17100カウント記念小説


17100カウントをGETしてくださったのは、なごやんさん。


お題は、

『“ハッピーエンド”が条件で、

1.憂鬱な瞬
2.驚愕する氷河
3.上機嫌の一輝
4.頭を抱える紫龍
5.号泣する星矢
6.ほくそえむアテナ

こんなシーンを取り混ぜて頂きたいのですが』


とのことでした。



さてさて、今回は。
1〜6までの条件を満たすことばかり考えて書いていたせいか、なんだか、この話がハッピーエンドなのかどうか自信が持てていなかったりします。
氷河的には、確かにハッピーエンドだと思うのですが、リリィちゃんにはハッピーエンドじゃないかもしれない……。
どどどどどないなもんでしょうね??

ところで、このネタは、前回の15600カウントのじゃじゃ馬話を書いている最中に思いついたものです。
割りと暗めだったあの話を書いている最中に、同時進行でこんな話を思いつくあたり、私のアタマはどっか変なんだろうなぁ。

これは、いまだかつて、氷河×瞬ではどなたも書いたことのないネタかもしれない……と少々不安なのですが、実際のところはどうなんでしょう?
このネタに関してだけは、パイオニアでありたくない。
どなたかに、既に書いていてもらいたい。
痛切に、心底から、魂の奥の奥から、そう願ってやみません。

いらっしゃいますよね、きっと。私が知らないだけで。
ああ、でも、やっぱり不安……。
私はまた、氷河×瞬でやってはいけないネタを使ってしまったのかもしれない……。
ご不快を覚えた方がいらっしゃいましたら、どうかどうかお許しください。
本当に、すみません;;


ところで、そういうわけで、リリィちゃんです。

リリィちゃんが何者なのかは、読んでいただければすぐにわかるのですが、私も彼等を愛せない人間の一人です。
なんでなんでしょう?
この話を書くに当たって、結構真剣に考えてみたんです。
理性では、『彼等は決して邪悪な存在ではない』と思うのに、感情が、『でも、どーしても愛せない!』と訴える。
人間って、本当に訳のわからない生き物です……。

ちなみに、『リリィちゃん』は、最初は『リリスちゃん』にしようかと思っていました。
アダムの最初の妻。
諸悪の根源。
人類の原罪の原因。
でも、そんな名前をつけられたら、何の罪もないリリィちゃんがかわいそうですし、リリスちゃんより、リリィちゃんの方が響きが可愛いので、最終的にリリィちゃんにしました。

この話を読んでくださる方の中には、おそらく、リリィちゃんを死ぬほどお嫌いな方もいらっしゃると思います。
でも、できれば、我慢して最後まで読んでやってくださいませ。
リリィちゃんを大っ嫌いなあなたが、ほんの少しでもリリィちゃんを愛せるようになったなら、私もこの話を書いた甲斐があったというものです。
(なーんちゃって、そんなの無理無理)
(結局、それでもリリィちゃんを愛せない私がここにいるんだもんなー;;)


えー。ともかく、今回は特に寛大なお心のご準備を、よろしくお願いいたします〜;;  





17100カウント記念小説 入り口








MENUへ記念MENUへ3番目の花壇MENUへ