15900カウント記念小説


15900カウントをGETしてくださったのは、森本ルキオさん。


お題は、

『 ガチンコの喧嘩をする氷河と瞬 
ただし、理由は一輝以外 』



とのことでした。



森本さん、リクエストどうもありがとうございましたーvv


……と、お題へのお礼の言葉だけは勢いがいいのですが。

あー、以下、延々と言い訳とお詫びが続きますので、お読みになりたくない方は、ここ、ぶっ飛ばしてしまってください〜;;

えーと。では、まず、お詫び、いきます。

ん〜、非常に言いにくいことなのですが、瞬ちゃんのお誕生日話だというのに、この話はエロギャグです(すすすすすすすすすみません〜;;)。

せっかく、瞬ちゃんのお誕生日更新なんだから、清らかで可愛らしくほのぼのした話を! と、思ったのです、ちゃんと、私、最初は。
なーのーにー;;
いったい、どこで何を間違ったんだろう……(最初から最後まで間違いだらけである)。


以下、制作過程を振り返ってみましょう。

まず、お題は『氷河と瞬ちゃんに真剣な喧嘩をさせる』です。
ここから、既に、私はツマヅいてしまいました。

いやー、そもそもウチの二人でまともな喧嘩が成り立つかという問題になるのですが。
成り立たないのですね、これが。
どーしたって、氷河の方が弱い立場にいるので、とえ喧嘩になっても、一方的な喧嘩にしかならなくて。
瞬ちゃん攻撃、氷河は防御。
これを、どーしてもどーしても崩せなかったのです;;
ふにゃにゃにゃにゃ〜;;

次に喧嘩の原因。
真剣な喧嘩をさせるとなったら、その原因は、

(1)ものすごく深刻なこと。
たとえば、愛とか命とか闘いとか、そういったものに関しての見解の相違。
(2)ものすごくくだらないこと。
たとえば、瞬ちゃんか氷河が、たこ焼きの最後の1個を食べちゃった、等。

このいずれかで書くしかないでしょう。
つーか、このどちらかがパターンだと思うのです。
で、パターンを裏切るためには、
(3)ものすごく普通のこと。

で、話を作らなければならない。
んでも、ものすごくフツーのことって、いったい何やねん?
──といった有り様で〜。

はぁ……。
こりゃまた、まいりましたのです。

そもそも、私、ここ十数年、喧嘩らしい喧嘩をしていない……ような気がするのです。
本気の喧嘩……中学3年の時、母親と喧嘩したのが最後かしら……。
記憶に残っているほどの喧嘩というと、それくらいです。
それ以前は、結構くだらないことで本気になって、色々やっていたような気もするのですが……。

何となく、喧嘩に至る前に、危険信号を察知しちゃって、「あ、これは言っちゃいけない言葉だ」とか、「ここで言い返したら、まじで喧嘩になる」とか思うと、その勇気が出てこないのです……。
(勇気です! 喧嘩をするには勇気がいるのです!)

特に肉親以外の人が相手だった場合。
へたに真剣な喧嘩をしたら、関係が修復不可能な事態になるかもしれない。
そう思うと、よっぽど強い信頼関係があるか、もう、この人とはどーなってもいいやって気になっているかしないと、本気の喧嘩なんてできませんよ〜。

私が、面白い(と言うのも何ですが)喧嘩のネタが思いつかなかったのは、喧嘩をしたことがないからなのかもしれません。
なんか、これって寂しいことのような気もします。

んでも、『危険信号察知』とか言いながら、私自身は、あちこちで結構言いたいこと言いまくっているような気もするのです。
なのに、喧嘩らしい喧嘩に至らないということは、私の周囲の人が我慢してくれているからなのか、大人だからなのか。

んでも、喧嘩のできる相手がいるのなら、しといた方がいいのかもしれませんね。
喧嘩をしないために、言いたいことやしたいことを我慢してしまうと、
『私は、あの人のために我慢した or 傷付いた』
みたいな被害者意識を養うことになっちゃうかもしれないですし。

喧嘩って、フツーは、双方にそれなりに言い分(一理)があるから成立するものじゃないですか。
どっちかが完全に間違っているのなら、それは間違ってる方が謝るしかないわけですし。
で、その一理をぶつけ合うのが喧嘩。
ぶつけ合えばこそ、生まれる理解というのもあるわけで。

どうせするなら、いい喧嘩をしたいものですね〜。
こんな、エロギャグに紛らわせちゃうような喧嘩じゃなく(空しい笑い)。

喧嘩……喧嘩かぁ……。
最後が決裂じゃなく、理解で終わるのなら、してみたいです、私。


うーん。
なんか、とりとめのない前振りになってしまいました;;



ちなみに、今回の話には、やたらと『処女(おとめ)』という言葉が出てまいりますが、これは、つい先頃発売になった『聖闘士星矢大全』で、瞬ちゃんを『乙女心を持つ少年』と表現してくれたしゅーえーしゃさんへの感謝と皮肉とおちょくりを込めた表現ですので、あしからず。

更に、この話の10ページ目に、車田先生が以前お使いになった超大胆技法のパクリがあります。
そのまま読み進んでいっても全く問題はありませんが、とりあえず、手抜きと思われるのも癪なので、何を表現しているのかをお知りになりたい方は、画面上で、マウスをクリックしたままスライドさせてみてください。


とまあ、そういう訳で(?)、森本さん、本当に申し訳ございません;;
ウチの二人で、ガチンコの喧嘩は無理でした。
なにしろ、結果(=氷河の負け)がわかりきっているのです〜;;

皆さんはいい喧嘩してらっしゃいますか〜??  





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