504000カウント記念小説


504000カウントをGETしてくださったのは、いちごさん。


お題は、

『冥界三巨頭に懐かれる瞬、それに挑む(?)氷河』


「恋慕うというより、『命に代えても あなた(瞬)を守ります!』みたいな従順な感じのがいいです。
本編でハーデス瞬と三巨頭の絡みがほとんどなかったので、そんなお話が読んでみたいなと思いました」

――とのことでした。

いちごさん、リクエスト、どうもありがとうございました!

さて、そういうわけで、三巨頭です!
──と張り切ってみましたが、実は、わたくしめ、三巨頭の性格等が 全くと言っていいほど わかっていません。
少しでも氷河と瞬ちゃんに絡んだ三巨頭というのはミーノスだけで、その彼は三巨頭随一の美形さんだったと思うのに、あまりにエピソードが少ないまま、ご退場あそばしてしまいましたし。

キャラが掴めていないので、今回の話でもうまく書き分けができていないような気がして、心配でなりません。
なにしろ、アイアコスの一人称が『俺』だったか『私』だったかがわからなくて、慌てて調べたくらいなのです。
今回の話の三巨頭のイメージが、いちごさんや お読みくださる皆様が抱いているそれと かけ離れていましたら、申し訳ありません。
今回は、ほとんど『猛』『雄』『貴』の文字のイメージでキャラを捏造したところがなきにしもあらず。
私は少々──否、大いに、勉強が足りないようです。

ちなみに、冥闘士で最も私の印象に残っているのは、天英星バルロンのルネさん。そして、天間星アケローンのカロンさん。
三巨頭でなくルネさんやカロンなのは、もちろん、彼等が瞬ちゃんに絡むという栄誉に浴した方々だから。
これはもう、瞬ファンの悲しいさが
三巨頭、もう少し深く性格等を考察して、せめて私なりのイメージを固めてから話を書ければよかったのですけども。

欲を言えば、原作・アニメ本編で、漆黒の髪のハーデス瞬が彼等を顎でこき使うシーンを見てみたかったですね。
パンドラ様経由でなく、瞬ちゃんの姿をしたハーデス瞬が直接、「あれしろ、これしろ、キグナスを倒せ!」と、三巨頭に命令する展開。
もちろん、ハーデス瞬は、ジュデッカのあの椅子にゆったりと腰掛けて、三巨頭と氷河のバトルを高みの見物などしているのです。
そうしたら、私は どんなに切なく萌えられることか。
想像しただけで うっとりします。
今回は、(アテナの聖闘士の)瞬に忠誠を誓う三巨頭を書かせていただきましたが、いずれハーデス瞬に忠誠を誓った三巨頭が あれこれする話も書いてみたいと思いました。

ちなみに、今回のお題をいただいた時、私は、
「相手は仮にも108人もいる冥闘士の頂点に立つ三巨頭。瞬ちゃんならともかく、氷河が彼等に勝つことなんてできるの〜!?」
と悩んだのですが、いただいたお題を よくよく確かめてみましたら、どこにも『3人を撃退する氷河』とは書いていない。
お題は、あくまでも『三巨頭に挑む氷河』。
「挑むだけなら、氷河にもできる!」と、心を安んじて話を書き始めたわたしです。


ええ。
挑むだけなら、氷河にもできるのです。
が、はたして、氷河は三巨頭に太刀打ちできるのか。
話を書き終えた今でも、ものすごーい不安を抱きつつ。
いちごさん、リクエスト、どうもありがとうございました!





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