かくして、星矢たちは地上へ、光に満ちた世界へと戻ってきた。


瞬の怪我は、氷河の献身的な(というより、執念の)看病であっというまに完治し、瞬はすぐに日常の生活に戻ることができた。

あれ以来、氷河は片時も瞬の側を離れようとせず、瞬もまた、いつハーデスが出てきても氷河の側にいさえすれば安心とばかりに、彼に引っついている。




氷河の愛(と嫉妬)の力によって守られた地上の平和は永く保たれることになった。
アテナと黄金聖闘士たちの行方は杳として知れない。





Fin.






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