■ 愛の試練バトン ■

(『Chelucy』のみしぇさんからいただきました)


◆ ルール : [ ]内に指定されたキャラを当てはめ、それでも愛せるか !? を問う。

◆ お題:『瞬ちゃん』

◆ 設問は、

(1) 箸がうまく使えない[瞬ちゃん]
(2) 蝶々結びがどんなに頑張っても縦結びになる[瞬ちゃん]
(3) スキップができない[瞬ちゃん]
(4) 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る[瞬ちゃん]
(5) 人見知りの[瞬ちゃん]
(6) 炭酸でむせる[瞬ちゃん]
(7) 毎日自動改札機にひっかかる[瞬ちゃん]
(8) 口癖が「ぶっちゃけ」の[瞬ちゃん]
(9) 猫を「ニャンコ」、犬を「ワンコ」と呼ぶ[瞬ちゃん]
(10) 回転ドアに入るタイミングがつかめない[瞬ちゃん]
(11) 何を思ったか自主制作に入る[瞬ちゃん]

――なのですが。

この設問に、私が『そういう瞬ちゃんを愛せるかどうか』を答えることは、ほぼ無意味。
なぜなら、それが人様を傷付けること、あるいは 他人に迷惑をかけることでないのなら、どんな瞬ちゃんでも私は愛することができる! と改めて考えるまでもなく、私は断言できてしまうからです。

なので、ここは拙宅の氷河と瞬にそれぞれ答えてもらうことにいたしました。


■[ ]に特定の人物が設定されていない場合の氷河side ■

● 箸がうまく使えない[誰か]
箸をうまく使えない奴は基本的に嫌いだ。箸に限らず、和食洋食に限らず、食事の仕方が見苦しい奴と一緒に食事をとることほど いらつくことはない。
● 蝶々結びがどんなに頑張っても縦結びになる[誰か]
俺に蝶結びができないからこそ、他人にはできることを期待する。
● スキップができない[誰か]
どうすればスキップができないなんて器用な真似ができるんだ。それも才能だな。全く価値を見い出せない才能だが。
● 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る[誰か]
そんな行為にどんな意味がある。交通安全上も問題があるだろう。
● 人見知りの[誰か]
人見知りだってことを理由に、対峙する人間を不快にするような輩は好かん。治す努力をすればいいじゃないか。
● 炭酸でむせる[誰か]
牛乳を飲め。
● 毎日自動改札機にひっかかる[誰か]
一度だけなら、『どこの田舎者だ?』で済むが、毎日となるとな。
学習能力のない奴を、俺は人間として認めん。
● 口癖が「ぶっちゃけ」の[誰か]
『ぶっちゃけ』とはどういう意味だ?
美しい日本語を使えない奴は日本から出ていくべきだ。
● 猫を「ニャンコ」、犬を「ワンコ」と呼ぶ[誰か]
幼稚の極み。
● 回転ドアに入るタイミングがつかめない[誰か]
ただの阿呆だろう。
● 何を思ったか自主制作に入る[誰か]
無能な者は、詰まらんものを作るより、有能な他人の作ったものを見ている方が余程 益があると思うぞ。
無能力者の自主制作なんて、資源の無駄使いだ。


■ 対[瞬]の場合の氷河side ■

● 箸がうまく使えない[瞬]
それは可愛い。俺が手取り足取り 教えてやるべきだろうな。
● 蝶々結びがどんなに頑張っても縦結びになる[瞬]
俺は、自分にできないことを他人に要求するほど高慢な人間ではない。
● スキップができない[瞬]
むしろ、スキップしている瞬の方が異様な気もするから無問題だな。
● 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る[瞬]
瞬の邪魔をする車はすべて俺が凍りつかせてやる。
● 人見知りの[瞬]
瞬は、俺以外の人間すべてに人見知りであるべきだ。
● 炭酸でむせる[瞬]
ああ、そういえば、俺が初めて瞬に『おまえと寝たい』と言った時に、瞬がそれをやらかしてくれたな。
瞬の恥じらいの表出だったんだろう。
恥じらいというのは、人間にしか表現できない高次の感情だ。
● 毎日自動改札機にひっかかる[瞬]
瞬の素早さに改札機が反応しきれないんだな。所詮は機械だ。
● 口癖が「ぶっちゃけ」の[瞬]
ぶっかけ? 俺の瞬はそんなハシタナイことは言わないぞ。もちろん、俺もしない。
あんなに具合いのいいものがあるのに、外に出すなんて瞬に失礼じゃないか。
● 猫を「ニャンコ」、犬を「ワンコ」と呼ぶ[瞬]
言いそうで言わないな。ニャンコワンコ言っている暇があったら、俺の名を呼んでいたいんだろう。瞬は本当に正直者だ。
● 回転ドアに入るタイミングがつかめない[瞬]
俺がお姫様抱っこをして、颯爽と通り抜けてやる。
● 何を思ったか自主制作に入る[瞬]
瞬が自主制作した作品の中の最高傑作は、瞬という存在そのものだろう。清らかさというものは、天に与えられるものでも他者に強要されるものでもなく、瞬が自分の力で養った強さだ。
もちろん、俺のために。


■[ ]に特定の人物が設定されていない場合の瞬side ■

● 箸がうまく使えない[誰か]
そういう人、時々いますよね。日本では、親御さんにちゃんと躾けてもらえなかったからだと思われることが多いみたいだけど、それは当人に責任のあることじゃないですし……。
大人になったら自分で直すでしょう。
● 蝶々結びがどんなに頑張っても縦結びになる[誰か]
それで生活に支障が出るわけじゃないのなら、いいんじゃないでしょうか。
● スキップができない[誰か]
これも生活に支障が出るわけじゃないのなら……。
そういえば、スキップって、誰が何のために発明したものなんでしょうね?
● 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る[誰か]
それは危ないでしょう。
でも、僕、色違いのタイルが敷かれた床や歩道でそういうことをしてる子供を見ると、つい『踏み外さないで!』って応援しちゃいます。
● 人見知りの[誰か]
それは、人とのお付き合いがうまくいかなくて大変ですよね。
対峙する人を恐いと思うから、そんなことになっちゃうのかな? 大抵の人は優しいんだってことを知らないのかも。お気の毒です。
● 炭酸でむせる[誰か]
慌てて炭酸を飲むと、よくありますよね。ジュースを飲むことをお勧めします。炭酸でむせるのは苦しいもの。
● 毎日自動改札機にひっかかる[誰か]
SuicaやPasmoのチャージを忘れちゃうのかな。うっかりやさんですね。
● 口癖が「ぶっちゃけ」の[誰か]
『ぶっちゃける』ならかろうじて辞書にも載ってるみたいですけど。
● 猫を「ニャンコ」、犬を「ワンコ」と呼ぶ[誰か]
10歳くらいまでの子供が言うのなら可愛いと思います。
● 回転ドアに入るタイミングがつかめない[誰か]
それは回転ドアを設置している施設に問題があるでしょう。
防犯のためなのかもしれないけど、回転ドアは事故も多いですし、普通のドアにした方がいいと思います。
● 何を思ったか自主制作に入る[誰か]
独自の想像力を養うことは、とてもいいことだと思います。


■ 対[氷河]の場合の瞬side ■

● 箸がうまく使えない[氷河]
氷河がそんなだったら、可愛くて嬉しくなっちゃう。僕が優しく教えてあげます。
● 蝶々結びがどんなに頑張っても縦結びになる[氷河]
氷河、結べないんです。いつも僕が代わりに結んであげるんだけど、氷河の世話を焼いてあげられるのは、すごく嬉しい。
● スキップができない[氷河]
氷河がスキップしてるのは見たことないけど、氷河はもっと複雑なダンスは踊れるから、スキップなんかできなくてもいいんじゃないかな。
● 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る[氷河]
氷河は僕より歩幅があるから、うまく渡れないと思う。氷河がそんなことしたら、転んじゃうかも。
● 人見知りの[氷河]
人見知りと、興味のない人を徹底して無視するのと、どっちの方がいいんだろう……。
氷河のあれは人見知りじゃないから困ってます。
● 炭酸でむせる[氷河]
炭酸じゃないけど、氷河、子供の頃にカルピスの原液を飲んでむせてたことがあります。
すごくびっくりした。ロシアにはカルピスってないのかな。
● 毎日自動改札機にひっかかる[氷河]
僕たち、普段はあまり電車って使わないから……。
氷河は、僕が引っかからないように気にしてて、いつも自分が引っかかってるの。氷河は優しいんです。
● 口癖が「ぶっちゃけ」の[氷河]
氷河は『ぶっちゃけ』なんて前置きをせずに、いつも言いたいことを言ってるから。
正直なのも時と場合によるけど、僕の前ではいつも正直でいてほしい。
● 猫を「ニャンコ」、犬を「ワンコ」と呼ぶ[氷河]
氷河が? 想像を絶してますね。
● 回転ドアに入るタイミングがつかめない[氷河]
氷河はドアを破壊してまっすぐに進んじゃうと思う。
やっぱり回転ドアは撤去すべきでしょう。
● 何を思ったか自主制作に入る[氷河]
氷河のダンスって、自主制作なのか、先生に教えてもらったものなのか、ずっと気になってるんです……。


■ 以上の回答から導き出される結論 ■

重要なのは、『何をするか』ではなく、『誰がするか』である。


みしぇさん、非常に興味深いバトンを どうもありがとうございました!






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