕たちの氷河がカメラでケーキの写真を撮って、それを大きなポスターにしてくれました。 僕たち、毎日たれたれ瞬ちゃんのケーキを眺めて幸せな気分になっています。 でね、氷河と僕たちは、あのポスターを下絵にして、デンマーク刺繍でタペストリーを作る計画を立ててるの。できあがったら、たれたれ瞬ちゃんとたれたれ氷河さんにプレゼントするんだv 僕たちの氷河の刺繍の腕は最高なんだよ。 氷河は、小人の僕たちのぱんつやシャツに刺繍をしてるうちに、どんな細かい刺繍もできるようになったんだって。 デンマークやコペンハーゲンの刺繍博物館には、氷河の傑作が飾られています。 僕たちが遊んでたり、眠ってたりする図柄の刺繍なの。 僕たちも針に糸を通すのを手伝ったんだv でも、氷河は、宇宙遊泳の方はあんまり得意じゃないみたい。 たれたれ瞬ちゃんからのお手紙を読んで、 「●●を持ち上げて、×××の格好 !? しゅしゅしゅしゅ瞬にそんなことをさせていいのかっ !? ▽▽▽を◎◎に■■て来て、その続きはどーするんだっ! 俺はその先をどーすれバインダーっ!」 と、雄叫びをあげていました。 あんまり氷河が困ってるみたいだから、何か解決の糸口になるかと思って、4号が実際に13号の●●を持ち上げて、×××の格好をさせてみたんだけど、それを見た僕たちの氷河はパニックを起こしてしまいました。 「やややややめてくれー !! 」 って、あんまり大きな声を出すから、僕たち、びっくりしちゃった。 何がそんなにショックだったんだろう? ほんとに変な氷河です。 でも、どんなに変でも、僕たちの氷河はカッコいいんだ! 僕たちの氷河は、 「氷河は僕たちのこと好き?」 って聞くと、 「世界でいちばん」 って答えてくれるけど、前に同じことたれたれ氷河さんに聞いたら、たれたれ氷河さんは、 「俺の瞬の次くらいに」 って答えたんだよ。 だから、たれたれ氷河さんも僕たちには2番目です。 僕たちの氷河が1番です。 いいよね、それでも。 ああ、また氷河が呼んで―― |