瞬たぬきが愛に死に、氷河たぬきの心もまた愛のために死んでしまった、その翌朝。
瞬たぬきの亡骸を見つけた、お宿の主人のゴンベさんは、事情を察して、瞬たぬきと氷河たぬきを哀れに思い、瞬たぬきを剥製にして、氷河たぬきの隣りに並べておいてやりました。
氷河たぬきと瞬たぬきの魂は、今は誤解も解けて、たぬきの天国で、優しく愛し合いながら幸せに過ごしていることでしょう。
おしまい
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【私はHappy endが好きだ】