鼓楼から取り壊し寸前!?の胡同を

★ March 20, sun ★
●今回3度目の北京なので簡単に纏め&写真アップでいきます。右写真は後述のNO.262の店員さん。17才!

●メインの買い物は殆ど此処で済ませる勢いで行った紅橋市場。3Fの淡水パール売り場は個人商店がひしめいていて自分の勘で店を決めるんだが、品揃えと店頭ディスプレイのセンスと売り手の顔で決めるしかない。んで行ったのは、裏の細い通路にあるNO.7 "Yan Su Ping"とNO.262 "Huayi Handicraft"の2軒。前者は店名じゃなくて店主名な気もするが(笑)。
色味や大まかなデザインを伝えて、ブルーグレーとパープルの楕円淡水パールの4連、トルコ石のネックレス、カナリアイエローの石(翡翠???)のネックレス、翡翠(というがウソ臭い)のブレスレットで計395元。

●夕食は紅橋近くの老北京炸醤麺大王にて黒酢ばっちりの豚甘酢炒め+麺2種類+ビールで46元。キャッシュオンデリバリーで明朗会計よ〜。店員が煩いが旨いので許してやる。

★ March 21, mon. ★

●本日の移動:鼓楼大街駅〜鼓楼〜胡同ツアー〜前海〜景山公園〜北京ダック〜雅秀服飾市場〜朝陽門駅〜帰投

●紫禁城の北西地区、前海+後海は激しく再開発が行われている北京でも胡同の保存が勧められている場所とのこと。折角だから行っときますか・・・と出かける。鼓楼に昇ったあとは待ち構えていた胡同三輪ツアーのおじさん(劉さん@古垣)の案内で1時間ほどのコースを回る(1人=200元)。毛沢東故居→茅盾故居→民家の裏庭→前海のコースを進む。歩くのとは違う視線の高さ、スピードと劉さんのそつない英語ガイドで堪能出来た。

●最初に北京へ来た時から連続して行ってる香満楼酒家へタクシー飛ばして北京ダックの昼食へ。時間帯が遅かったため鴨が焼き上がるまでに50分ほど待たされる。ビール飲みつつメモ整理したりじりじりしつつ待ちます・・・。やっぱり旨い〜。油と肉と味噌が好みに合う。他の店でも食べたけど油っぽ過ぎたりしたので矢張りここが好き。ダック1/2羽+ケールの大蒜炒め+麻婆豆腐+生ビールで〆て123元。

←&↑ 三輪に乗りながら:赤いベストがガイドの劉さん。

←民家の裏庭へお邪魔。1つの胡同に3〜4世帯が生活する。 ↓前海公園入り口にも沢山の胡同三輪ツアーの客引きがいる。

★ March 23, tue ★

●本日の移動:西単〜北京図書〜民族大世界〜王府井〜東単〜建国門〜前門〜帰投

●家族へのお土産購入とVCDを漁りにたっぷり時間をかけてみた。龍井茶を値段ごとにいろいろと明前毛峰茶をチョイス。なんだかんだと1.5キロ購入。他にはセールに引かれてレトロ調ストールとTシャツなど。あとCDとVCDをバカ買い。計16点プラス、街角のブックスタンドで"香港版エスクワイア"(張震表紙!)と"VISION"を捕獲。特に"エスクワイア"は他では一切見かけなかったので自分の嗅覚の鋭さにビビる一件だった。

●買い物の重さに腕が抜けそうになったため、一旦ホテルに戻る。そろそろマッサージでも行くか/ということに。前回は北京保健按摩院へ行って、滞在中に再訪するほど気に入っているのだが、そこへ行くのも能がないということで、新規開拓!建国門街の"へそマッサージ"が売りと言う漢方洲へ行くことにした。施術される直前まで「へそはやだなぁ・・・全身マッサージに変えてもらおうかな」とかなり迷ったが、ものは試しでやってもらいましたとも。話のネタには持って来いで、脚や肩も一通りやってくれる(90分みっちり)のでいいんだけどね。お腹をあんなに揉まれることは人生そうそうないでしょう、今後も・・・ということで結果、一生で一回でいいかも(笑)。下の写真の通り怪しすぎる外観だけどマッサージそのものは丁寧で好感が持てますよ。他のマッサージでもイイと思うな。

●建国門より地下鉄にて前門下車、開封灌湯小籠包子店にて夕食。時間が遅かった為(でも21時前だったはず)、前門大街も多くお店がシャッターを下ろして歩き難かったなぁ。名物の小籠包が「?」の出来で頸をかしげてしまった。ん〜。でも他の客も皆頼んでいるので矢張りここの一押しには違いないんだよなぁ。しかし、他の料理がみんな美味しかったので合格。小籠包と写真の3点+ビールで73元。

←怪しくライトアップされた漢方洲。ものすご〜く入りづらい外観は改善した方が・・・

↓なんてことないのに激旨の虎皮尖椒(大きいシシトウの大蒜炒め)。味付けはオイスターソースと醤油?ちょっと片栗粉でトロ味が付いている。海老の塩茹と豆腐の油葱塩乗せもうまし。

★ March 23, wed ★
●ホテルのある崇文門から西へ向かう牛街というイスラム地区だ。最寄り駅だと長椿街になるのかな?しかし徒歩20分はかかりそう。なんか中国っぽいけどイスラミックなグッズが欲しいってことプラス寺院見学の軽い動機。

●あいにくとイスラム礼拝堂は参観できず、がっくしなんだけどのめげずに近場の回教徒用スーパーへ探検に向かう。
地階が食料品、一階はその他もろもろ生活雑貨の売り場構成。エスカレーターすぐ側に肉の塊が吊るされているディスプレイにちょぃびびりつつも写真は撮る。グロテスクと取るか、整然としててよいと受け取るかは一それぞれでしょうが、日頃みなれない風景はなかなか楽しかった。

●文具売り場はごく一般的なキャラクターグッズ化していない事務用品/学用品が揃っていてグッときたし、回教徒用グッズは物珍しさも手伝い買い込みたくなる(使い道は殆どないが)。最終日だと云うのにバカ買い。

●手元に残っても使い道のない中国元は使い切るしかねぇ!ということでタクシー飛ばして紅橋市場再訪。あたしらも大概、好きだねぇ(苦笑)

●コーラルピンクの石を使ったブレスレットと薄いグリーンの石を使ったネックレスを新たに作成。お金がないっす!と言い切って139元で交渉成立。友だちも更に同じ店で追加購入したので結構まけてくれた気がするんだがどんなもんかな。もぅ感覚が麻痺してるので「日本円で幾らだったら"安いな"と買うか」を基準にするしかねぇんだわさ。

●こうやって最後まで買い物を楽しみつつ、3度目の北京旅行は終了。2回云った上海もそうだけど、少なくとも大都市の中国はあと5年〜10年は行かなくていいかも・・・というぐらい、連続3年で楽しんだわけで。西安の田舎っぽさと地元レストランの旨い+安いには感激したし、北京ダックがいつ行ってもイイし、上海の急激な開発されっぷりには目を見張るけども、次に中国に行くとしたら西部が南部がいい。トルファンとか昆明とかね。最後に、毎度同行のMさん、今回も色々ありがとう!いつも迷惑かけてスマン!そして画像提供もありがとね。

天壇公園へ通じる道。奥に霞んでるの、分かります?


★ リンク確認=2005.5.6 ★