氷の国の氷河・父親化防止計画

〜加害授業 第3時限〜









非日常【実技3】




さあ、疾風怒涛の3時限目の開始です !!


──と、威勢よく言ってはみましたが、嵐の前のそよ風が、なんだかちょっと恐い氷の国の野原です。


「では、次の問題に進むが……」
たれたれ氷河さんはそう言ってから、一抹の不安をその眼差しに宿らせつつ、ちらりとたれたれ瞬ちゃんを見ました。

その視線を受けて、たれたれ瞬ちゃんがにっこり微笑みます。

「はい、これでしょv」
たれたれ瞬ちゃんは、天使のように無邪気な瞳をして、たれたれ氷河さんのノートパソコンを取り出し、レジャーシートの上に置きました。
そして、にこにこしながら、そのノートパソコンをパカッ☆ と開けました。


そこには……。