ネットワークカメラ(屋外タイプ)
音声(双方向通信)・パン/チルトタイプ
BB−HCM331
(2004年10月発売予定)
[付属品]
●日よけハウジング
●ACアダプター(コード長:約10m)
●ACコード(コード長:約1.8m)
●スタンド
●取扱説明書(基本編)
●セットアップCD−ROM |
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本体希望小売価格 89,800円
(税別・取付調整費別) |
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★本製品の設定またはバージョンアップを行うには、イーサネット対応したパソコンが必要です。
★インターネットとの接続には、事前にプロバイダーとの契約やルーターなどが必要です。
★本製品の価格には、消費税、配送・設置調整費、使用済み商品の引き取り費などは含まれていません。
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プライバシー・肖像権について |
ネットワークカメラの設置や利用につきましては、ご利用されるお客様の責任で被写体のプライバシー(マイク内蔵モデルにあっては、マイクで拾われる音声に対するプライバシーも含む)、肖像権などを考慮のうえ、行ってください。 |
※「プライバシーは、私生活をみだりに公開されないという法的保障ないし権利、もしくは自己に関する情報をコントロールする権利。また、肖像権は、みだりに他人から自らの容ぼう、姿態を撮影されたり、公開されない権利」と一般に言われています。 |
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ネットワークカメラを接続しているネットワークの状態や使用している機器などの影響により、ネットワークカメラの操作や映像・音声のモニタリングができない場合があります。 |
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- 防水対応※1で、屋外にも設置可能
本製品は、防水対応※1をしているので、屋外設置のための特別なハウジング装置を用意しなくても、家屋や店舗の軒下などにそのまま設置することができます。このため、さまざまな場所に設置ができ、活用の範囲が大幅に広がります
- 音声の双方向通信機能(トランシーバー方式)を搭載
本製品は、音声の双方向通信機能(トランシーバー方式)※2を搭載しています。
このため、カメラ内蔵のマイクと市販のアンプ内蔵スピーカーを利用することにより、カメラとカメラ画像をモニタリングしているパソコン間で、音声の双方向通信(トランシーバー方式)を行うことができます。この際、特別のソフトウェアをインストールすることなく利用できます。
これにより、ネットワークカメラを設置している場所の画像と音声をモニタリングするという使い方に加え、パソコン側からカメラ側に対しても音声を送信して声をかけることができます。また、音声の送信と受信の切り替えは、パソコンからの操作によって簡単に行えます。
※2 |
パソコンから利用できる機能です。携帯電話からは利用できません。
音声の送信をパソコンから行うためには、市販のアンプ内蔵スピーカーをカメラに取り付ける必要があります。
トランシーバー方式のため、音声の送話と受話は同時には行うことができません。送話中は、受話を停止します。音声の送話は同時に1人だけ話すことができます。受話は同時に最大10人まで聴くことができます。
音声が途切れる場合は、通信帯域制限を小さくすると改善します。このとき同時に受話できる人数は少なくなります。
パソコン上でほかのアプリケーションを同時に動かしたり、複数のウィンドウを開いたりすると、音声が途切れたり、遅延が大きくなることがあります。
ご使用のパソコンの性能およびネットワークの環境によっては、音声が途切れることがあります。
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- CCDイメージセンサー採用などによる画像表現力の強化
本製品は、当社の従来機種※3に比べて、下記のような画像表現力の強化を行いました。
このため、従来に比べ、より鮮明で動画に近いスムーズなモニタリングなどができます。
・イメージセンサ−をCMOSからCCDへ変更し、よりシャープな画像表現を実現。
・カラーナイトビューモード※4対応により、最低照度を10ルクスから0.2ルクスへ改善したので、より薄暗い場所でも撮影が可能。
・画像更新速度(最大)を15枚/秒から30枚/秒※5へ改良し、より動画に近いスムーズな画像表示を実現。
※3 |
パン・チルト&屋外・有線タイプ:
KX−HCM130。
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※4 |
暗い場所でも明るく表示できるモードです。 ただし、カラーナイトビューモード時は画像更新速度、
画質が低下します。
カラーナイトビューモードで暗い被写体を写しているときに、画面全体に白点、または色のついた
光の点が生じることがあります。これはCCDセンサー(撮像素子)の特性なので、故障ではありません。
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※5 |
解像度 320×240ドット、画質は動き優先モード時。
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- IPv6対応ネットワークカメラ
本製品は、インターネットのIPv4プロトコルに加え、次世代プロトコルであるIPv6に対応しました。
このIPv6対応により、「潤沢なグローバルアドレス※6」「IPsec※7搭載によるセキュリティの向上」といったIPv6のメリットを享受することができます。
本製品は、IPv4にも対応したIPv4/IPv6デュアルスタック※8に対応しているので、現段階ではIPv4で使用して、将来的にIPv6にスムーズに移行できます。
なお、本製品はIPv6を搭載した製品の適合性や相互接続性のテストに合格したものだけに与えられる全世界共通のロゴマークである「IPv6 Ready Logo※9」取得しています。
※6 |
インターネット上で必ず一意に特定できるよう、ユーザーごとに重なり合わないように割り振られるIPアドレス。
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※7 |
Security Architecture for Internet Protocol。インターネット標準化組織であるIETFによって標準化された暗号化のためのプロトコル。
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※8 |
カメラの設定はIPv4で行うため、IPv6専用回線では使用できません。
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※9 |
IPv6普及促進団体であるIPv6 Forumが中心となり設立した団体
「IPv6 Ready Logo Committee」が発行するロゴマーク。 |
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- 充実したカメラコントロール機能
本製品は、パン、チルトとも最大80°/秒の回転速度に対応した高速パン・チルト機構を採用しています。当社従来機種※3の回転速度(最大21°/秒)から大幅に改善しました。このため、パソコンや携帯電話※10からカメラの撮影する向きをより素早く変えることができます。
加えて、下記のさまざまなコントロール機能を搭載しているので、直接カメラをコントロールして、見たい位置の画像を素早く、より簡単にモニタリングすることができます。
・クリック&センタリング機能※11
カメラ画像のなかで中心にしたいポイントをマウスでクリックすることで、そのポイントを画像の中心にできます。
・プリセット機能※12
事前にカメラの向きを設定しておくことができます。
これによりワンタッチで設定した向きの画像を見ることができます。
・外部出力コントロール機能※11
外部接続機器のON/OFFコントロールが可能となります。
例えば、暗くなった時にライトをつけたり、非常時にブザーを鳴らしたりすることができます。
・パンスキャン機能※11
カメラの向きを水平方向に一往復移動させることができます。
・チルトスキャン機能※11
カメラの向きを垂直方向に一往復移動させることができます。
※ パン/チルトで右下または左下の端へと操作すると、画像の一部にカメラの本体が映りますが、
異常ではありません。
※ 写真は機能を説明するためにカバーをはずした状態です。
※10 |
対応の携帯電話は、ウェブブラウザを搭載し、JPEGに対応していることが必要です。
静止画像のみモニタリングできます。
IPv4での使用時のみ可能で、IPv6では使用できません。
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※11 |
パソコンから利用できる機能です。携帯電話からは利用できません。
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※12 |
パソコン用、携帯電話用ともに8ヵ所まで設定ができます。 |
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[各部名称] |
※ 写真は機能を説明するためにカバーをはずした状態です。
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【仕様一覧】
IPv6時の仕様・機能・接続環境などの情報は順次公開していきます
サーバー部 |
製品形態 |
ウェブサーバー機能内蔵ネットワークカメラ(屋外タイプ) |
画像圧縮方式 |
JPEG(動画表示はMotion
JPEGによる) |
解像度 |
640×480ドット、320×240ドット、160×120ドット |
画質 |
3段階(画質優先、標準、動き優先) |
画像更新速度(※18)
[フレームレート] |
最大30枚/秒(320×240ドット、160×120ドット)、
最大12枚/秒(640×480ドット) |
セキュリティ |
ID、パスワード、IPsec |
IPsec機能(※19) |
ESP暗号、ESP認証
トランスポートモード(メインモードのみ)/トンネルモードIKE(Internet Key Exchange) |
暗号アルゴリズム |
DES-CBC、3DES-CBC、AES-CBC |
通信プロトコル |
IPv4/IPv6デュアルスタック
IPv4:
TCP、UDP、IP、HTTP、FTP、SMTP、DHCP、DNS、ARP、
ICMP、POP3、NTP、IPsec、UPnP
IPv6:
TCP、UDP、IP、HTTP、FTP、SMTP、DNS、ICMPv6、
POP3、NDP、NTP、IPsec |
同時アクセス数 |
最大30アクセス(登録利用者:最大50ユーザー、各々にID、パスワードを設定可) |
画像保存枚数 |
約125枚:解像度320×240ドット、画質が標準時(SDメモリーカード未装着時) |
カメラ部 |
画角 |
左右53°(パン動作により合計173°表示可)
上下40°(チルト動作により合計105°表示可) |
パン(左右) |
±60°(リモート操作) |
チルト(上下) |
+20°〜−(下向き)45°(リモート操作) |
回転速度 |
パン:最大80°/秒、チルト:最大80°/秒 |
画素数 |
1/4インチ、約32万画素、CCDイメージセンサー |
レンズ焦点 |
固定(フォーカス範囲 0.5m〜∞) |
レンズ明るさ |
F3.5 |
対応照度 |
3ルクス〜100,000ルクス
(カラーナイトビューモード時:0.2ルクス〜100,000ルクス) |
音声部 (IPv4時のみ) |
音声方向 |
半二重双方向(トランシーバー方式) |
音声圧縮方式 |
ADPCM 32kbps |
音声帯域 |
300Hz〜3.4kHz |
音声入力 |
内蔵マイクまたは外部マイク入力端子
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音声出力(※20) |
外部スピーカー用音声ライン出力端子
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端子 |
ネットワーク |
イーサネット(100Base−TX/10Base−T) |
外部マイク入力 |
Φ3.5ミニジャック |
音声出力 |
Φ3.5ステレオミニジャック(ただし、出力はモノラル) |
センサー用I/Oコネクター |
入力:2系統、 出力:1系統 |
SDカードスロット |
Fullサイズ
(動作保証 SDメモリーカード:松下電器産業(株)製 1GB、512MB、256MB、128MB、64MB) |
全般 |
防水レベル |
JIS C0920準拠 保護等級4 防まつ型 |
使用環境 |
温度:−20℃〜50℃、湿度:20%〜90%(結露なきこと) |
外形寸法 |
(幅×高さ×奥行) 約100×100×73.5mm(本体のみ、突起部除く) |
質量(重量) |
約310g(本体のみ) |
電源 |
専用ACアダプター(付属、AC100V 50/60Hz、DC12V) |
消費電力 |
待機状態:約3W、最大(パンスキャン時):約6W |
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※18 |
画質は動き優先モード時。 SDメモリーカードへの録画時、IPsec使用時、ネットワークの状況やパソコンの性能により、 画像更新速度は遅くなることがあります。 |
※19 |
トランスポートモード(端末同士の間でIPsec通信するためのモード・IPv4のみ) 使用環境:Microsoft®
Windows® XP Service Pack1のみ、トンネルモード(VPNルーター同士の間でIPsec通信するためのモード・IPv4/IPv6) IPsecの設定、推奨ルーターについては、ここをご覧ください。 |
※20 |
アンプをつけるか、アンプ内蔵スピーカーを使用してください。 |
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【対応機器】
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パソコン |
OS |
IPv4 |
Microsoft®
Windows® XP、
Microsoft® Windows®
2000、
Microsoft® Windows®
Me、
Microsoft® Windows®
98SE |
IPv6 |
Microsoft®
Windows® XP Service Pack1 |
CPU |
1台のカメラ画像:
Pentium® III
(800MHz)以上
複数台のカメラ画像:
Pentium® 4
(1.8GHz)以上 |
プロトコル |
IPv4 |
TCP/IP (HTTP、TCP、UDP、IP、DNS、ARP、ICMP)プロトコルがインストールされていること |
IPv6 |
TCP/IP (HTTP、TCP、UDP、IP、DNS、ICMPv6、NDP)プロトコルがインストールされていること |
インタ−フェイス |
10/100M
bpsのネットワークカードが内蔵されていること |
ブラウザ |
Internet Explorer
6.0以降(日本語版) |
音声 |
音声入力/出力機能(マイク、スピーカーなど)
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携帯電話
(※) |
NTT
DoCoMo |
対応製品については「携帯電話動作参考情報」をご覧ください。 |
au |
ボーダフォン |
※対応の携帯電話は、ウェブブラウザを搭載し、JPEGに対応している機種に限ります。
・携帯電話の機種により、機能、性能、画質に制限があります。
・携帯電話の機種によっては、接続できなかったり、画像が表示されないことがあります。
・auの携帯電話では、端末の仕様により、各操作のときの更新操作に制限(連続更新ができない)があります。
・ボーダフォンの携帯電話では、ポート番号80に設定したネットワークカメラしか表示できません。
・ネットワークカメラに認証設定がしてある場合に、携帯電話の機種によってはカメラにアクセスできません。
・携帯電話の機種によっては、メモリー容量の制限により解像度切替ができない場合があります。
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● |
Windowsの正式名称は、Microsoft Windows
Operating Systemです。 |
● |
Microsoft、WindowsおよびActiveXは、米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
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イーサネットは富士ゼロックス社の登録商標です。 |
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SDロゴは商標です。 |
● |
Pentiumは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるインテル コーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。 |
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その他
記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 |
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サービス・製品改良などに伴い、仕様、外観などは、予告なく変更される場合があります。 |
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本ページ掲載の画面および写真イメージは、すべてハメコミ合成です。 |
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