小人さんサイン会は、 『みんなー、ようこそ有明へ!』 という、氷の国の氷河らしからぬ陽気な挨拶から始まりました。 もちろん、脚本・演出は9号です。 巨大イベント会場に、どよどよどよ〜と歓声が響く中、前人未到・空前絶後の小人さんサイン会は開始されたのでした。 『みんなー、小人さんたちのサイン入り『氷の国の宇宙人襲撃裁判顛末記』が欲しいかー!』 氷の国の氷河の問いかけに、「おおおおお〜 !! 」と大歓声が湧き起こります。 『氷の国に行きたいかー!』 と問えば、「行きたーい !! 」と津波のような返事。 『氷の国に行って、氷瞬城に入り、小人たちお手製のパンケーキを食べ、小人たちのサイン本をもらえるのは、ここに集まった数百万人の中の15人だけだー!』 と叫べば、「その中に残るぞー !! 」というどよめき。 『では、第1問! 小人たちの大好きなたれたれ瞬ちゃんのケーキ。エベレスト大のふわふわマフィン冒険中、頭をぶつけて泣いたのは3号と11号である。イエスかノーか! イエスの人は西館、ノーの人は東館へ、大移動だ! ファイヤー !! 』 「ええええええっっ !? 」 小人さんサイン会は、第1問目から超難問。 この後の選抜の厳しさを窺わせます。 あまりの難しさに、さすがの小人さんフリークたちは、広いイベント会場で右往左往。 いよいよ、真夏の小人さんサイン会の火蓋は切って落とされました。 真夏の大々々企画、果たして、9号ちゃんは何億円儲けるのでしょうかー !? |