243500カウント記念小説


243500カウントをGETしてくださったのは、F6さん。


お題は、

『アテナの命令でサバイバル訓練(一輝強制参加)』


F6さん、リクエスト、どうもありがとうございますー!

さてさて、実はこちらのリクエストをいただいのは11月の末。
その時点で12月16日まで(つまり先週分までですね)にUPする話は既に決まっておりました。
その次は時季的にクリスマスネタを書くのがいいだろうと思ってましたし、更に次の週は年末年始ネタが妥当な時季。
でも、そんなことをしていたら、キリリクUPが来年にずれ込んでしまうわけで、それはさすがにちょっとマズいような気がする。
そこで私は、「クリスマスとキリリクのお題を一緒にしてしまおう!」と、無謀なことを考えたわけです。
↑ これは、無謀でありながら、ありがちな問題解決方法でもあるので、今回の話はすなわち、『ありがちな無謀』であると言えましょう。

が。ありがちであるにしてもです。
クリスマスとサバイバル――というのは、ものすごい組み合わせです。
クリスマスとザンジバルの方がまだましかも――と思えるくらいにすごいです。
それでも、それをやってしまうのが、この私。やると決めたからにはやるのです。

我ながら無茶苦茶なことをしてるなー と思ったことは思ったのですが、同時に、キリリクのお題と切り離して普通にクリスマスネタを考えていたら、おそらく私はごくありきたりなネタしか思いつかなかったでしょう――というか、そもそもクリスマスネタ自体を思いつけたかどうかもあやしいところ。
『サイト開設後』と限ってみても、今年は既にチューリップ畑が迎える7回目のクリスマスですし、「クリスマスといえばケーキを食べる日」レベルの認識しかない私に、そうそう毎年画期的なクリスマスネタを思いつけるはずもありません。
なので、私にクリスマスネタをご提供くださったF6さんには多大なる感謝を奉げる次第。
本当にありがとうございました!

ところで、問題のクリスマスケーキ。
私が子供だった頃、我が家のクリスマスケーキは毎年 雪印のアイスクリームケーキと決まっておりました。
私はなにしろど田舎育ち。マトモなケーキ屋さんなんて、車で1時間以上離れた○○市まで行かなければなかったのです。
でも、雪印さんは、わざわざ遠出をしなくても、注文さえしておけば、イブの朝に牛乳と一緒にケーキを届けてくれましたから。
で、食べ切れなかった分は、庭にケーキ保存用の小さなかまくらを作って、そこに翌日まで入れておいたりしたものです。
懐かしい……。

懐かしのあのケーキはまだ売られているのかしらと思って雪印さんのサイトに行ってみたのですが、残念ながらそれらしいページを見付けることはできませんでした。
あれはもうもう売られていないのでしょうか。
まだあるようなら、今年のケーキ(の1つ)は童心にかえって雪印のアスイクリームケーキにしようかとも思ったんですが……。

まあ、でも、あれは、北国の鉄壁の暖房設備が整った家の暖かい部屋の中で、夜に降る白い雪を眺めながら食べるからこそいいものだったのかもしれません。
懐かしくも優しい思い出は、思い出のままにしておくのがいいのかもしれない。
子供の頃すごくおいしいと思って食べていたものを、オトナになってから 懐かしさにかられて食べてみてがっかりするのって、すごく寂しい気持ちになるものですし。
無邪気に幸せだった頃のクリスマスの思い出を、そうなふうにしたくはないですね。


ところで、今回の話のタイトル、私は最初は『セックスと嘘とビデオテープ』をもじって『セックスと恋とクリスマスケーキ』にしようかと思っていたのです。
ファイルをUPする直前まで迷い続けていました。
でも、文中はまだしも、話のタイトルに堂々とセックスの文字がある状態にどうしても耐えられず……。妙なところで小心な自分を発見した私です。


なにはともあれ、ちょっとイブには早いですが、皆様のクリスマスが楽しいものでありますように。
ちなみに、私にとってのクリスマスとは『クリスマスケーキを食べる日』なので、もちろん私はその通りに過ごしますv





243500カウント記念小説 入り口










MENUへ記念MENUへ8番目の花壇MENUへ