33000カウント記念小説


33000カウントをGETしてくださったのは、みしぇさん。


お題は、

『 何かの理由で旅をしている氷河と瞬。
えっちは必須。
ただ、二人のえっちだけではなく、
妖怪か何か(触手系の化け物希望)に
瞬ちゃんが犯されるシーンを入れてください。
できれば、オトナページを作るような、15〜18禁でお願いします 』

とのことで、更に、

「触手系の化け物とはこんなのです」と、見本ページへのURL付きのリクエスト。



上記見本は、ちょっと、心臓の弱い人にはショックが大きいかもしれませんので、教えていただいたURLはここには貼り付けませんが、Googleのイメージ検索で『触手』で検索すると、就職関係資料に混じって、それらしい画像が出てくるようです。

「大きい画像だって平気!」とおっしゃる方は、普通の検索ツールで『触手系』を検索してみてください。
えっちイラストサイトでは、触手系でワンコーナーになっていることが多いようです。
(しかし、私は勧めませんからね、一応)

あ、でも、触手系のルーツは、葛飾北斎の『喜能会之故真通』にある蛸と女性が絡み合ってる浮世絵だと思うので、確かに、由緒正しい分野ではあると思うのです。はい。


えー、で。
触手系です。

このお題をいただいた時、最初に私は、
「この清らかな私に、そんな話が書けるのっ!?」
と、それはそれは苦悩しました。

触手系だし、妖怪にむにゃむにゃだし、それは、いつもの卑怯な手口を使って逃げるにしても、『妖怪か何か』にお出まし願うということは、ファンタジーか怪奇幻想な伝奇もの……ですよね、やっぱ。

で、私は、既にある世界や史実をこねくりまわすのは得意でも、世界を作るのは苦手なのです;;
だから、二次創作をしていると言っても過言ではない。

いや、世界を作ることはできなくもないですが、恥ずかしいのです、それが。
自分で作ったルールに沿って動いている、自分の作った世界!
これは、むちゃくちゃ恥ずかしいぞぉ〜。
オリキャラを作るのも、どこかに自分が出てしまうようで嫌ですが、それが『世界』となった日には!
恥ずかしくて恥ずかしくて悶死してしまいますだよ、私は。


なので、今回の話の設定は借り物です。
ワラキア公国、モルダヴィア公国、ハンガリー等、実在した国が出てきますが、国名と地理、15世紀中葉のトランシルバニア地方の歴史だけを借りて、登場人物は全員実在しないキャラ。
あの時代にふさわしい名前をつけようかとも思いましたが、それも恥ずかしいので、氷河、瞬共、カタカナ表示に変えただけ。

ファンタジーには、きっとこういう手法もあるのではないかと思うのですが、どないなもんなのでしょう?


あんまりメジャーな時代・国ではありませんが、だいたい、コンスタンティノープルが陥落してビザンチン帝国が滅亡した頃(以前、コピー誌で書いたことありますが、あの時代です)、同時代・同地域の有名人としては、ドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシや血まみれ伯爵夫人エリザベート・バートリ(こっちは16c)等がいます。

同じ時代に、イタリアでは既にルネサンスに突入。
ドイツでは、まもなく宗教改革が始まります。
でも、それは同時に、異端審問や魔女狩りの時代でもある。
このあたりが、魔物・妖怪を出せる最後の時代かもしれませんね。


で、実は今回の話、アフロが出てきます。
ファンの方には申し訳ないのですが、私はあまりアフロのことを知りません。
双魚宮は、絵的にあまり美しくない回でしたし、瞬ちゃんのセリフで嫌いなセリフがあるので(『男でなくなってしまうような気がする』とか何とかのあたりです)(馬鹿げたセリフ、馬鹿げた理論だ!)、ほとんど見返さないというのが主原因。

アフロの一人称が「私」だったか「俺」だったかすらわからなくて、コミックスを開いたくらいです。
そういうわけで、私の中のアフロのイメージを作っているのは、あまりにも印象が強烈で、ビデオを見返さなくても覚えている、『んふっ♪』という笑い声と『ロイヤルデモンロォ〜ズ(←エコーつき)』だけ。

なので、今回の話でも、アフロはちょっとカマっぽくなっています。
ほんとにすみませんです。
アフロ、嫌いじゃないんですけどねぇ。
私の愛するアルビオレ先生にトドメを刺してくださった方だし。
(↑ 皮肉ではありません。『アルビオレ先生は黄金聖闘士2人がかりでなきゃ倒せなかった』ってことを証明してくれたんだもの! 好きです、アフロ)

でも、カマっぽいの。
許してください;;


あと、タイトルの『魔の山』は、もちろんトーマス・マンの小説から流用しました。
でも、もちろん、あの傑作(らしい。読んだことない)とは無関係です。


それから……話の後半に『じゃんけん』が出てきますが、多分、あちらさんには、それに類似したものはあっても、『じゃんけん』自体はないと思います。


でもって、今回、瞬ちゃんは、某公国の公子こうし様です。
氷河が、瞬ちゃんのことを『公子、公子』と呼んでいますが、間違っても、これを『きみこ』なんて読まないでくださいね〜vv (いや、読みたくなるんですよ、これが;;)



さて、そして、今回の大問題・オトナページ、の件なのですが。

あー………。
××描写はそんなに露骨でもハードでもありません。
が、とても不健全です。
なんつーか、セリフがやらしいんですね。
なのに、そのシーンだけうまく別ルートにすることができなかったのです。

ですので、お願い。
『私は清らか』の自負のある方、あるいはその疑いのある方、15歳未満の方は、今回の話を読まないでください。

目安としては、えーと、弊サイトの掲示板で私の書くカキコに眉をひそめたことがあるかないか(あ、日本語が間違ってる、礼を失している等々以外のことで、です)がボーダーライン。
一度でも眉をひそめたことがあったらOUTです。

ハードでも露骨でもないけど、やらしい。
『それでも多分大丈夫v』な方だけ、では、どうぞ〜。  





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