その日、小人たちは、朝から氷瞬城のお庭で、るんるんちゃぷちゃぷお洗濯をしていました。

小人たちのお洋服やぱんつはとても小さいので、洗濯機なんかでがーっ☆ と洗ってしまうわけにはいきません。
そんなことをしたら、小人たちのお洋服はぼろぼろになってしまいますから。

氷河にお洗濯をしてもらうわけにもいきません。
小人たちには恥じらいがありましたから、氷河のところにぱんつを持っていって、
「氷河、これ洗ってちょうだいー」
なんて頼むことはできなかったのです。

なので、小人たちは、自分たちのお洋服やぱんつは自分たちで洗うことにしていました。





みんなで協力し合ってするお洗濯は、とても楽しいお仕事です。
しゃぼんの泡と仲間たちと、楽しくお歌を歌いながら、まるでダンスをするように、小人たちはお洗濯をするのです。

みんなで楽しくお洗濯をしていれば、いつのまにかお洋服もぱんつも真っ白。
新品同様、まっさらさら。

ですから、小人たちは、某都内在住のグータラ一人暮らしOLなんかとは違って、お洗濯が大好きでした。






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