潮風も心地良い大海原を、小人たちを乗せたカメさんは、すいすいちゃぷちゃぷ進んでいきます。

ふと思いついて、銭形氷河は、そんなカメさんに尋ねてみました。
「あー、ところで、カメさんはどこに向かってるんだい?」

「カメカメ〜(訳:わかりません〜。実は、私は方向音痴なカメなもんでー)」

「は?」
「は?」
「え?」
「えええええ〜っっ !? 」× 15


いったい、カメさんはどこに向かっているのでしょう。
小人たちは、無事にお団子のあるところに帰ることができるのでしょうか。
そして、阿蘭陀国のジークフリート王子は、やっぱりカシオス姫と結婚することになってしまうのでしょうか。

方向音痴のカメさんの甲羅に、小人たちと銭形氷河と医学者ミロと物理学者カミュ(以下略)の運命が委ねられています。


結局、何もかも元に戻っただけで、続く〜







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