さて、天の岩戸に隠れた氷の国の氷河の様子を見てみましょう (うじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじうじ) なんだか、梅雨時の日本列島よりじめじめしていて、怪しいキノコでも生えてきそうな雰囲気です。 これは、どうしたって、キノコが繁殖しないうちに、なんとか事態を打開せねばなりません。 けれど、小人たちは、ただただおろおろするばかり。 たれたれ瞬ちゃんも真っ青になっています。 「どうしよう……。僕が余計なことしたから……」 「違うよ! 僕たちがいけなかったの〜」 「あ〜ん 。・゚゚・(>_<)・゚゚・。 」× 15 「うわ〜ん 。・゚゚・(>_<)・゚゚・。」× 1 湿度はますます上がるばかりです。 たれたれ氷河さんはべそをかいている16人をなだめながら、場所を客室に移しました (……まったく世話の焼ける……) (いじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじいじ) 氷の国の氷河は沈没したままです 客室では16人が泣き疲れて眠ってしまいました。 たれたれ瞬ちゃんと小人たちを起こしてしまわないように、そっと部屋を出たたれたれ氷河さんは、氷の国の氷河の部屋に向かいました。 湿気を振り払うには、湿気の元を断たなければなりませんからね。 そして。 「落ち込んでいる暇があったら、勉強しろ」 そう言って、たれたれ氷河さんは、氷の国の氷河に3枚の紙を押しつけました。 湿気を断つのに、言葉は不要。 それ以上の説明はせず、たれたれ氷河さんは氷の国の氷河の部屋を出ました。 へたに長居すると、お洋服がしめってしまうからです。 『うじうじ』と『いじいじ』を中断された氷の国の氷河の手には、それぞれ、『日常』『刺激』『非日常(実技)』と書かれたテスト用紙が残されました。 氷の国の氷河はこのテストをクリアできるのでしょうか。 過去統計による平均点は85点。 合格ラインは90点です。 |