89000カウント記念小説


89000カウントをGETしてくださったのは、balbatosさん。


お題は、


(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)
(13)
(14)
(15)

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から連想されるもの。


balbatosさん、すんごい凝ったお題をどうもありがとうございますー!

なんか、お題の資料を探すだけでも、相当のお手間を取らせてしまったのではないでしょうか。
本当にありがとうございます!


で。
告白しますと、(1)〜(7)まで、私には何が何やらぜーんぜんわからなくて、お題をいただいた時には、冷や汗かきまくりでした;;
(8)(9)に見覚えがあって(以前、陥落寸前のコンスタンティノープルから逃げ出すイタリア人美少年な瞬ちゃん話を書いた時の資料で見たことがあった)、(13)はもう有名人ですし、(14)(15)はその裏打ち。

というわけで、私が最初にこのお題をお知らせいただいた時、知ってたのは、(8)(9)(13)(14)(15)だけだったんです;;
んでもまあ、(13)さえわかれば! 

で、(13)をヒントに、私は、ぜーんぜんわからない他の10枚の画像確認の旅に出たわけです。
その結果 ↓


(1)最後まで、どこなのかわからなかったです;;
(2)ルーマニアの国民の館ことチャウシェスク宮殿
(3)ブカレストの凱旋門
(4)おばちゃん
(5)ルーマニア料理。ママリガとサウマーレ
(6)んー? (7)を違う方向から見た……のかな?(……と思っていましたら、ヴラドの居城・トゥルゴヴィシュテ城とお知らせいただきました;;)(33000リク話で書いてたのに、トゥルゴヴィシュテ;;)
(7)ヴラド(13)が戦いの拠点として使ったブラン城
(8)ブコビナのフモール修道院の壁画。『コンスタンティノープルの包囲戦』
(9)(8)に同じ
(10)中世(トルコと争ってた頃の?)の武器
(11)同上。甲冑
(12)ドラキュラホテルの一室
(13)ワラキア公 ヴラド・ツェペシの肖像
(14)オスマントルコの使者とヴラドの謁見の絵
(15)ヴラドが串刺し公と呼ばれた所以の絵


ワラキア公ヴラド・ツェペシは、ドラキュラ伯爵のモデルになった方で、詳しくはこちらをご覧ください。
時代的には、私が以前書いた33000リクエスト話とおんなじ頃の人。
というか、33000リク話は、まさに、ヴラドの時代をそのまま流用して書いた話だったりするのです。


それはともかく要するに、今回のお題は『吸血鬼もの』!
(と、私は解釈しました)

が。
今回も私は、『それで、できた話がこれかい!』なものを書いてしまったような……。
つーか、私、ヴラドの時代で書きたい話が以前からありまして。

ヴラド・ツェペシを一輝兄さん
ヴラドの弟のラドゥ美男公を瞬ちゃん
メフメット2世はちょっと資料が残りすぎてて動かしにくいので、トルコのイエニチェリ(近衛歩兵軍団)の兵士あたりで氷河
──な話。

いつか、それを書くために、ここは別ネタで! イカせていただきました。
よろしくご了承くださいませ〜。
(ラドゥ=瞬ちゃん話は、吸血鬼話ではないので、今回は使えないのです;;)


ところで、唐突ですが、ここで、きゃわからのお薦め図書。
塩野七生さんの『コンスタンティノープルの陥落』と
篠田真由美さんの『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像
この2冊を読めば、この時代はほぼわかります。
どちらも、ほもテイスト満載&賢い美少年ご出演で、面白いですよ〜♪
(篠田さんのお書きになったラドゥは、やな奴ですけど)
(ほもテイスト好きな方々は既にお読みかとも思いますが)


しかし、今回の話とはまーったく関係のない脇道に逸れまくった前振りやな;;

これだけ15世紀話題を振っておきながら、今回の話の時代は、なんと!
『現代』! なのでございます……。

すすすすすすすすすみません〜;;


あ、それから、私の吸血鬼関連の知識は、主に、種村季弘さんの『吸血鬼幻想』から来ています。
こちらのサイトさんが、結構似た趣旨……かな(『吸血鬼幻想』の内容説明もありますし)

フランシス・コッポラ監督の『ドラキュラ』は、どなたさまもおっしゃいますが、ほんと衣装が良かった。
シルクのグレイのタイをした黒づくめ氷河なんて、うーっとりしますね♪
ドラキュラ役の方のおでこだけは、最後まで受け入れられんかったですが……。


なお、作中(この前振りページでもそうですが)、私は、ヴラドの名前を、ヴラド・ツェペシュではなく、ヴラド・ツェペシで統一していることをお断りしておきます。
最初にヴラドを知ったのがこの名前でだったので、なーんか変えられないのでした;;





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