Shout

笑顔の裏を真剣な顔して探るのは野暮かも。


050930

ゲームミュージックの話がしたいんですよ

こちらのブログが面白くて、読み漁ってしまいました。
昨今のGMの低迷と復権に関する議論。

先日、久石 譲氏がラジオ番組で、映画音楽作成のコツとして
「作品のシナリオを読み、そのatmosphereを理解し助長する」
といった旨のことをおっしゃっていたことを思い出しました。

省みて、ゲームの世界のatmosphereはゲームミュージックによって
助長されているのか?牽引されているのか?妨げられているのか?
最近のGMを考えると「邪魔しなくしてるんだろうな」という印象を
感じる部分はあります。

昔の音源スペックでは、邪魔しない音楽を無分別に作ると
非常にチープな音楽になることは容易に想像できます。
現在はそれでもそれなりのものができてしまうのだろうな
(PCのフリーソフトを使ってみると本当にそう思う)。

音源スペックの向上を裾野が広がったと見るか、天井が上がったと見るか。
しかしその広大な表現空間をかけ上っていく際には
技術者に、より確かな目が要求されることは想像に難くありません。
自分はその目が消費者として納得できるものであるなら、
過去のGMと乖離していくようでもさほど不満には感じないつもりではいますが。

あと個人的には(良いとされる)GMのあり方が
「自分個人にはできそうでできない」から
「自分個人にはできない」に移ったころから急速に冷めていく部分がありましたが、
技量の未熟をこんなところで愚痴っても甲斐のないことです。


050927

PSG.MOE様の企画「とりあえず無茶な曲をPSGで再現しよう!」の
第1回に協賛して作品をアップしました。
本サイトの157よりダウンロードできます。

また同コンペをVORC様、MSX Resource Center様にご紹介
頂いております。ありがとうございます。MRC様におかれては
コメントに身に余るほどのお褒めを頂き恐悦至極です・・・
(CD出せるほどの器量がないのですが。。。
既公開曲でお金を取るのも忍びないので、
Music Diskみたいなアプリ作ればいいのかな?
そういえば自分プログラマだった(^^;;;)

同コンペのPSG音色にインスパイア(インスパイヤでなく)されて
リスナーに新たな発想の糸口でもつかんでいただけると
この上ない喜びです^^
使い古されたチープな音という先入観をアイデア次第で
かくも打ち破ることができます。断じて他人事ではないです。


050915

先に何度か言及しています「のまネコ問題」ですが
フラッシュ作成者が自サイトで「私の持っていた「のまネコ」の著作権」と発言したり、
当日時点で著作権管理会社が著作権管理業務の許諾を受けていないらしいこと等、
火種が噴出しています。

この先どんなにAVEXがのまネコのオリジナリティを民間に植えつけようとしても、
ネットの特性上、胡散臭さは未来永劫尾を引くわけで。。。
現状、傍目には明らかにネット戦略失敗に見えるのですが
どのように逆境を挽回していくのか気になるところです。
(既に忘年会需要は逃してしまったような雰囲気でお気の毒様です。)

別にちっとも応援しませんが。


050911

ちなみに昨日の件では、問題点を指摘するサイトがいくつか
外部の圧力により閉鎖されているようです。こちらなど。


消費者を怒らせる展開にしか見えませんがどうなるのでしょうか?
一番気の毒なのはO-ZONEなのは間違いありませんが。


050910

「のまネコ」は「モナー」? ネットで騒動に

子供たちが自作のユニークなビニール風船でビーチバレー遊びをしていると
それを見かけた業者がビニール風船に尻尾をつけただけの商品を
オリジナル商品として商売を始めた。といった感じでしょうか。

自分が子供たちの仲間だったら、かまわずビーチバレー遊びを続けると思います。
業者の風船は買いません。だって必要ないもの。

もし業者が今度はその風船に泥をぬって販売を始めるようなら、
子供たちで相談して自作風船を純正品として商売を始めるのが良いか。
間違いなく純正品のほうが売れるので。


他人のふんどしで相撲を取る人間が報われなくなる道筋というのは
いくらでもあると思います。
楽をする、というのは、楽をする代償を支払う、と等価だと思うのですが。

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DRM is Atsushi Sugiyama.
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