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【ラウロスの滝】(Rauros Falls) 地名
 ラウロスは「とどろく水煙」の意で、アンドゥインの一部。
ボロミアの遺体が流された滝。

【ラダガスト】(Radagast) キャラクター/イスタリ
 魔法使(イスタリ)の一人。
「茶色のラダガスト」とも呼ばれる。
クェンヤ語では「鳥を愛する者」を意味する「アイウェンディル(Aiwendhil)」。

 劇場版でガンダルフが塔の頂上に捕まっていた際、1匹の蛾が飛んで来るが、
この蛾はラダガストがよこしたものだという説がある。

【竜】(Dragons) キャラクター

【ルシアン】(Luthien) キャラクター/エルフ
 シンゴル王とメリアンの娘。
ルシアンとベレンの恋物語は、『シルマリルの物語』の中でも屈指のエピソードであり、
『指輪物語』の作中でも語られている。

 「ティヌーヴィエル(Tinuviel)」は小夜啼を意味する詩語で、「たそがれの娘」を意味する。

 シルマリルの探索が終わり、ベレンが死んだ後、ルシアンは死すべき運命を選択し、
愛するベレンと運命を共にした。

 著者のトールキンは、最愛の妻が亡くなったとき、その墓標にこの「ルシアン」の名を刻んだ
(それを受けて、トールキンの墓標には「ベレン」と刻まれている)。

【レゴラス】(Legolas) キャラクター/エルフ
指輪の仲間の一人で、闇の森 北部に暮らす、シンダール・エルフの王子。
父王の名はスランドゥイル。

 原作ではあまり出番もセリフもない。
特に第一部『旅の仲間』においては、モリアに着くまで、馬のビルの方がはるかに出番が多かった。
劇場版での扱いはかなり優遇されている。

【レンバス】 アイテム
 ロリアンに暮らすエルフの作る、携行食。
原語は「旅のパン」を意味するレンーバス(Lennmbass)、
クェンヤ語(エルフ語のひとつ)ではコイマス(coimas)で、こちらは「命のパン」という意味。

 原作でギムリがその味を絶賛していた。

【ロヴァニオン】 地名
 シンダール語で「荒地の国」(直訳すると「野生の地」)のこと。
東西は、霧降山脈の東から赤水川の西、南北は灰色山脈の南からモルドールの北という地域の名前。

【老トゥック】 キャラクター/ホビット
 ビルボの祖父、ジェロンティアス・トゥック(Gerontius Took)のこと。
ピピンの高祖父(曽祖父の父、つまりおじいさんの更におじいさんのこと)でもある。

【ロスロリアン】(Lothlorien)
 霧ふり山脈のすぐ東、黄金の森にある、エルフの王国。
ロスロリアンは「花の夢見る国」の意だが、「ロリアン(夢の国)」と呼ばれることも多い。
指輪戦争の時代は、ノルドール族の王妃ガラドリエルと、シンダ−ル族の王ケレボルンによって治められている。

 黄金の葉と銀の幹をもち、中つ国でもっとも高く美しいマルローン樹が生えている。
ロリアンに住むエルフはマルローン樹の枝上に住み、「ガラズリム(森の住民)」と呼ばれる。
魔法の力で守られている。

【ローハン】(Rohan) 地名/国家
 シンダール語で「馬の国」の意。
国土の大部分は肥沃な草地と農地。
騎馬民族の国。
首都はエドラス。

【ローハン峡谷】 地名
 霧ふり山脈の末端と、白の山脈から北に伸びる尾根の間にある平地で、
ここをアイゼン川が流れている。

【ロヒアリム】

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