【は】

【灰色港】 はいいろこう Gray Havens 地名
 ホビット庄より西にあるエルフの都で、港でもある。
エルフ語で「ミスロンド」、領主の名はキアダン。
この港から、多くのエルフが西方の不死の国へ旅立っている。

 指輪戦争の後、フロドとビルボが灰色港から中つ国を去り、
それを見送ったサムがホビット庄に帰り、『指輪物語』は幕を閉じる。

【パイプ草】(Pipe-weed) アイテム
 「パイプ草」とは言ってみればタバコのようなものである。
パイプ草というネーミングはホビットによるもので、この草を長いパイプに詰めて吸うという行為は
ホビットが考えたもので、そのためにこの薬草を栽培するようになったのもホビットであった。
ホビットのこの習慣が中つ国全土に広がり、人間やドワーフに広く取り入れられることとなった。
「長窪印」「トビィ爺印」「南星印」「南丘辺印」が4大銘柄として有名。

【バギンズ】
 ホビット庄のホビットの家系のひとつ。
または、ゴクリがビルボに対してつかう呼称。


【ハスフェル】 キャラクター/馬 『塔・上』
 アラゴルンらが、オークに連れ去られたメリーとピピンを追っていた時に出会ったエオメルから貸し与えられた馬の名前。


【ハーフット族】 Harfoot 『仲間・上』、『帰還・下』
 ホビットの3つの種族のひとつ。
もっとも人数が多く、ホビットの中でももっとも背が低い。
肌と髪は栗色で、山腹や高地を好み、穴の中に住むのが好きだったので、
ドワーフとも親交が深かった。

【ハマ】 キャラクター/人間
 セオデン王の家臣の長。

【ハムファスト・ギャムジー】 キャラクター/ホビット 『仲間・上』、『仲間・下』、『塔・下』、『帰還・下』
 サムワイズ・ギャムジーの父親。
単に「とっつぁん」などとも呼ばれる。
PJ版『二つの塔』でもサムが「とっつぁん」と言っていた。

【ハラド】 『仲間・下』、『塔・下』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』

【パランティア】 アイテム 『塔・上』、『塔・下』、『帰還・上』、『帰還・下』
 クェンヤ語で「遠くを見るもの」の意。
遠くの様子を見ることが出来る石。
全部で7つあり、他の石を使う者と交信も出来る。

 もともと七つのパランティアは、1.オスギリアス、2.アモン・スールの塔、3.アンヌーミナス(アルノールの首都)、4.塔の丘、5.、6、7、


【バーリン】(Balin) キャラクター

【ハルディア】 キャラクター/エルフ
 ピーター・ジャクソンの都合で殺された不遇のエルフ。

ロスロリアンのエルフ。
『旅の仲間』に登場した際は「エルフっぽくない」とか、評価は良くなかったが、
『二つの塔』で一部に急激に人気が出た。



【バルログ】(Balrogs) キャラクター

【ビヨルン】(Beorn) キャラクター

【ビルボ・バギンズ】(Bilbo Baggins) キャラクター/ホビット

【ファラミア】(Faramir) キャラクター/人間

【ファロハイド族】(Fallohides)
 ホビットの3つの種族のひとつ。
ホビットの中では背が高いほうで、金髪に色白の肌を持つ。
森に住み、歌と詩が得意だった。
他の2種族より数は少ないが、冒険が好きで大胆な行動を取ることも多い。
ホビット庄を築いたのはファロハイド族のマルコとブランコという兄弟であった。
また、トゥック家、ブランディバック家、バギンズ家はみな、ファロハイド族と強い血縁関係を持つ。

【ファンゴルンの森】(Fangorn Forest) 地名
 「エントの森」とも言われる、中つ国でもっとも古い森のひとつ。
エントという、森を守護する巨人たちが住む。
エントの長がファンゴルンという名であることから、「ファンゴルンの森」と言われた。
ファンゴルンは「木の髭」の意で、旅に仲間からはその名で呼ばれた。

 劇場版第1部でも描写があったように、サルマンとその手下が森を破壊していた。
その行為を怒ったエント達が、アイゼンガルドに侵攻し、アイゼンガルドは陥落した。

【袋小路屋敷】(Bag End) ふくろこうじやしき 地名
 ビルボ(とフロド)が住んでいた屋敷のこと。
ホビットに言わせると、ホビット村で一番よいホビット穴らしい。
フロドが旅に出るときロベリアに売られたが、その後サルマンがホビット庄を支配するときの拠点となった
(このエピソードは劇場版ではなくなるというウワサがある)。

【不死の国】(Undying Lands) 地名
 アマンのこと。
神や精霊が住む国でもあり、多くのエルフが中つ国(と、この世)を去って不死の国へ旅立った。
中にはヴァリノールとエルダマールの二つの国がある。

 中つ国から不死の国へ行くには、エルフの魔法の白い船に乗り、「まっすぐな道」を航海する。
最終的にガラドリエルやフロド、ビルボ、レゴラスやギムリも中つ国を後にした。

【ブランディワイン川】(Brandywine River) 地名
 ホビット庄と古森を横切り、青の山脈の南端で海に注いでいる。
ホビット庄の西の庄境にもなっており、もともとホビット語で「境の川」を意味する「バランドゥイン川」という名前が、
やがて「ブランディワイン川」となった。

【ブリー村】(Bree) 地名
エリアドール地方、ブリー郷の中心地となっている村。
ヌメノール人が作った主要な交易路が交差する要所にある。
また、「踊る小馬亭がある村」として、古くから旅人に知られていた。

 ブリ−郷の住人は人間とホビット。
人間は混血で、焦茶国人と北方人の血が、様々な割合で混ざっている。
中には、ドゥナダンの血を引くものも居るようだ。

 村人たちは知らないが、北方の野伏たちに守られていた(村人は野伏をウサン臭い人間と思っていた)。

【古森】(Old Forest) ふるもり 地名
 ホビット庄の東、ブランディワイン川と塚山丘陵の間のわずかな地域に広がる森。
かつてはもっとずっと大きかった。

 ここには敵意を持った木の精霊がたくさんおり、フロドたちも旅の序盤で危険な目にあったが、
トム・ボンバディルに助けられた。

【フロド・バギンズ】(Frodo Baggins) キャラクター/ホビット

【蛇の舌】(Wormtongue) キャラクター/

【ヘルグリム】 アイテム 『塔・上』
 ローハン王家に古くから伝わる名剣


【ペレグリン・トゥック】(Peregrin took) キャラクター/ホビット

【べレン】(Berren) キャラクター/エルフ

【北方の野伏】(Ranger of the North) ほっぽうののぶせ
 エリアドール地方の一般の人々から「野伏」と呼ばれ、ウサン臭い者達として距離を置いて見られていた人々。
しかし、実は野伏はかつてのドゥネダインの王国アルノールの最後の騎士達であり、
野に暮らし、闇の勢力から人々の生活を守っていた。
指輪戦争の時代はアラゴルンが首領をしており、野伏としては「馳夫(はせお)」と呼ばれた。

【ホビット】(Hobbits)

【ホビット庄】(Shire) 地名
 ホビットが住む地域。
かつてはアルノールの一部だったが、ドゥネダインの王国アルセダインの王、アルゲレブ2世により、
正式にその土地がホビットに与えられた。

 東西南北の4つの地域に分けられ、それらは「四が一(しがいち)の庄」と呼ばれる。
庄内には、ホビット村、大堀町、蛙村(かわずむら)などの他、10を超える村や町ができた。

 指輪戦争がはじまるまで、ほとんど平和な土地だった。

【ホビット村】(Hobbition) 地名
 ホビット庄の西四が一の庄にある村。
フロドとビルボが住んでいた。

【滅びの山】(Mount Doom) 地名
 モルドールにある巨大な火山。
エルフ語で「オロドルイン」というが、これは「紅蓮の炎の山」の意。

 火口の中には「火の室」「滅びの亀裂」と呼ばれる割れ目があり、
そこで、サウロンによってひとつの指輪が作られた。
この山の炎だけが、一つの指輪を破壊し、サウロンを滅ぼすことのできる唯一の場所だった。

【ボロミア】(Boromir) キャラクター/人間

戻る