記念のお花畑にて前振り文を書いていますので、こちらでは、パターンポイントと、前振りでは書けなかったネタばれ絡みのことだけ、書かせていただきます。 えーと、この話のタイトル、本当は、単純明快に『罪喰い』とか、横溝風に『氷瞬坂の罪喰いの村』とか、そんなふうにしたかったのですが(いや、『氷瞬坂』はさすがに冗談ですが;)、話の前半部分で、罪喰いの存在自体が謎(もどき)になっていて、タイトルに『罪喰い』を入れちゃうと、もろにネタばれになってしまうので、結局こんな間の抜けたタイトルにせざるを得ませんでした。 ネタばれせずに話の核心を突いたタイトルをつけるのって、ほんと難しい。 私はいつもタイトルで悩みます。 更に言うと、タイトルを『罪喰い』にできないと悟って(?)から、次に考えたタイトルが『失楽園』。 同タイトルのワタナベなんとかさんの不倫小説(なんですよね?)がなかったら、それでいってたと思うのに、まじでタイトル決めは難しいです; ま、それはともかく。 えーと、今回ネタにした『罪喰い』、なんかつい最近まで、それ系の映画が公開されていたようですね。 2月は星矢天界編月間だったので、私は観ていないんですが……(とゆーか、私は、映画館そのものに滅多に行かない;) 私が『罪喰い』なるモノの存在を知ったのは、昔読んだ とある小説。 なのですが。 実は、その小説がどなたの書いた何というタイトルの小説だったのかを、キリリク話を書き終えた今でも、私は思い出せずにいます。 ネットで検索してみましたら、赤江瀑さんが、タイトルもそのものずばり『罪喰い』という作品を書かれていらしたので、それに違いないと思って入手してみたんですが、私の記憶の中にあるものとは全然違う話でした; 私が読んだ罪喰い話の罪喰いさんは、いい年をしたおじさんで、他人の罪を食べるたびに疲労困憊、ほとんど死にかけていた──と思う(赤江さんのは、それに比べると軽い感じのミステリーでした)(あ、この『軽い』は、あくまでも相対的なものです)。 でも、それらしい本を見つけられないんですよね。まさか、夢の中で読んだ話だったわけでもないでしょうに、どうしても見つけられない。 もう一度、もう一度、読んでみたいです(ラストも憶えてないんです。もしかしたら、途中で読むのをやめたのだったかも。すごく気になります)。 ちなみに、せっかく買ったのに、大外れ──というか、勘違いだった赤江瀑さんの『罪喰い』からは、舞台になる村の名前をお借りしましたv |
もうもう、えっちシーンがパターンそのものです!(だから、黒い畑に持ってきました♪) 『パターンだ、パターンだ、パターンだ!』と指を指されて笑われるために書いたと言っても過言ではないくらいの黄金パターン! 瞬ちゃんの軽い拒否(←パターン1)に対して、 氷河の『俺が嫌いか』(←パターン2)。 瞬ちゃんの『(僕は)きたない』(←パターン3)に対して、 氷河の『(おまえは)綺麗だ」(←パターン4)。 こんなパターン中のパターンを、まさかキリリク作品で、ここまで伝統にのっとった形で実践できるとは思っておりませんでした。 みしぇさん、素晴らしいリクエスト、本当にありがとうございました! ちなみに、『僕はきたない』と愛する人に言われた時、『そんなことはない、おまえは綺麗だ』と言ってやるのは、オトコの──もとい、攻めキャラの義務と申せましょう。 たとえ、それがどんなに黄金パターンで、失笑を誘うセリフだったとしても、このセリフを言うのは、神が攻めキャラに与えたもうた至上義務。 言わない攻めキャラは最低です。 それは、やおいの伝統を無視する悪魔の所業。 攻めキャラとしての自覚に欠けていると言わざるを得ません。 攻めキャラは、勇気を持って言うべきなのです! 「そんなことはない。おまえは綺麗だよ」 さあ、皆さん、ご一緒に!(皆さん って誰;) |
ここで、「いや〜ん、氷河のは、どれくらい立派なの〜vv」と喜ぶのが、氷河ファン。 「『あれで粗末だったら、僕のなんて……』って、瞬ちゃん、落ち込んだりしないかしら……」と心配するのが瞬ファンです。 あなたはどっち !? ですか〜? |