133000カウント記念小説


133000カウントをGETしてくださったのは、みしぇさん。


お題は、


『発育不良に悩む瞬』



『エロシーン必須、黒い畑用だったりしたら、みしぇさんは小躍りしてみせます』


とのことでした。



ふへへへへへへへ〜♪
みしぇさん、2003年最後のキリ番踏み&新年早々のおめでたい(?)リクエスト、どうもありがとうございます〜vv

エロシーン必須、黒い畑用だったらモアベターということで、話自体は、黒い畑の方にUPさせていただいております。
形式的に、こちらでは前振り文だけです。よろしくご了承くださいませ。


というわけで、発育不良です、発育不良。

『発育不良』と言われて、皆様は何を最初に思い浮かべますでしょうか。
私は、○◇△を思い浮かべました。
(↑ 落ちもなく、ネタでもギャグでもなく、あれです、あれ)(正直者ですみません;)

次に、体毛。
こちらは、なにしろアニメの瞬ちゃんの髪の毛は緑色ですから、皆様、各種ご意見・自分内設定があるようですね。

次に、身長(でも、これは何となく、星矢ちゃんの方が気にしてそうな気がする)。
その次に、腕(瞬ちゃん、いろんな人に、散々、細腕を馬鹿にされてますからね)。

まあ、いずれにしましても、現実的に考えて、瞬ちゃんも二次性徴期にある男の子なわけで、デリケートな悩みを抱えていておかしくないお年頃なわけです。
もっとも、チューリップ畑では、普段は、そんなこと気にもせずにイタしまくってたりするのですが;

そんな思春期の悩みとは遠いところで暮らしている瞬ばかり書いてきた私は、ですから、これを機に色々勉強しようと思いまして、例によって例のごとく、検索の旅に出たわけです。


で、そのお勉強中にぶつかった印象深い事柄。

◆ その1
某学年の性教育指導要領の重要項目。
『外性器の成長は個人差が大きいことを、きちんと説明する』

──笑ってしまいましたが、これ、大事なことなんでしょうね〜。
思春期に、こんなことで、コンプレックスを抱いてしまったら、その子は、ずっと自分に自信を持てないまま一生を過ごすことになるかもしれません。


◆ その2
同じく、性教育指導要領の重要項目。
『夢○は病気でないことを教える』

──病気とまではいかなくても、おもらしと勘違いする生徒がいるそうです。


◆ その3
これは、学習指導要領とは関係ない過去例ですが、その手のことがわかっていない生徒で、体毛を切ったり抜こうとしたり、勃起する男性器をハサミでチョン切ろうとした子がいたらしい。


……うーん。
考えてみればですね、我が国で、児童生徒への性教育が義務づけられたのって、つい最近のことですよ。
つーか、星矢連載当時、初等教育の科目の中に性教育はなかった。
当時、性的に無知な瞬をメインにした学園シリーズものを書いていた私は、性教育が小学校のカリキュラムの中に組み込まれるというニュースを見て、本の後書きに、『この話に出てくる瞬みたいな子は、もう存在しなくなるんですね』みたいなことを書いた記憶がありますから。

星矢キャラは、なにしろ義務教育も受けていないのではないかという噂さえある青少年たちですから、そこいらへんは割りと自由に設定できて、色々な話を書けますけど、ごく普通の学園物では、性的に無知なキャラクターは登場させられないわけです。
二次創作で、原作が学園ものだったりすると、この『性的無知』という黄金パターンが使えない!

性教育の義務教育組み入れは、知らないことによる悲劇の減少には役立ったんでしょうが、創作(一次・二次を問わず)における学園もののバリエーションを狭めてしまったような気がしますね。
昔は、『学園トップの秀才が、子供のできる仕組みを知らない話』があり得たもんなぁ……。

ああ、昭和は遠くなりにけり……(って、最近、こればっか;)
(しかも、書いた話は、この前振りに関係あるような無いような)


あ、それから、今回の話をお読みいただく際の注意点をひとつ。
今回の話は、『瞬ちゃんは美形キャラなので、トイレにいかない』ことを大前提にして書いています。
よろしくお願いいたします。


では、大変お手数ですが、黒い畑の方にまわってやってくださいませ。





133000カウント記念小説 入り口は黒い畑です










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