「お、神様できてる。(^ー^)」1999年10月18日





解説:ネパールの町なかには、大小さまざまの神様が息づいている。大きなお寺に小さな祠(ほこら)、さらには、建物の壁の穴にちょこんと奉られた神様まで、その体裁は様々だ。いわゆる大通りではなく、私道みたいな通りに入ると、家屋の入口付近の道に、奇妙な小さいサークル(円模様)を目にすることがある。これも神様なんだそうだ。なるほど、そのサークルを中心にプジャが行われた形跡がある。しかし、このプジャ跡がなければ、何も知らない外人は、神様踏んづけちゃうよ。我が家の前の通りが、この10日間ぐらいかけて舗装工事された。隣の家の神様サークルも、哀れ、石のタイルの下に埋まってしまったかと思われたある日、ふと気づくと、こんどは20センチ四方、高さ4センチほどの石造り神様サークルができているではないか!おお、神様復活!!しかも建て替えにつき、増築美築ときている。良かったね、神様。これでもう貴方が神様であることを知らない外人からも、足げにされることはないよ。……と言う場面に立たされたときの一言。