32500カウント記念小説 32500カウントをGETしてくださったのは、みしぇさん。 お題は、 『 遺跡つきの砂漠が舞台 』 & 『 パルミラのような遺跡が出てくると嬉しいです。 えっちはあってもなくてもOK。 ヘビ・サソリの出演もOKです 』 とのことでした。 |
さて。 『砂漠』ときたら、人はまず最初に、何をイメージするものでしょうか? 私は、童謡『月の砂漠』でした。 月の砂漠をはるばると旅のラクダが行きました。 さきの鞍には王子さま、あとの鞍にはお姫様。 いいですね〜。ロマンチックですv 全ての音が砂に吸い込まれてしまったみたいな、音のない世界。 生活臭のない、生と死の別だけのある、厳しいが故に清潔でもある世界。 そして、『遺跡』! これはもう、砂漠を旅をしている氷河と瞬ちゃんが、今は生きているものとてない古代の遺跡の横で、休憩をとりがてら、白いお月様の光だけを頼りに、世のしがらみの全てを打ち捨てて、えっちの炎を燃やす話しかあるまいー!! とりあえず、そこにサソリは邪魔だー!! と、私は思いましたのです(とてもフツーです)。 『よしよし、その線で行こう。てことは、メインはえっちね〜v』 と、私は浮かれていましたのです(すごくフツーです)。 で、私は、いつもの通り、資料 兼 前振り画面に貼り付けるパルミラの画像探しの旅に出たのです。 そして、そして、そしてですね。 何だか、変なページを見つけてしまったのです。 おかけで、120度くらい方向転換する羽目になってしまいました;; さて、パルミラと言えば、言わずと知れた、女帝ゼノビアの国。 この女帝、アタマはいいし、統率力はあるし、政治力はあるし、なにせ、女の身で大国ローマに逆らった女丈夫、度胸もある。 大変、私好みの女性ではあります。 しかーし。 私は未だかつて、彼女が美貌だったという記述をどの本でも読んだことがなかったのです。 美形か否か。 これは、私がその時代・そのキャラで氷瞬話を書けるか否かの、最重要ポイントです。 美形でないなら、氷河にも瞬ちゃんにも関わってほしくありません。 なので、私は、今回の話にゼノビアのゼの字も出すつもりはなかったのです。 ところが、パルミラのいいお写真を探していてみつけたこのページ。 『女王ゼノビアは、かのクレオパトラよりも美しい』上に、『ローマ皇帝アウレリウスが、彼女への恋に狂った』という記述。 あー……。 多分、これは嘘です。 ゼノビアは、聡明で果敢ではあっても、そんな美女ではなかったと思う。 そんな美人だったら、私がこれまで読んだ幾冊もの書籍に、その美貌について言及されてないはずがないもの。 彼女自身が、自分をクレオパトラの流れを組むと言っていましたから、そこいらへんの曲解があるのだと思います。 でも、嘘には嘘なりの真実がありましょう。 大国ローマに、か弱い女の身で反逆し、一時は勝利し、そして敗れていった砂漠の女王。 人は、そういう壮烈な生き方をした女性に、美しくあってほしいのです! それが、万人の願いなのです! 世に美女と言われている方々の多くは、実際のとこ美人じゃなかった。 クレオパトラは、十人並みの容貌だったけど、その知性と会話術・処世術で、男共を虜にした。 楊貴妃は、腋臭のデブだったけど、後宮仕込みの××テクで玄宗を虜にした。 ジャンヌ・ダルクが美少女だったと思いますか? ドン・レミ村の田舎娘が? (実在の人物じゃありませんが)スカーレット・オハラだって、美人だなんてどこにも書かれてない。つーか、美人じゃないとはっきり書かれている。 でも、美人のイメージありますよね。 つまりそういうことなのです! 魅力的な人間は、外見も美しく見えてくるのです! よし、納得! では、そういうわけで、女帝ゼノビアは超美人という前提のもと、話を進めさせていただきますー! とかとか偉そうに書いておいて、何なのですが……。 ……今回は〜、途中で方向転換を図ったため、なんだか訳のわからない話になってしまいました。 でも、これは、わからないまま、終わってください。 前世でも、憑依でも、時を越えた共鳴・共感、何でもいいです。 もう、あなたの好きにしてv(これも、黄金パターン・名セリフかしら?) みしぇさん、消化不良な話ですみません〜;; でも、実は、これは、ちょっと長編(中編かな)で書いてみたいようなネタ。 う〜;; あれも書きたい、これも書きたいで、私は私のコピーロボットが5体くらい欲しい! 欲しいです、まじで! ちなみに、作中出てくるシャンソンは、もちろん『愛の讃歌』です。 著作権に触れないように、勝手に歌詞を捏造しました〜。 & パルミラ遺跡は検索するといくらでも綺麗な画像が出てきます。 こことかも綺麗。 行ってみたいですねぇ、ほんと。 みしぇさんから、雰囲気ありありの瞬ちゃんイラストをいただきましたー♪♪ 本物のパルミラの遺跡をバックに立つ瞬ちゃんですv いや〜、こういうイラストいただけるのって、本当に嬉しいです! なにしろ私は風景描写へたくそだし(大抵、『毎度お馴染み城戸邸ラウンジ』で済ませてるから;;)(ははは)(笑い事じゃないっ)、アニメにもマンガにも出てこなかった場所が舞台の話だと、イメージを伝え切れなくて、ほにゃららら〜なことになるのですね。 その有難い風景に、瞬ちゃんの姿が入ってきますと、『風景』が『情景』になる感じ。 ムードあります、素敵ですv みしぇさん、お忙しい中、本当にどうもありがとうございましたー!! というわけでっv 6ページめに Let’s go! です! |