Shout

物を作ることは、光を描くことに他ならない。


040531

優れたMODコンポーサーであられた
ありかま氏の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
改めて作品を聴き直させていただき、
背中に刺さる鋭利な感性、慟哭にも聴こえる静寂にただ戦慄するばかりでした。

魂とは作品に残り続けることの出来る存在なのかも知れないと、
拙い物を作る一個人として改めて考えさせられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000001-kyt-l26

昔読んだある心理トリックの本で、
「ある女性が自宅に帰る際、橋を渡らなければならない。
しかしその橋の上には狂人の通り魔がいて危険だ。
その橋を迂回するとかなりの遠回りになってしまう。
女性は通り魔のいる橋の上を通り、結局殺されてしまった。悪いのは誰か?」
という設問があり、「通り魔」を選択すると、
「あなたは表層で物事を捉える短絡的な人間です」
という回答だったということを、なぜか思い出しました。
(この件では誰も狂人ではないことを認識しています。
ただ、犯意の不確定な一個人を「付け足しのような」罪状で前科者にしようとする行動には
上記の「無辜の通り魔」に罪の全責任を押し付けてしまうのに似た嫌らしさを感じます。)

いずれにしてもこの事件の趨勢が、
自分個人のサラリーマンとしての生き方には影響は与えないものの、
技術者としての生き方に影響を与えることは確かです。


040529

中古ゲーム屋をふらふらしていたところ、
PlayStation用音楽ツクール かなでーる2が800円くらいで売っていたので、
ついつい購入してしまいました。

試しにうろ覚えのグラディウスの曲を入力してみようと四苦八苦。
基本的にはMIDIの音楽ツールの要領のようですが、
あの機能もない、この機能もない、と試行錯誤した挙句に何とか完成。
PSは意外と軽やかな音の鳴る音源だったんだなあと認識。
(曲データの入力の仕方が初心者なだけかも知れないのですが。)

まだまだ拙くてお聞き苦しい点もあると思いますが、
参考までにアップします。
Stage 1Stage 6です。


040527

最近のメガドライブエミュレータはメガCDをサポートしていることを知り、
過去のメガCDゲームをPC上でプレイすることに今更ながらはまっています。

プレイするゲームは「Switch」。よりによって(^^;

個々のギャグを見るよりも、ギャグを見た後の主人公の微妙な表情変化が楽しみです。
ちなみに好きなギャグは美術館物全般と、
墜落中にパラシュートを開こうとすると関取が開くやつ。

あとは「スターブレード」「シルフィード」「ぎゅわん自己2」かな。
「スターブレード」はなんだか異様に面白いです。
ワイヤーフレームがリアルな爆発音と共に崩壊するのが爽快です。
あと戦艦破壊タイミングでのムービー差し替えとか、
エンターテイメントと時代との漸近線を見ているようで。


040526

実は先日ドリームジャンボ宝くじを購入したのですが
(その後占い師に占ってもらったところ、「あなたは来月財星がついてないので外れるだろう」とのこと)、
世の中には不運な方もいらっしゃるようで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00000134-kyodo-soci

真面目に働こう、と、じわじわ思いました。


040525

物事を実行するときに、
わざわざ損することを承知で行動することも無いかもしれないけど、
かといって報われることを前提としているわけでもない。

世の中に帰結するものは沢山あるが、当然と言えるものなんて滅多にない。
せいぜい自分の身体くらいのもの。

高圧的な人を見たときには、恐れる必要はなく、ただ相手を見極めればいい。


040520-2

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000025-zdn_n-sci

最高です。


040520

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000012-cnet-sci

Linuxが世間に認知され広まっていった先に出るこのようなレポートを読むにつけ、
ひどい中傷をする者がいる、という思いが禁じられないでいます。
(まだTowns OSがマルチタスクを実現していなかった時代、
大学のSS20がスーパーマシンに見えた時代に
手持ちのTownsでUnix環境を実現できるシステムとしてLinuxを羨望していた頃、
コミュニティはもう少し紳士的であったろうし、
だからこそLinuxは人望を得、ここまで発展し得たものと理解しています。)

有志で作られた物を商売に利用できるだけ利用した挙句
言い掛かりにも近い形で中傷する者が現れる。
世の中はなんてひどい所なのだろうと思います。
否、むしろオープンソースがそこまで覇権を握ったことに感嘆すべきか。


040519

名古屋に出張に行ってました。

出張帰りの名城線(地下鉄)に乗り込むと、まだ帰宅ラッシュ前で客足もまばら。
座席について一安心し、うつらうつらとしていると、
前の座席に人の気配。目を開けてみると、女性が手鏡を持って化粧中。

何がショックかと言うと、目を開けてみるまで
男性の気配か女性の気配か気づかなかったということ。
何というか、自分の感性が物凄く磨耗している気がします。

ふと考えました。
「目をつぶって、人の気配がしたら男性か女性か当ててみよう。」
目をつぶる。市役所前の駅で隣のシートに人の気配。
「このちょこんと座る感触は、意外とつつましやかなおっさんに違いない。」
目を開けてみると大正解。満足して目をつぶる。


次の瞬間自分の周りは会社帰りのおじさん達でいっぱいになり、
それっきり2度と目を開ける気もせず栄に到着ヽ(`д´)ノ


040514

特別なことが起こらない限り、言及は最後にします。


○○社の××が実は△△だったなどの事例を見るにつけ、
厳密な著作権はやはり明確な基準を設けることは出来ず、
解釈と判例を落しどころにするしかない、と。

感じる怒りは、ただただ、「もっと大人になれよ」と、
自己の不甲斐なさに感じる怒りを鏡に写しているだけなのかもしれない、と。


誰かが「自分は大人だ」と声高に言い出さない限りはそれで安定してしまう。
否、これが大人の争いなんでしょう。
そう思うと、司法にも腹が立たなくなります。


040513

Winnyの件は当分収まりそうになさそうです。
自分はWinnyを入手、使用したことはありませんが、
存在を初めて知ったのは、書店に並ぶ雑誌からです。

自分は技術者なので、こう考えます。
ブームが技術者を殺すならばブームに荷担した者は殺害の連帯責任を負うべきだし、
それが出来ないならば世に言うブームは質を失い陳腐化するでしょう。
それが、これからの日本文化なのかもしれないのですが。


040512

MSX Resource Center様にも曲のご紹介をいただいております。
ありがとうございます。光栄です。

先日、吉報凶報の話を書いたのですが、
音楽を利益に変えるパスを持っている者にとっては、
利益の水漏れを防ぐ意味で吉報、
自分のように、上記のようなオープンコミュニティでようやく音楽を認知してもらえる者にとっては、
コミュニティ萎縮の恐れがあるという意味で凶報ですね。

「全部壊される前に体制が動いた」と、解釈することにします。
ただ、良くも悪くも、
これから社会含めて大きな変化が起きることになるのでしょうね。
Untouchableに触れてしまったような気がするのです。


040510

VORC様に新曲をご紹介いただいております。
毎度ご紹介頂きありがとうございます。
本サイトに掲載される音楽は、ご紹介頂けるのは勿論のこと(むしろ嬉しいです)、
再配布も一向に構いません(メディアなどの場合、もしご連絡いただければ有難く聴かせて頂きます)。
但し著作権は放棄してません。と、あらかじめ前置きした上で。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00001037-mai-soci

衝撃事件。
著作権を保有する者にとって、これは吉報なのか、凶報なのか。
忌憚無く言わせていただけるなら、
「これでますます金持ちに有利な世の中になったなあ」というのが感想です。


040509

この記事によると、大都市ほど不眠に悩む方の割合が増えるようです。
そんなわけではありませんが、DRMSXSoundworkに眠気を誘うような新曲をアップ。
人にストレスをなくすように振舞っていただいたので、
お返しのように自分が人のストレスをなくすようにもし振舞うことができれば
これ以上望ましいことはないです。


040507

諏訪の奇祭、御柱祭に行ってまいりました。
5/3には里曳きということで上社本宮2の柱と3の柱を引かせていただき、
5/4には雨の中、2の柱が立つまでの一部始終を拝見させていただきました。
部外者にもかかわらず良くして下さった方々には本当に、感謝の言葉も浮かびません。
引き換え、愛想の良い振る舞いができず申し訳なく思っています。
静岡にお越しの際には、是非とも良いおもてなしができるよう考えている次第です。
ありがとうございました。
(静岡で楽しめる場所や祭りというのも、なかなかないんですが。。。
海と富士山くらいかなあ。富士山は静岡の物とか言っちゃったなあ。まずいよなあ。)

上諏訪の、湖のほとりに片倉館という洋館が建っており、
ここでは入浴料400円を払って温泉に入ることができます。
2日連続で入浴したんですが、
1日目の入浴後、自分のストレスが顕在化したのが見え、
2日目の入浴後、自分のストレスが消滅したのが見えました。

世の中のストレスを抱えた方々におかれましては、
ストレス解消のために、まず「ストレスは何者か」を明らかにするのが効率的と思います。
そういった意味でも、諏訪湖周辺はお勧めスポットだと言えるわけです。

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DRM is Atsushi Sugiyama.
E-mail: nudi-drm@boreas.dti.ne.jp