Shout

自分の背中を見ている目がある。


050228

「ライブドアLF問題と球界参入」

本稿の2ページ目「PART2 ライブドアの慧眼と誤謬」は必読。
つまるところ堀江氏のプロパガンダに世間が付き合うほど氏が儲かるというわけで、
本サイトでは展開がどうなろうが、今後一切ライブドアの話題に触れません。
虚業に儲けさせたくないんで。


050226-2

ところで、先のニッポン放送社長のコメントである
「ライブドアが親会社になると会社の価値は大きく毀損する」
という見解について、現行戦略について企業価値を維持することになる
理由がわからない、といった意見があるのですが、
ライブドア子会社が買収前と買収後でどのように変化するかは
ちょっとネットで調べると山のように事例が出てきます。

自分は物を作りたい人間なので
ライブドアのような企業に自分の環境が牛耳られるとどうなるか
という視点で事態を捉えている、ということにふと気づきました。

この際はっきり言いますが、自分は
堀江氏のような人間が上層にいる環境は「まっぴらごめん」です。
その理由は、物作りには足場となる基盤が非常に重要なのですが
堀江氏の戦略は株式を利用したマネーゲームを基調とするため
要素技術が市場動向の微細な変化であっさり切り捨てられるリスクに
常に恐々しながら仕事する羽目になることが想像される、
またそのリスクがいわゆる「普通の会社」より高いことが想像されるからです。

この視点が「個人的に金持ちになれない視点」であることは
自分自身よく認識しています。
ただ、このような視点を含む多様な視点を容認できない人間は
人間の上に立つべきではないとも同時に思います。
人を潤わせない人間が人の上に立つことはできないんです。
立つ時には風が吹いた時にも立っていないといけないからですね。


自分が何を考えているのか認識できてすっきりしました。
今後取るべきスタンスも見えた気がします。


050226

もう触れないようにしようと思いながらも
何か面白いのでこの話題ばっかし。。。

フジテレビへのニッポン放送株の新株発行権の提供によって
ニッポン放送株がフジTOB価格まで下落すれば
TOB期間延長したフジにニッポン放送株が大量に流れ
新株発行権を行使するまでもなくフジが勝利するわけですが
単純にそうならない理由がこちらに示唆されています。
(ニッポン放送株希薄化を考慮するとTOB価格以下に暴落するものと
想像していたので意外です。)


もし新株発行権をあくまでブラフと考えているなら、
フジの次の手は
「希薄化加味した価格以上にTOB価格を引き上げる」こと?
対抗してライブドアもTOB仕掛けるかも知れませんが、
十分な実弾が確保できるかどうかが問題か。
Operaとか売却すればいいのに。世の中の為にもなるし。


050222

人々に不安感を抱かせる堀江社長の疾走

昔身内がバイトしていた某フランチャイズの本社が
拡大路線をとりながら崩壊していく様を見た時
「ああ、赤色巨星だ。スーパーノヴァだ。」
などと思ったりしたものですが。

立ち止まらない理由もなく急いでいる人は
たまには立ち止まれば良いのに、とは思う。


050221

20日にSUPER★GRAPPLER様の『SHAMAN-BOY』
新宿SPACE107にて見てきました。


友人の先輩が参加しているということでお誘いがあり、
演劇の音楽、音響や演出というものに対してまるで無知なため
勉強がてらのつもりで行ってきました。

ダンスありアクションありとエンターテイメント性高い内容で、
とにもかくにも演者の熱意が大いに伝わってくる舞台でした。
で、音楽の方はハードロック系が主軸に置かれ、
劇団員のアクティビティとリンクしていくようなスタイルか。
怨霊役出現時の幽玄な音楽といい、
総じてトリップ感を意図した演出に思われました。

明確にテーマ音楽、環境音楽、踊り音楽、受け狙い音楽が
使い分けられていたのは印象的です。
(踊り音楽、受け狙い音楽は実写版キューティーハニーの
及川の唄並みのボーダーレス加減を感じましたが。。。)
シナリオと音楽の主従関係は
シナリオが主、音楽が従の関係を堅持していて、
その制限の中で音楽がその演出効果を極限まで
出し切ろうとするような姿勢に好感を感じます。
演出のアンサンブルに音楽が主体的に参加しているイメージ。
勿論、遠慮なくぶちかましてる音楽にも喰われない
主演陣の主体性に支えられている部分もあると思います。

エンターテイメントを成立させるための原則的なツボを心得られれば
音楽は自由に考えてよいかもと考えられた点において、
自分的には得る事の多い舞台でした(^^


050219-2

前の記事で、うまく言葉にできない鬱積したやり場のない怒りを
思わず後ろ向きな気持ちで書いてしまいました。。。
気分を害された方に対し、謹んでお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
「自分が過去作をプロデュースする立場ならどうすれば良いか」を
この機会に考えてみることにします。

(1)既存のマーケットに売り込むアプローチと、
(2)新しいマーケットを開拓するアプローチがあると思われます。
具体的には、
(1)の場合はマーケットのターゲットのリピート需要を、
(2)の場合はマーケットを拡大して新参者の需要の獲得を、
それぞれ狙うことになるでしょう。

まず(1)の場合、
過去作の再販の付加価値は、過去作付近の資源によってつけることを考えると
どうしても量的限界が出てくるものと思われます。そこで、
(1)-1 量的限界を見越したモデルとしてマーケットの限界を定義して売り切る。
(1)-2 現代から未来に通じる付加価値を模索する。
というアプローチが考えられます。

(1)-1の場合はその範囲で黒字化の目処がつけば良いですが、
(1)-2の場合に与えられる付加価値というのが難しいです。
もし、過去のクリエイターが現在も活動中であれば
その活動とタイアップしてみるのは一つの手かも知れません。
また2次創作活動が生きていれば、その線とは是非協調し合いたいところです。
いずれにせよ、過去作の権利を持つ者にアイデアをプレゼンして、
権利にかかるお金を控除していただくようお願いすることは必須でしょう。
(控除分を宣伝費として認めていただけるかどうかがポイント??)
一番良いのは、権利者側の過去作復刻の要望に相乗りできることかも知れません。
何らかのリメイク要望があればぜひ協力したいです。

ただ、把握できる限りの将来展望の中で(最終的に)黒字確保する視点を
失えない難しさは常に存在することは覚悟しなければならないですね。。。


次に(2)の場合は、
開拓するターゲットをどの層にするか決める必要があります。
非常に大きくは、年齢層と性別で分けることができるかも知れません。
マーケティングの具体的手法は不勉強で提示できないのですが、
現実的には「ニーズの目の全くないところには滅多に市場は形成されない」と思われます。
自分ならば、過去作と現代との交点となるトピックを箇条書きで書き出すと思います。
例えばゲームミュージックならケータイとか、MSXならワンチップMSXとか。
トピックごとにそれを取り巻く世代や性別を書き出し、
その分布が一番多い層をターゲットと決めると思います。
(その層が結局今のマーケットと変わらないならあきらめるかも(^^;;;;)

ターゲット層を決定したら、過去作の具体的な訴求点を決定して
とりあえずアンケートですかね。。。
ここでターゲットに受け入れられないようなら差し戻しorあきらめ。。。

受け入れられるようであれば、
・情宣
・費用
・開発
等の問題に変化していくと思われますが、新規需要開拓であれば
特に情宣面が(1)の場合に比べて格段に難しくなると思われます。
その層に受け入れられるマーケティング手法を導入しつつ
商品の魅力を訴求する折り合いをつけて広報する必要がありますが、
そのバランスはとても自分一人では決められません(^^;;;
何らかのマーケティングがここでも発生するでしょうね。。。

上記問題群を克服できればもう一息の気がしますが、
それでも心労は(1)の場合に比べて比べ物にならないことは容易に想像できます。
(自分は、安定を求めたい時は絶対アプローチできないと思う。)
これだけのリスクを冒すかどうか、何らかの神風を期待するか・・・
やっぱり難しいところです。


書くことによって随分自分の頭の中が整理できた気がします。
「先細らないアイデア」というものを、自分なりに模索してみたいと思います。


050219

Wiz.様の超兄記。(w 2005-02-18 記事より、 『NAMCO MUSIC WONDER BOX』発売中止
過去資産の権利関係で計画が頓挫すると言えば、MSXマガジン3号がなかなか出ないのも
権利関係の問題?とかそうでないとかという噂が。。。

「趣味のコミュニティ発展のためにライセンスは放棄します」という
太っ腹な神はなかなか現れないもので
(現れても市場規模が拡大すると欲目が出るんでしょうが)。
金になると仕掛け人が群がる。
→趣味品の価格が高騰する。
→買うのは子供じゃ無理。必然的に好事家やマニアが客層となる。
→趣味として一般人から敬遠される。
→キモとかヲタとかいろいろ。
といった感じで、市場を育てる気概というのは正直な所あまり感じられません。
(一生懸命取り組んでいる方には本当に申し訳ないんですが。。。)
サルは死ぬまで○○○ーするかもしれませんが、
人間は金をまず食うことに回すんですって普通。

エントリーユーザーにとっての「敷居」って何なのか?という視点は忘れがちですが、
ふと一息つくときには思い出してみたいです。自戒を込めて。


050218

ライブドアのニッポン放送株問題の要点は現在のところ、ライブドアが
1)「資本関係のねじれを調整中の大企業に対する敵対的M&A」を
2)「証取法がM&Aに推奨するTOBを用いない」で
3)「ライブドア株主に損害を与える可能性の大きいMSCBで資金調達」して
実行したということで、これらの点を「お金を持っている人が偉い」と
割り切れるかどうかによって心情的には判断が決まってくるものと思われます。

個人的には「餅は餅屋」の考え方なので、
「餅は傘下」の考え方はあまり好きくありません。
全ての産業を自分の手であまねく育てることができると考えているなら、
それはあまりに傲慢過ぎるのでは?????
(別に傲慢なのは構わないけど人に迷惑はかけないで欲しい。)

世の中には搾取する事が好きな人と嫌いな人がいますが、
搾取する事が好きな人は大概搾取される事が大嫌いなものです。
(搾取する事が嫌いな人が搾取される事が好き、という訳ではありませんが(^^;)
市場経済を形成する人間にはそのような資質が含まれるという視点を見失えば
そのうち市場に手痛いしっぺ返しを食らうのでしょうが、
今は祭のようなので静観。

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明治安田に業務停止命令へ、告知義務に二重基準

病歴のある人や健康状態の思わしくない人を言葉巧みに保険に加入させて
保険料をせしめた挙句保険金を支払わず契約解除なわけですから、
詐欺とそしられても仕方ないと思います。
営業はある面で人を騙すものとは思いますが、本当に騙してどうするよー。


050217

振り込め詐欺撃退CM、大阪のおばちゃんパワーさく裂

ありがとう、
ありがとう、
ありがとう、おばちゃん(T-T)
振り込め詐欺だけでなく、クレーマーまで撃退してくれるなんて。

小奇麗マンセーな今の風潮が済ました顔して拭き去っていってる
大切な価値を取り戻してくれたようでとっても痛快。
気取って騙されるより本音で撃退するほうが絶対かっこいいですって!
(しかし本音で騙される静岡県民。あちゃ〜。)


050216

MRC Airwaves Challengeにエントリーしてみました。こちらよりダウンロードできます。

結局コンペティションのために何か特別な仕掛けをするわけでもなく
いつもの調子で本能的に作成したデータなのですが、
ジャンル的には他参加者とカブることはないかな〜とか思ったり
それ以前に応募できただけでもう満足(^^;

数少ないワールドワイドな機会なので、もっともっと応募が増えると良いな〜と思う。
何事も、まずは行動してみることが大切ですよ、きっと!


050215

小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作

受験生も教師も受験を「手段」と割り切ってしまえるなら
こんな手段もありなのかも知れない。
但し何を最終目的とする手段なのかはさっぱりわけわかめ。

このニュースを見て「おかしい」と思える今日の状態は良い状態かも。


050213

ライブドアの動向について某掲示板で盛り上がっていますが、
ふと冷静に考えてみると、どちらがニッポン放送株51%を握るかという問題も
ホルダーでも従業員でもない野次馬としての自分は
ただ流れに身を任せておけばよいんだ、ということに気づいた。

というか「どちらが実効支配するか」という不安、期待感より
「実効支配仕掛けた方が資金がぱっつんぱっつんになる」という
事実のほうが重要かも。対岸の火事であるうちは。いやそうでないなら尚更。


050211

本日出勤で吉野家限定復活牛丼に並べなかった自分は負け組か(TT)


限定復活の吉野家にワゴン車突っ込む、客7人けが

自分以上に不幸な人間はいるわけで。。。
まさに絵に描いたような天国から地獄。
やっぱり牛丼待ちのおっちゃんから野次られたりしたんだろーか??
「牛丼なのにカツアゲ」的事件はあるかもとは思ってましたが予想外の展開。


050210

<ライブドア>話題呼ぶメディア買収 異業種参入戦略が加速

ライブドアの異業種参入戦略が対象業種の市場にとって
プラスに働くかどうかは未知数ですが、
一技術者としては市場開拓ポリシーの不安なM&Aで(とあえて言うが)
その業種が活性化するようにはあまり思えないです。
というかITを標榜するなら外資系企業買えばいいのに。日本猿山化計画みたいだ。
(個人的にはむしろナベツネを怒らせることが目的なのかと思ったりもしますが。)


050207

PUFFYのアルバム「Hi Hi PUFFY AMIYUMI」を輸入盤購入。
表題「Hi Hi」の圧倒的ドライブ感から「アジアの純真」「ブギウギNo.5」等のセルフカバー、
TEEN TITANSのテーマソングに至るまで
とにかくボーカルのヒロイズム(それも日本風なふざけたちゃかしではなしに!)に大絶頂の一作。
個人的には、ここ数年で聴いた中で一番ハートに来るアニソン。
自分では音域が違いすぎて唄えませんが、カラオケ女をうまく騙くらかして仕込んでみようか(!?)と思う。

そう言えば、なんだか猛烈に「パパパパパフィ」が観たくなった。
何かの間違いでまた放送しないかな。もちろん再放送でなしに。


050206

MSX Resource Center様にもご紹介いただきました。ありがとうございます。


死刑覚悟「宅間になる」 女児誘拐殺人 小林容疑者

自分は自分以外の人間にはなれないのにマヌケなことを言うのはやめて欲しい。
猥褻目的で女児を連れ去り発覚を恐れて殺害したという事がアイデンティティの発露なのに
後から結果を変質させようとする行為は非常に見苦しい。
かっこつかないのが嫌だったら最初から犯罪なんてするなよ。


050205

VORC様に拙作ご紹介いただきました。ありがとうございます。
作風に一貫性がないのですが、相変わらずいろいろ模索している状況ではあります。

作風と言うと、邦楽ゼロ年代マップというものが
現在の邦楽状況を一覧するのに参考になります。
で、分類は邦楽メジャーを中心になされてるのでChiptuneのカテゴリは見当たらないのですが
強いて言うならサブカル(オタトランスがヲタ系とされている。ヲタ系か?)と考え、
やはり右上、メガネテクノ(だが代官山系では絶対無いと思う)付近か?

Chiptuneという定義が国内メジャー認知されたらどの辺に落しどころがくるか
想像すると結構楽しいです。
ゴスロリのガジェット化とか、演奏後に機材叩き壊すパンクとか(ないか)。
犬神サーカス団付近とかは想像しにくい。きっとねじれの関係なんだろう。


050203

本日は節分ですが、それらイベントとは全く無関係に
DRMSXSoundworkにPSG曲をアップします。
高度な技術は全く使用してませんし、実質2重奏。。。
例によって「欲望のままに作る」の一環ですが、
スケッチなのかモノローグなのか自分でも良く分からない代物です。
ネット巡回のついでにでも軽く聴き流して頂ければ幸いですm(_ _)m


9条「改正論が多数」衆院調査会、最終報告に明記へ

お金も子供も減ったこの国でどう戦争するつもりなのかと
率直に思いますが、やっぱり大人の出番ですかねー。
一緒に出兵しましょうや先生。でも遺族年金は破綻させないでね。て無理か?

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DRM is Atsushi Sugiyama.
E-mail: nudi-drm@boreas.dti.ne.jp