ところで、氷の国の氷河は知りませんでしたが、実は、この広い世界には、氷の国の氷河の作った本を愛読している集団が存在したのです。 初めて本を作った時、氷の国の氷河は、たれたれ氷河さんとみしぇ氷河さんときゃわ氷河の3人に、自分の作った本をプレゼントしました。 氷の国の氷河の本を愛読しているのは、その3人から、氷の国の氷河の本を又借りして不法コピーした世界中の氷河さんたちでした。 世界中の氷河さんたちは、氷の国の氷河の本を読んでは、 『氷の国の氷河に比べたら、俺はなんて恵まれているんだ! よーし、俺も、何があっても挫けずに生きていくぞー!』 と、とてもとても励まされていたのです。 特に、自分の瞬ちゃんと最後の線までいけていない氷河さんたちには、氷の国の氷河の本は、ほとんどバイブルのような扱いを受けていました。 彼等にとって、氷の国の氷河は、まさに『氷河の希望の星』だったのです。 誰かがそのことを氷の国の氷河に教えてあげたなら、氷の国の氷河の胸にも少しは晴れ間が訪れるでしょうか。 それとも、ますます暗くなるだけなのでしょうか。 晴れていても曇っていても、『氷河の希望の星』は、今日も世界中の氷河さんたちの胸で、明るく力強く輝いています。 |