2 歯石とは
 
歯の表面や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などを良く見ると、白い滓のよな物が付いているのを見たことがありませんか、それが「歯垢」という物で、これが細菌と唾液の中のカルシュウム分等と一緒になって固まった物で、こうなるとブラシなどでは簡単に取れません。
ブラシでなかなか取れない下顎の裏側に白く、時には茶色くこびり付いています、又歯と歯ぐきの間に深くもぐりこんでいる黒い歯石もあります。
この様に、ばい菌の塊である「歯石」が毒素を出し、歯茎の炎症をひおこし、歯を支えている骨にまで影響を及ぼし、骨を吸収させ、歯がぐらぐらになり抜けてしまうのです。
歯石はハミガキでは取れません、歯科医にとってもらうことです。
よく付く人は半年に一度、健康な人でも一年に一度は検診をして、歯石の有無をチェックし、むしば・歯周炎
のひどくなる前に治療をした方が良いでしょう。
歯石の除去前後
治療後は少し歯の長さが長くなったように見えますが、これは歯石の為に歯肉が痛めつけられ、退縮してしまったからです。
放置しておけばこれが段々にひどくなり、ついには抜けてしまうことになるのです