205500カウント記念小説


205500カウントをGETしてくださったのは、しゅなーるさん。


お題は、

『何者かにむにゃむにゃされ、それをネタに脅されて窮地に立たされている瞬ちゃんを 氷河は救えるか?』

『黒い畑寄りなテーマとも思いますが、もちろんどちらでも構いません』
とのことでした。


しゅなーるさん、実に何とも素晴らしいお題をどうもありがとうございます!
最初に このお題の書かれた しゅなーるさんからのメールを拝読した時、私は本当に声をあげて、
「私がこれを書くのお〜っ!? すごいー!」
と、雄叫んだのでございました……。

はい。
そういうわけで、いただきました今回のお題、私が感動の雄叫びをあげるのも当然なくらい、やおい的には第一級の黄金パターンだと思います。というより むしろ、官能小説の黄金パターンと言ってもいいと思う(私の勝手なイメージ・推測にすぎませんが、でも多分)。

が、チューリップ畑にこの手の話がないのもまた厳然たる事実。
理由は実に簡単明瞭。私が書けないから、です。
基本的に、氷河は瞬ちゃんとだけ、瞬ちゃんは氷河とだけ、いちゃこらいちゃこらしていてほしいというのが、私の願いにして望みなわけなので、この現状も致し方ないこと。
とはいえ私は、その願いにして望みを自分でぶち壊すことがないわけではありませんから、私が書けないのは「『氷河が瞬ちゃんを好きで、瞬ちゃんが氷河を好き』でない話」ということになりましょう。

しゅなーるさんも そのあたりはご承知くださっていて、
「きゃわさんに このようなお題を出していいものかとも思いましたが、可能な限りで結構です」
とのお優しいお言葉をいただきました。
ので、お言葉に甘えまして、今回は私に可能な範囲で対応させていただきました。
(つまり、かなり卑怯な手で逃げました)(すみません;)

でもでも、言い訳を言わせていただきますと、いただいたお題の『むにゃむにゃ』が『むにゃむにゃ』という曖昧なご指定でしたので、最初は私はこの『むにゃむにゃ』を別のことにしてしまおうかとか、そんなふうなもっと卑怯な逃げ方も考えたのです。
たとえば、
「何者かに、激辛スナックを食べることを強要され、それができずに大泣きしてしまったことを、聖闘士にあるまじき行為と脅されて窮地に立たされている瞬ちゃんを氷河は救えるか?」とか、
「何者かに、『モリー・フルート著『鏡の国のアリス』(富士見ロマン文庫)をルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』と間違えて購入してしまったことをネタに脅されて窮地に立たされている瞬ちゃんを氷河は救えるか?」とか。

(ちなみに、『鏡の国のアリス』の件は、若かりし頃の私が犯したミスです; 間違えようのない表紙だったのに、本気で! 純粋に! 素で! 間違えたんですよね〜。あの時の自分がまじで理解できません;)

で、上述の例に比べれば、今回の話は まだまだ前向きな逃げ方なのではないかと思う次第なのですが、いかがなものでしょう?(“前向きな逃げ”などというものが この世に存在するのかどうかは別として)。

というか、私が書けないのは、あくまでも、「『氷河が瞬ちゃんを好きで、瞬ちゃんが氷河を好き』でない話」なのであって、瞬ちゃんが氷河以外の誰かにむにゃむにゃされる話は私にも書ける話。実際、過去には何度も書いています。
ただ、今回に限っては、それをしないで お題をクリアするという課題を自らに課してみたのです。
(ご期待を裏切る部分がないのも 期待外れかな〜? と思いまして)(我ながら無茶苦茶 言ってますが;)


しゅなーるさん、そんなわけで、今回はこれ以上ないほど卑怯な手で逃げてしまった私ですが、これに呆れず、機会がありましたら、またぜひリクエストしてやってくださいませ。
このたびは、リクエスト本当にありがとうございました!


なお、今回の話は黒いチューリップ畑の方にUPさせていただきました。
お手数をおかけして大変申し訳ありませんが、本文 及び パターン解説につきましては、黒い畑の方におまわりくださいませ。
よろしくお願いいたします。





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