139900カウント記念小説


139900カウントをGETしてくださったのは、てぃんくるさん。


お題は、

『氷河以外の誰かと、2人だけの秘密を持ってしまった瞬』

『秘密の内容はおまかせします』


とのことでした。




てぃくるさん、初めてのリクエスト、どうもありがとうございます〜v

いや、しかし。
今回は、ちょっと久し振りに、ストーリーを自分の思い通りに動かせないという事態に遭遇してしまいました。
こういうのって、長編やシリーズものを書いている時にはよくあることなんですが、こんな短編ではちと珍しいことです(私の場合は、ですが)。

はい。
当初の予定では、この話、ラブコメになるはずだったのです。
いえ、ラブコメどころか、ナンセンスコメディになるはずだったのです。
なーのーにー。

書いている最中に、
「んー、何だか色気が足りないな〜。もうちょっとサービスシーンを入れた方がいいかな〜」
と思ったのが間違いのもと。

──氷河が勝手に暴走してくださいました;
(断言しますが、これは私のせいじゃないです。チューリップ畑の基本理念は、『えっちは楽しく気持ちよく』。私は、そういうシーンを書くのは、できるだけ避けたい人ですし、まじで氷河が勝手に暴走を始めたんです)

それでも、ラストは、当初の予定とあまり変わっていないんですけども。
でも、話の雰囲気が、当初の予定とはちょっと(かなり?)違ってしまいました;

うーん、しかし、何でだろう……。
『えっち話もいいけど、泣きたいくらいの熱狂的プラトニックラブ話を書いてみたいな〜』
なんて思っていたのが、氷河にバレてしまったのだろーか?
(私、時々、↑ こういう波が来ます。いいですよね〜。究極のプラトニックラブ。乙女の永遠の憧れですわ〜v)
(しかし、氷河に反逆されてしまっては、それも難しい……のだろーか;)(いや、書くぞ、絶対!)

ところで、こういう話は、2回目の××はどんなふうに執り行われるのだろー? とモーソーするのが、私は好きです。
(↑ これももちろん、乙女の永遠の憧れ;)


と、それはともかく『秘密』です。
今回のお題は、『2人だけの秘密』。
何やら隠微な響きさえあるこのフレーズが、なぜにこんなことになったやら。

今回の話を書いていて、私は、かのルードヴィヒ2世の迷言を思い出しました。すなわち、
「私は永遠に謎でありたい。他人にとっても、自分にとっても」

私は、ずっと、
「あーた、それは、自分がほもだってことを人様に知られたくないだけなんじゃないの〜?」
と思っていたのですが、今回、
「あーた、それは、自分で自分がわからなくて、自分を自分の思い通りに動かせないから、開き直って、そんなこと言い出したんじゃないの〜?」
に変わりました。

神秘、秘密、謎。
そういうのって、へたに解明しちゃうと、途端にロマンを失うものでもありますね。
(↑ のルードヴィヒ2世のは“解明”とかいうものではありません。しいて言うなら、下世話な見方)
謎は謎のままに置いておくのが美しいのですわ。
それが『氷河は実は馬鹿だった』なんて謎の場合には、特に。


うーん。
何をどう前振ってみても、この話の『秘密』がしょーもない秘密だということに変わりはない。
ここは素直に謝ってしまうのが賢い対応法のような気がします。
なので。

てぃんくるさん、ほんとにほんとにすみません〜;


あ、それから、参考までに書いておきますと。
成人男子の平均握力は、45kg前後。
ジョー・キニーという方が、握力167kgを必要とするシルバークラッシュグリッパーNo.4を世界でただ一人閉じられるという記事の載っているページを発見しましたが、『シルバークラッシュグリッパーNo.4』って何でしょう?
ちなみに、チンパンジーの平均握力は350kg前後だそうです。
更に蛇足ながら書かせていただきますと、私の握力は24kg(2年前に計測)。
普通……なのかな?





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◆ 139900番はキリ番ではないのですが、少々事情がありまして、今回だけの特別措置としてリクエストに対応させていただくことにいたしました。
今後のキリリク対応は、サイトトップに提示してあるカウントにのみ限らせていただきますので、よろしくご了承くださいませ。








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