12 May. 2002 Round 6 AUSTRIA A1-Ring ミハエルが今まで勝ったことのなかったA1リンクも制す。 けど、今回の優勝は全くの「もらいもの」。 予選・決勝を通じ、バリチェロの方があらゆる面で速かった。実際、最終ラップの最終コーナー直後でミハエルに抜かせるまで、バリチェロが今回のグランプリ最強ドライバーだった。 表彰式ではバリチェロを真ん中に立たせ、優勝トロフィーも譲っていたけど・・・ねぇ。 こういう誰の目にも明らかなチームオーダーを見るたび、プロスポーツなんだから仕方ないとは分かっていても、なんとも釈然としない気分になってしまう。 あと、ペースカーが2回も、それもかなりの長時間入っていたにも関わらずピットストップしてなくて、せっかくの1回ピットストップ作戦を全くのパーにしてしまった、ウィリアムズの2台にも感謝しとくべきだろう。あれはマジ謎。なにやっとんのか。 佐藤はとりあえず生命に別条はないみたいだけど・・・当たり方が当たり方だけに、かなり心配。 ずいぶん長時間コクピットから出てこれなかった（出せなかった）り、グラベルゾーンで救急措置を受けてたりする映像を見ると、思わず94年サンマリノを思い出してしまっていかんね。縁起でもない。 フィジコはついに5位入賞。今まであまりにも流れわるすぎだっただけに、よかった。 やっとホンダにもポイントをプレゼント。よかったよかった。 ともかく今回はなんとも後味のわるいグランプリでありました。 Result: 　1. Michael Schumacher　(Ferrari) 　2. Rubens Barrichello　(Ferrari) 　3. Juan Pablo Montoya　(Williams BMW) 　4. Ralf Schumacher　(Williams BMW) 　5. Giancarlo Fisichella　(Jordan Honda) 　6. David Coulthard　(McLaren Mercedes) 　7. Jenson Button　(Renault) 　8. Mika Salo　(TOYOTA) 　9. Allan McNish　(TOYOTA) 　10. Jacques Villeneuve　(BAR Honda) 　11. Heinz-Harald Frentzen　(Arrows Cosworth) 　12. Mark Webber　(Minardi Asiatech) Drivers: 　1. Michael Schumacher　54pt 　2. Juan Pablo Montoya　27pt 　3. Ralf Schumacher　23pt 　4. Rubens Barrichello　12pt 　5. David Coulthard　10pt 　6. Jenson Button　8pt 　7. Nick Heidfeld　5pt 　8. Kimi Raikkonen　4pt 　9. Eddie Irvine　3pt 　10. Felipe Massa　3pt 　11. Mark Webber　2pt 　12. Giancarlo Fisichella　2pt 　13. Mika Salo　2pt 　14.Heinz-Harald Frentzen　1pt Constructers: 　1. Ferrari　66pt 　2. Williams BMW　50pt 　3. McLaren Mercedes　14pt 　4. Renault　8pt 　5. Sauber Petronas　8pt 　6. Jaguar Cosworth　3pt 　7. Minardi Asiatech　2pt 　8. Jordan Honda　2pt 　8. TOYOTA　2pt 　9. Arrows Cosworth　1pt