口臭予防は現代人のエチケットです。と同時に口臭に悩む人は少なくありません。
口臭はまず正しい知識をもつことが大切です。
実際に口臭がある場合には必ず原因があり、その原因を解決することで口臭の悩みは解消されます。
口臭は大まかに分けて次の3つに分けられます
@ 生理的口臭(人間誰しももっているもの)
朝起きたときや、空腹、疲労、緊張時に感じる口臭で、唾液の分泌が減少し、口の中が汚れてしまうために口臭が強くなりますが、これは一時的なものです。
A 病的口臭
病的口臭の80〜90%は、口の中に原因がある場合で、それ以外は全身に原因がある場合です。
A 口腔内に原因がある場合、ほとんどが歯周病で、その他には虫歯、口内炎、口腔癌などがあります。
特に歯周炎による口臭は、狭い場所では1〜2メーター離れていても周りの人に不快感を与えることがあります。これは常に歯肉から出血、排膿があるためで、歯肉や骨が破壊されています。このために歯石の量が多くなり、悪循環になって行きます。
B 全身に原因があるばあいは、呼吸器、消化器、腎臓、耳鼻咽喉、肝臓、糖尿病などの疾患がかんがえられます。
B 心因性口臭
これは実際には他人が感じていないにもかかわらず、自分で強い口臭があると思い込んでしまい、いつも頭からはなれず、情緒不安定になっている状態です。この様な場合は客観的に診断できる専門医や二次医療機関等で測定してもらうのが良いでしょう。 
     こんな時は要注意
1 自分で口臭があると思う
2 家族や他人に口臭を試適された
3 タバコをよく吸う
4 食後すぐに歯を磨かない
5 治療してない虫歯がある
6 歯石がある
7 舌が白っぽい
8 口の中がねばねばする
9 歯茎から膿が出る
10食べた物がよくはさまる