CGに関して少々

CG関連の書籍(私が見て良かったと思った物)の紹介及び雑感を少々・・・ペインターの事柄がメインです。
本についてはファーストインプレッションみたいなものです。こういう書籍がありますよ、という事です。
結局はお手に取ってみて自分に必要かどうか?という事でしょうから。

*タブレット&ペインタークラシックで絵を描こう IDGジャパン 吉井宏著 
表題にタブレットとあるだけあってタブレットに関しての事項は全て網羅してあると著者本人も自身のサイトで述べられていました。
実際タブレットに関する情報や設定に関してはこれを読めば十分でしょう(但しワコムのFAVOとintuosに関してだけですが基本的に問題はないと思います)
ペインタークラシックと題してありますがペインター5・6・7でも使える基本技・裏技を満載と銘打ってあるあって全てのペインターユーザーに役立つでしょう。
内容は本当に基本から紹介してありますがとても大事な事が盛り沢山なので必見です。
特に色々な描き方の紹介があって、その絵がどうやって作成されていくかという過程がここまで解かり易く説明されていると自分が描く際に参考にし易いですね。
読み易さ解かり易さといった事も参考書としては重要な要素だと感じました。
変わった情報としてはタブレット及びペインタークラシックのトラブルQ&Aがあってあまりそういった情報は得難いので重宝します。
また絵の描き方初歩講座もあり絵を描く上で勉強になる事も載っていますので購入する価値は十分あるかと思われます。
但し現段階で書店で購入するのは難しいようです、吉井さんのサイトには書籍の宣伝と紹介、確実に購入するのに便利なネットでの通販情報もあります。
吉井宏さんのサイト Hiroshi Yoshii Online Portfolio
*1週間でマスターするPainter7 MYCOM 大賀葉子著
これは大賀さんがかつて雑誌に載せていた記事なんかを元に製作されたみたいですね。
ペインター7としては恐らく最初の書籍かと(というか現在Ver7で機能説明をしている書籍は無い筈)思われますので7からペインターを使い始めた方にとっては必須ともいえます。
お絵かきに特に必要なペインターの機能や知識を比較的解かり易く説明してありますので便利ではあります。
大賀さんの絵も機能の説明には合ってると思いますので後々まで役に立つ本にはなりそうですね。
*Painterで描くデジタルイラストレーション 工学社
8人の作家さんの描き方が紹介されています。
それぞれ描き方に特徴があって大変面白くかつ有益な情報があり参考になる事請け合いです。
またペインターの細かな機能の説明や絵の構図についての説明も載っており読む価値は十分にあると思います。
個人的には個々の作家さんがペインターのブラシをどのように使っているのかが大変興味深くかつ参考になりました。
*続 デタラメ Photoshop   SHOUEISYA  
 下に紹介した本の続編。Ver6にも対応したとの事ですが6が無い方も気にすることはありません。
 基本的は使用法から応用までありますがわかり易く説明されています。
 基本ツールからレイヤー、アルファチャンネル等初心者にとって解かり難い事についてもがありますので便利。
 実践編では効果的なボタンや模様、文字の加工法が紹介されていてお絵描きの時やサイトデザインにも役立ちそうなものもあります。
 どんなものかは本を手にとって見て頂くのがいいと思いますが個人的には大理石や金属岩を作るというのが印象的でした。
 ボタンの造り方もあまり紹介されている本が無いような気がしますので興味がある方は一見の価値があると思います。
*デジタルコミッカーズフォービギナーズ4 DTP編  美術出版社  
 Illustrator、InDesign、QuarkPressに関して使用法が初歩的な事柄から丁寧に解説されています。
  印刷に関しても知っておくべき事柄が易しく書いてありますので初心者にはお薦め。
  イラストレーターに関しては所有してない方でイラストレーターでどの様にして絵を描くのか知りたい方には特に解り易いので参考になると思います。
  その他のレイアウトに関するソフトについてもかなり理解し易く説明されているのでこれから使用してみたい方や初心者にはうってつけでしょう。
*デジタルコミッカーズフォービギナーズ3  フォトショップ編 
 最近全く使って無いフォトショ、いや〜こんな使い方があるのね。まじ目から少し鱗でたわ。
 しかしそれを生かせるかどうかは描き手のセンス次第なのは言うまでも無いですが。
 調整レイヤーとか全然わかんなかった事について初歩的に教えてくれてるしいいです。
 っていうか熟練のフォトショ使いはどうやってこういった知識を得たんだろ?
 これまたフォトショを使い始めるかたには必須ね。見てないと操作法なんか遠回りしそうです。
*Painter6J速攻レッスン   工学社
  操作方法についてかなり簡潔に書いてあるので解かり易いです。
  初心者用ですが手元において取り敢えず操作法が解からなくなった時に参照にするのにはとても便利です。
  珍しくネットペイントについても書いてあります。
  特に初めてペインター6を使う人でマニュアルを見る気にならない人には御勧めです。
*パソコンではじめて絵を描く本PAINTER6   株式会社SSI
  タブレットの設定や色合いの調整などについて基本的な使用法が書いてあります。
  また線画の取り込みなどCGを描く為の方法なんかも解かり易く書いてあります。
  描く事についてはかなり基本的な事ばかりですが初心者とってはありがたい本です。CD付き
*デジタルコミッカーズフォービギナーズ2  ペインター編     美術出版社
  7月末に出る予定でしたが遅れてやっと出ました。初心者でCGを描こうとしている人には必需品かも。
  CG関連の初心者にはわかりにくい用語等も詳しく載ってます。
  バージョン6の表記になっているのでホント最近ペインターを初めて購入した人にはありがたいです。
  これを読んで自分はまだまだ初心者だなぁって思いました(笑)当たり前か・・・
*一週間でマスターするPainter6    MYCOM
*明解ペインター6 エムディエヌコーポレーション
この2冊はペインター6を初めて使う人向け、ペインターについて解かり易く解説されています。.
 付属のマニュアルになじめない人には重宝すると思います。
 ただペインターで絵を描く方法について知りたい人には若干物足りないでしょう(その場合は上に書いた本を見るといいでしょう)
 いまいち基本的な使い方が解からない人にはいいです、特にマニュアルになじめない人は持っていた方がいいかと。
  「一週間でマスターするPainter6」と「明解ペインター6」は内容は大体同じと言ってもいいので気に入った方をどうぞ。
 比較した場合、前者はわりと絵を描くことに重点をおいて説明しているのに対して後者は文字なんかを使いながらテクニックというか技術を
 説明しているかなと言う感じ。個人的には前者の方が解り易く解説してあってとっつき易いと思います(しかもCD付属ですし)
*DIGITAL COMICKERS FOR BIGINNERS CG入門編1     美術出版社
 実際にグラフィックソフトを使う人の初心者向けの本。
 知ってる人はなんだと思うかもしれないが全くの初心者には有難いと思う。
 何を揃えていいか、CG絵を描くために必要な事柄を載せてあります。
 この手のイラストを描くためという目的の初心者本は殆ど無いのではないか。
 ただ内容の大半はフォトショップを使って説明してるのでペインターオンリーユーザーには物足りないかも。
*キャラデザスマッシュ!    グラフィック社
  ペインター、フォトショップでの綺麗な絵の描き方がある。更に絵を描く時の心構えからタブレットの設定方まで
  詳しく載っている。初心者から上級者まで読む価値のある本。CGを描く人は必見の書だと思うのだが。
*Happy Painter Life    IDGジャパン
  解かり易い描き方や技法について書いてある。絵は僕好みではないが役立つ
*プロフェッショナルのためのPainter5   MYCOM
  ペインター5の本だが効果やツールについて詳しい解説がある。お薦めだが高い。
  が、初心者にとっては解かり易く、しかもこんな事が出来るのかという事柄が沢山あります。
*Painter スーパーアートワークス 翔泳社
  ペインター5の本、これも効果の方法やブラシの使い方について詳しく解かりやすく書いてある。
  様々な表現法の実践があって大変役に立つ本。
*ペインター クリエイティブテクニック   Bug News Network
 実は僕自身にとっては一番影響を受けた本。
 これのおかげで描き方を色々試行錯誤して自分にあった描き方やブラシを見い出す事が出来たと思う。
 ただ旧バージョンの本だし、所謂絵画調での描き方を扱っているのでイラストっぽいCGを描こうとする人向けではないです。
 ただこのブラシでこんな描き方も出来るのかって驚く事は必ずあると思います。そういう意味ではお薦め。
*デタラメ Photoshop改訂版   SHOUEISYA
 遂に禁断のフォトショップを購入してしまった私(笑)
 なんとなくいい加減にでも読めそうなので購入。4〜5・5、LEにも対応している。
*すぐ描けるPhotoshopデジコミペインティング   新紀元社
 CGを描くという事に絞って基本から解説してある。また印刷なんかについても書いてあります。
 でもすぐ描けるっていうのは自分のイラストが描ける能力を持っている事が前提としてあるわけで・・・
 これを読んだら絵を描けるという物ではないんですよね、当たり前すぎますが。
 ただこうやって描くんだという事が解れば練習し易いですし上達も速くなるでしょう。
 ただこの本は自分には向いてないんですけどね。