愛はお金では買えません。 もし買えたなら、それは愛ではありません。 金の切れ目は縁の切れ目? もしお金がなくなったせいで縁が切れたのなら、それは切れてよかったのです。 氷の国では、お金がなくなった時には、みんなで協力し合ってお金を稼ぎます。 そして、小人たちと氷の国の氷河の絆は、ますます深まっていくのです。 氷の国では、一に愛情、二におやつ、三四もおやつで、五もおやつ。 愛とおやつとおやつとおやつとおやつがあれば、国内平穏・みんな幸せです。 ですから、氷の国の氷河のホスト勤めが順調な今、氷の国はとても平和で満ち足りていました。 その平和が、こんなにもあっさりと崩れ去ることになろうとは、おやつの神様でもご存じなかったかもしれません。 事の起こりは、小人たちの見ていたとあるテレビ番組でした。 |