132000カウント記念小説


132000カウントをGETしてくださったのは、あこさん。


お題は、


『鳳仙花』


クリスマスに踏んでいただきまして、
『ちょっと季節外れなんですけど、よろしくお願いします』


とのことでした。



あこさん、リクエスト、どうもありがとうございます〜vv

年中ノースリーブな男メインのサイトで、季節外れも何もありませんわ;
ほんとにありがとうございます♪


さてさて、この鳳仙花。

私が子供の頃には、どこでも見掛けたお花です。
我が家の庭にもありましたし、学校の花壇にもありました。
田舎の某友人宅では、垣根代わりに、庭の周囲に鳳仙花がずらーっと植えてあって、夏場には片っ端から種を弾いて遊んだりしたものです。

それが、ここ十数年、一度も見掛けておりません。
実家の庭からも、なぜか鳳仙花は姿を消しておりまして。
昔はあんなにポピュラーな花だったのに、これはいったいどういうことなんでしょうね?

鳳仙花、そんなに繁殖力の弱いお花だとは思えないんですけども。
アスファルトの道さえブチ割って成長するコスモスほどではないにしろ、バラや蘭みたいに手のかかる花でもないですし、半分野草みたいなたくましい花だと思っていたのに。
ほんとに不思議。

とゆーか。
鳳仙花だけじゃなく、おしろい花とか、スズメの鉄砲とか、子供の頃遊び道具だった各種植物に、最近とんとご無沙汰してます。

私が子供の頃には〜(年寄りの思い出話になるので、長くなります)
鳳仙花の花びらで爪を染め、
シロツメクサで首飾りを編み、
スズメの鉄砲をピーピー鳴らし、
おしろい花の種の中身を集めて潰して、おしろいを作り、
まだ開いていない竹の葉っぱで笛を作り、
サザンカの花びらを鼻にくっつけて、ニワトリの真似をして、遊んだものです。

ゲームなんてなかったですからね。
春には、山に入って野イチゴを探し、
夏には、山に入ってアケビを探し、
秋には、山に入って山ブドウを探し、栗を拾い、
冬には、雪が積もってスキー場になってしまった山の牧場で、米袋をソリ代わりにして遊んだものです。
山芋をとるために、子供だけで1メートル近い深さの穴を掘ったりもしました。
さすがに、ウサギは追わなかったし、小鮒も釣りませんでしたが、小鳥の巣の卵探しなんてのはしたし、メダカならバケツいっぱい取ってきたりした。

今思うと、これって逆に贅沢な遊びですよね。
現代の都市部に住んでいる子供は、そういう遊びをしようと思ったら、そういう自然が人工的に用意されている場所に遠出するか、それこそバーチャルの世界で遊ぶしかないのかもしれません。
……瞬ちゃんたちは、どうだったんでしょうね?

うん。
鳳仙花、なんだか郷愁を誘うお花です。

なーのーにー。
そういうお花を題材にして書いた話が、どーして、こんな訳のわからないシロモノになるのだろー??
私は、確かに、幼い頃を懐かしみつつ、ちょっと切ない気持ちで、この話を書いた(書き始めた)つもりだったんですけども。
それが、どーにも不思議でたまりません。


──というような話を書いてしまいました。
あこさん、すみません〜;

こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします!


あ、ちなみに、タイトルは鳳仙花の花言葉から。
落ちがバレてしまいますので、鳳仙花関連の説明サイトさんへのリンクは、最後のページに貼らせていただきます。






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