自室に戻り、覚束ない手でパジャマに着替え、ベッドの中に潜り込む。
ひとりになれば落ち着くだろうと思っていた瞬の身体と心は、ベッドに横になると、ますます激しく騒ぎ始めた。

身体が熱い。
特に氷河に触れられていた場所が熱く、まるで熱を持っているようだった。

恐る恐るパジャマの下に手を伸ばして、そこに触れてみる。
氷河の指が執拗に触れていたそこは、何かどこかが、いつもと違っていた。
そんなところが痛んだことは、これまで一度もなかった。
だが、今は、パジャマの布に触れるたび、その部分が擦れて痛い。
瞬の乳嘴は、尖るほどに硬くなっていた。





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