何はともあれ、そういうわけで。

お店のご主人は、お店の信用を失わずに済み、上得意をゲット。
新米料理人のおにーさんは、職を失わずに済んで、しかも、100万円の臨時収入をゲット。
氷の国の小人たちは、氷の国の氷河にお餅とおせちを(タダで)食べさせてあげることができて、大満足。
氷の国の氷河は、小人たちが幸せなら、それで彼自身も幸せです。

そして、西暦2004年の名奉行ことアテナ沙織お嬢は、小人さん超レアアイテムをゲットできた上に、小人たちに優しい言葉をかけてもらって、大感激、大感涙でした。


誰かが誰かに優しくすることで、誰かが傷付くなんてことはあっちゃいけないですよね。
甲斐性なしの氷の国の氷河を思う小人たちのおねだりから始まった事件は、危うく、みんなを不幸にしてしまうところでしたが、アテナ沙織お嬢の小人たちへの愛(とフリーク魂)が、それを丸く収めた形になりました。


愛が、2004年に突入したばかりの地球を救ったのです。
そして、誰かの優しい気持ちは、今年もきっと、誰かを幸せにしてくれるはずです。


2004年、明けましておめでとう!
今年もいい年でありますように。






A Happy New Year !