小人さん商店街は順調に売上を伸ばしていました。 小人たちは毎日の売上にほくほくで、ほっぺも落ちそうな勢いです。 そんな小人たちの許に、ある日、大きなお菓子会社の営業部長さんだというおじさんが、営業企画課長さんだという部下を一人連れてやってきました。 お菓子会社のおじさんたちは、小人たちの姿をかたどったチョコレート発売の企画を携えて、あったかい国から氷瞬城までやってきたのでした。 おじさんたちのお菓子会社では、そのチョコレートに、365種類の小人さんぱんつのおまけを付けて売り出す『365日のぱんつチョコ』販売計画を立てていたのです。 |