愛の往復書簡

〜氷の国からあったかい国へ 1〜









たれたれ氷河さん、たれたれ瞬ちゃん、こんにちは。
相変わらず仲良しさんしてますか?

僕と僕の氷河も仲良ししてます。
あんまり仲良ししすぎて、僕の氷河は最近ベッドから起きあがれなくなりました。
仲良しすると疲れるんだって。
僕はとっても元気なのに。


でも、氷河と仲良しするのがこんなに素敵なことだったなんて、僕、知りませんでした。
最初は、何が何だかわからなかったんだけどね。
でも、僕はオトナになったの。
オトナの味もわかるようになったの。
オトナの味は、たれたれ瞬ちゃんのケーキみたいに甘いです。
僕の氷河は『ほろ苦いぞ』なんて言ってるけど、氷河のオトナの味と僕のオトナの味は違うのかなぁ。


僕は、今は、夜は合体して、昼間は合体を解いて過ごしています。
氷河は、最初は合体した僕を見るたびに、涙を流して喜んでいましたが、最近は僕たちが小人になるとほっと安心してるみたい。
小人の僕たちを見慣れているせいかもしれません。

ところで、僕の氷河は最近とても痩せてしまいました。
「これは幸せ痩せだから、平気だ」
って、氷河は言うんだけど、僕は心配でたまりません。
だから、氷河に栄養をつけてもらうために、ケーキを作ってあげようとしたんだけど、たれたれ瞬ちゃんと一緒に作った時はすごくうまくできたのに、僕がひとりで作ると零下40度のバナナより硬くなっちゃうの。
そのうち、ケーキ作りの特訓をしてもらいに行ってもいいでしょうか。

だって僕は、僕の氷河をもっともっとうーんと幸せにしてあげたいの。
氷河を幸せにするためになら、僕は何でもします。
せずにいられないんです。
これが愛っていうものかしら(照れ照れv)


あ、僕、そろそろ氷河の部屋に行かなくちゃ。
それじゃあ、また、お便りします。


すべては、たれたれ氷河さんとたれたれ瞬ちゃんのおかげです。
本当に本当にありがとうございました!!



たれたれ氷河さんとたれたれ瞬ちゃんへ



お二人に心から感謝している氷の国の瞬より