待てど暮らせど、氷の国の氷河の唇が合体瞬のそれに重なる時は訪れません。


「おい、どーしたんだ?」
いくら何でも様子が変だと思って、たれたれ氷河さんが、氷の国の氷河の肩に手を置いた途端。


ばったーん★ !!!!


氷の国の氷河は、白目をむいて、その場に卒倒してしまったのでした。


「………………」
↑ たれたれ氷河さんの絶句

「………………」
↑ たれたれ瞬ちゃんの絶句



「あ、少し横になってたら、気分よくなっちゃったv」× 15
↑ 元気になって合体を解いた小人たち。




たれたれ氷河さんとたれたれ瞬ちゃんには、もう言葉もありません。

不甲斐ない氷の国の氷河を怒鳴りつける気力も失せた二人の代わりに、氷の国の野原の青い空のどこかで、ヒバリが綺麗な歌声を響かせていました。