お昼寝前の小人たちの遊びは、氷河登りと決まっています。 ベッドの上で氷の国の氷河にあぐらをかかせて、頭に乗ったり、胸でロッククライミングをしたり、腕を滑り台にしたり、足の間をくぐったりして、わいわいわいわい氷河とのスキンシップを楽しむのです。 小人たちは無邪気な子供。 けれど、小人たちは、氷の国の氷河の愛する瞬でもあります。 そう意識すると、これはとても刺激的なゲーム。 氷の国の氷河は、このゲームに、すっかり冷静でもいられないのでした。

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