76000カウント記念小説


76000カウントをGETしてくださったのは、balbatosさん。


お題は、


『 コピー氷河現る 』

『 コピー氷河は、
クローンでも、
ドッペルゲンガーでも、
パーマンのコピーロボットでも構いませんが、
現物の氷河とあまり差のないようにして頂きたいです 』



とのことでした。




balbatosさん、リクエスト、どうもありがとうございます〜。


というわけで、氷河のコピー、コピーの氷河。
なわけですが。

私が欲しいのは、なんっつっても、パーマンのコピーロボットなんですが〜、今回、重要なのは私が欲しいかどうかではないのでした。

でも、欲しいですよね、コピーロボット。
コピーロボットがあったら、もちろん、私の代わりに会社に行ってもらって、その間、私は、氷瞬モーソーしまくりで、帰ってきたコピーロボットから会社での記憶を一瞬にして受け取って。

……果たして、そうやって得た会社での記憶は、真実、私の経験として活かせるものなのであろーか……。
うーむ……。


あ、でも、私、コピーロボット話を書いたわけではありません;;
(なら書くな〜;;)
(いや、でも、コピーの存在意義とかね、ちょっと考えちゃうじゃん)
(パロディというのも、ある意味、オリジナルの写しなわけで、そーゆーものにどんな存在意義があるのだろー……とか)
(意義がないなら書かないというものでもありませんから、私には必要なものなわけですけども、パロディ)


ま、そんなことはどうでもいい。
はい、で、今回、私が書いたのはクローン話でございます。
話の中で、氷河もどきがそれらしいことを言っていますけど、これは、あくまで、話をそれらしく読んでいただくための嘘八百なので、あんまり本気にしないでください。

もっとも、日本でも、これっくらいは商売として成り立ってるようですし、(『今なら20パーセント引き』とか言われましても〜;;)、ペットが死んだ時のためのDNA保存のだの何だのというニュースも、そのうち、ニュースとしての価値のない日常的なことになっちゃうんでしょうね。

他にもクローン関連のニュースには事欠きませんが、おそらく、多分、どう考えても、そう遠くない未来に、クローン人間はお出ましになるでしょう。
日本では無理そうですが、クローン実験が法律で規制されていない国も地球上にはたくさんあるわけですし。
そうすると、そう遠くない未来に、この話はSFではなく、日常ドラマになるわけです。


……という経験を、私は既に済ませております。
(あ、私のクローンがいるとかいうわけではないです。もちろん)

思い起こせば、3年前の秋。
私は、DNAをいじくって、自分と氷河の子供を作ってしまう天才科学者・瞬ちゃんの話を書きました。
約1年前に、クローン羊ドリーがこの世に生を受け、ヒトゲノム解析計画完了まであと3年と言われていた頃でした。
私がその本を出して半年後、予定よりずっと早くヒトゲノム解析計画は完了し、ブリンストン大学のリー・シルバー博士は『リメーキング・エデン』を発表いたしました(←同性同士でも子供を作れるようになるだろうって書いてある本です)(うーん。こんなとこくらいしか見つけられなかった;; 翻訳もまだ……なのかな?)

私が書いた時には確かにSFだったものが、その半年後、SFでも何でもなくなってしまっていたのです!
ほんと、この分野の発展のスピードは恐いくらいです。

人のクローン──に関しましては、私はノーコメントさせていただきますが、ただ、命が軽いものになってしまわないことだけを祈ります、はい。



えー、ところで。
今回、私がいちばん悩んだのは、実は、名前! でございます。

ゆーたら何ですが、パロディのいいところは、設定と名前を自分で考えなくて済むところ。
パロディで、オリキャラを出さなきゃならなくなった時、そのキャラに自分でつけた名前って、むっちゃくちゃ恥ずかしいですよね(そーゆーのって、私だけでしょうか、もしかして?)。
私だけだったとしても、とにかく私が恥ずかしいことには変わりありません。

で、そーゆー恥ずかしい思いをして、今回、私が氷河もどきにつけた名前は!

不比等くんです;;

もちろん、藤原不比等から。
『等しく比べ不る──他に比べて等しい者はいない』ですね。
まあ、この場合は、皮肉な名前でいいんじゃないかと。
(でも、恥ずかしいことに変わりはない。あうあう;;)
(一応、最初は、『彼』とか『氷河のコピー』等々の代名詞だけでどうにかならないものかと頑張ってみたのですが、どーにもこーにも無理でした;; しくしく)

更に、それから。
この話の落ち(というか、顛末)は、こういう落ち(というか、顛末)でなくても、全く問題はなかったのですが、話をお題に沿ったものにするために、あえてこういたしました。
『ありがち〜』とか言わないでやってくださいまし〜;;




balbatosさんから、クローン氷河&瞬ちゃんイラストをいただきました〜♪
普通の(?)髪型の氷河!(本来の氷河の髪型はフツーではないというのか!)
思わず、
『お願い、氷河もどきさん、振り向いて、その顔見せてっ!』
と叫びたくなるような、どきどきイラストですv

怯えてる瞬ちゃんが可愛くて〜、ほんと、どんな表情の氷河に迫られて、こんなだやら〜♪(←もしかして、これって日本語間違ってる?)

balbatosさん、どうもありがとうございましたー!

というわけで、10ページ目へGo! です。
 





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