【アイゼンガルド】 | Isengard | 地名 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
魔法使サルマンの居た塔。 「オルサンク」ともいわれる。 霧ふり山脈最南端の谷の中にある古い要塞で、 元はゴンドール人が第3紀の直前に、ローハン峡谷守備のために造り、 ローハン西部(カレナルゾン)とアイゼン川上流域を監視していた。 第3紀の2,759年、サルマンはゴンドールの執政からアイゼンガルドの領有権とオルサンクの鍵を与えられ、以降サルマンの居城となった。 後にサルマンによって、オークをはじめとする闇の軍勢で埋められたが、指輪戦争の折に破壊され、サルマンも降伏した。 「パランティア」のひとつがあり、サルマンはこれでサウロンと交信をしていた。 ちなみに、原作・邦訳の旧訳では「イセンガルド」だった。 |
【アセラス】 | Athelas | アイテム/植物 | |
「王の葉」という意味を持つ、薬草の名前。 劇中では、風見が丘でナズグルに傷を負わされたフロドを治療すべく、この薬草を探した。 別の場面では、ゴンドールを訪れたアラゴルンが使用し、真の効果を発揮する。 |
【アナリオン】 | キャラクター/人間 | 『仲間・下』、『塔・下』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
イシルドゥアの弟、エレンディルの次男にあたる。 劇場版では役者としては出てこなかったと思われる(アルゴナスの石像としてのみ登場?)。 ヌメノールが水没するとき、エレンディル、イシルドゥアと共に脱出し、中つ国にヌメノール人の王国を作った。 バラド=ドゥアの包囲戦で討ち死にした。 |
【アモン・スール】 | 地名 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『帰還・下』、『シル・下』 |
シンダリン語で、「風の丘」を意味する。 詳しくは【風見が丘】を参照。 |
【アモン・ヘン】 | Amon Hen | 地名 | |
「目の山」の意。 ここでボロミアはフロドに襲いかかり、旅の仲間は離散した。 劇場版第1部にて、指輪をはめて逃げるフロドの眼前に突然ズームし、 モルドールの暗黒の塔とサウロンの眼が現れたが、これはフロドが「見る椅子」という魔法の椅子に座ったため。 「見る椅子」には数百マイル四方を望遠鏡のように見渡せるようになる魔法の力があった。 |
【あやめ川】 | 地名 | 『仲間・下』 |
シンダリン語、「シーア・ニングロール(Sir Ninglor;)」を翻訳したもの。 霧ふり山脈から流れ出し、あやめ野でアンドゥインに合流する。 |
【あやめ野】 | Gladden Fields | 地名 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『帰還・下』、『シル・下』 |
あやめ川周辺の沼沢地 (あやめ川は、霧ふり山脈に源流があり、そこから大河アンドゥインに注いでいる)。 アシとアヤメが広大な湿地の一面を覆っている。 ここでイシルドゥアが殺され、「ひとつの指輪」は一時失われることとなった。 あやめ野の名はシンダリン語の「ロエグ・ニングロロン(Loeg Ningloron;金の水中花の咲く池)」を 部分的に訳したもの。 |
【アラゴルン】 | Aragorn | キャラクター/人間 | 『指輪』、『シル・下』 |
指輪の仲間の一人。 ガンダルフがモリアで奈落へ落ちた後、一行のリーダーとなる。 フロドと出会った時、実はすでに87歳(!)だった。 実は彼はドゥネダインの第16代(そして最後の)族長であり、ドゥネダインの王として、普通の人間の3倍の寿命を与えられている。 劇場版では語られていないが、ブリー村でフロドと出会うまで、 ガンダルフに協力して「ひとつの指輪」について調べたり、ホビット庄やブリー村を人知れず守ったりしていた。 ガンダルフの友であり、ビルボの友人でもある。 原作において、ビルボはアラゴルンを指して「ドゥナダン」と呼び、フロドはずっと「馳夫さん」と呼んでいた。 他に、エステル、ソロンギル、エレスサール、エルフの石などの異名を持っている。 ブリー村で初登場し、本名が明らかになる前は、原著では「Ranger」の「Strider」。 瀬田貞二氏の日本語訳では「野伏(のぶせ)」の「馳夫(はせお)」と訳されるが、 劇場版の字幕では「さすらい人」の「韋駄天(いだてん)」と訳され、 「レンジャー」、「ストライダー」とルビが振られ、原作ファンのブーイングを浴びた。 吹き替え版でも、字幕に合わせて「さすらい人」の「韋駄天」になっていた。 第三紀の2931年に生まれ、裂け谷で半エルフのエルロンドに育てられた。 アルウェンとは20歳の時に出会い、恋に落ちている。 |
【アラソルン】 | キャラクター/人間 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
アラゴルンの父の名。 劇中では、よく「アラソルンの息子、アラゴルンだ」という使われ方をしている。 ギムリに対しても「グローインの息子、ギムリよ」というエルロンドのセリフがある (吹き替えのみ。字幕では、この部分はただ「ギムリよ」となっている)が、 西洋人の好きな言い回しなのだろうか? |
【アルウェン】 | Arwen | キャラクター/エルフ | |
裂け谷のエルフの王女。 裂け谷の主エルロンドの娘。 当時もっとも美しい娘だといわれた。 第三紀の241年に生まれ、アラゴルンと出会ったのは2951年。 アラゴルン20歳、アルウェン2710歳・・・ 劇場版において、傷ついたフロドのために薬草を探すシーンで登場するが、 原作ではグロールフィンデルという名のエルフが登場して、一行を助けた。 アルウェンの出番は原作では裂け谷までなく、フロドが目を覚ました後、快気祝いの席で初登場となるが、セリフはしばらくなかった。 なお、原作には次のように書かれている。 「〜エルロンドを女にしたほどよく主に似て〜」 |
【アルゴナス】 | Argonath | 地名? | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
アンドゥイン川がゴンドールに流れ込む入り口に立つ、2体の巨大な石像。 川の両岸の絶壁に彫られた2体の巨像は、ゴンドールの初代王イシルドゥアとアナリオンを型取っている。 また、ゴンドールの北の国境を示す目印の役割も持つ。 アルゴナスとはシンダリン語で「王の岩」という意味だが、「王たちの門」、「ゴンドールの門」とも呼ばれた。 |
【アルノール】 | 地名 | 『仲間・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
ゴンドールの姉妹国。 エレンディルが興し、ドゥネダインが落ち着き、それ以前からその地に住んでいた民を支配した。 |
【アロド】 | キャラクター/馬 | 『塔・上』 |
オークにさらわれたメリーとピピンを追うアラゴルン達が、途中エオメルと出会い、その時
貸し渡されたローハンの馬の内の1頭の名前。 扱い難い馬であったが、レゴラスが上手く扱ってみせた。 |
【アングマール】 | Angmar | 地名 | 『仲間・上』、『帰還・上』、『帰還・下』 |
かつて霧ふり山脈の北部にあった魔王の王国。 フォルノストの合戦で人間とエルフの連合軍に破れ、『指輪物語』の時代は既に廃墟となっている。 魔王とは、ナズグルの長のこと。 |
【アンドゥイン川】 | Anduin River | 地名 | 『指輪』、『シル』 |
中つ国で最大最長の河。 シンダリン語で、「長い川」の意。 ロヴァニオンのエレド・ミスリンから南下し、ベルファラス湾に注ぐ。 あやめ川、ケレブラントなどはアンドゥインの支流。 |
【アンナタール】 | キャラクター | 『シル・上』 |
シンダリン語で「物贈る君」を意味する。 第2紀にサウロンが使っていた名前であり、美しい姿を装い、エルフたちの間に入り込み、 力の指輪を作らせ、各種族を欺いた。 |
【い】
【イシルドゥア】 | キャラクター/人間 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
ゴンドールのドゥネダインの王。 エレンディルの息子(長男)。 ヌメノールの水没から逃れ、父のエレンディル、弟のアナリオンと共に、中つ国にヌメノールの王国を築いた。 劇場版では、以下のように描かれていた。 エレンディルの息子としてエルフと共にサウロン率いるモルドールの軍勢と戦い、 父が戦死した後、父の持っていたナルシルの剣でサウロンの指から指輪を切り取り、サウロンを滅ぼす。 しかし指輪を手に入れたイシルドゥアは指輪の魔力によって指輪の破壊ができず、自分の物とするが、オークに襲われ死亡。 指輪は彼の指から抜け、川底へと沈んでいく・・・ 補足すると、サウロンが滅ぼされた戦いは「ダゴルラドの戦い」と呼ばれる。 イシルドゥアには弟がおり、弟もこの戦で戦死している。 イシルドゥアが「あやめ野」でオークに襲われたのは、「ダゴルラドの戦い」より2年後。 彼は指輪の力で姿を消して、オークから逃げようとするのだが、指輪は彼を見捨て、その指から抜け落ちる。 イシルドゥアがオークに見つかり、殺されたのはそのためである。 |
【イシルディン】 | Ithildin |
シンダリン語で「月と星」の意。 ミスリルを主体とした合金であり、月明かりか星明りでないと見えない。 劇中では、モリアの西門がイシルディンで出来ている。 |
【イスタリ】 | Istari | キャラクター? | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
魔法使いのこと。 人間には「魔法使」と呼ばれる。 一見、人間の老人の姿をしているが、実は不死の国から必滅の国である「中つ国」に使わされた、力の優れた精霊である。 中つ国に遣わされたのは5名で、 白のサルーマン、 灰色のガンダルフ、 茶色のラダガストなどがいる。 |
【う】
【ヴァラール】 | キャラクター | 『塔・下』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル』 |
【ヴィルヤ】 | アイテム/指輪 | 『帰還・下』、『シル・下』 |
エルフの3つの指輪のひとつで、風の指輪の名前。 はじめはギル=ガラドが所有していたが、後にエルロンドが所有した。 「サファイアの指輪」、「青の指輪」とも。 |
【ウグルク】 | キャラクター/オーク(ウルク=ハイ) | |
『旅の仲間』にて、メリーとピピンを連れ去ったオークたちの、リーダー格の名前。 サルマンに忠誠を誓っている。 PJ版ではオリジナル・キャラのラーツが登場し、オーク達を率いていた。 次回『二つの塔』で、原作とのツジツマをどう、合わせるのか、興味深い。 |
【ウルク=ハイ】 | Uruk-hai | キャラクター/種族 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・下』 |
第3紀に創られた、オークの新たな種族。 身長は180cmになり、通常のオークに対して「大オーク」とも呼ばれる。 それまでの小さいオークと比べ、力も忍耐力も強い。 普通のオークと異なり日光の中でも活動でき、肉体だけでなく、理性や会話能力、組織化能力なども普通のオークより優れている。 @「ウルク=ハイ」は複数形で、単数形は「ウルク」という説と、 A暗黒語の「ウルク=ハイ」が英語風になまったものを「ウルク」という、という説がある。 サウロンによって創られたはずだが、劇場版ではサルーマンによって生み出されたように描かれていた。 |
【ウンゴリアント】 | キャラクター | 『塔・下』、『シル・上』 |
大蜘蛛。 シェロブの先祖? |
【え】
【エアレンディル】 | Earendil | キャラクター/人間 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『帰還・下』、『シル・上』、『シル・下』 |
エルロンドの父。 エアレンディルとはシンダリン語で「海を愛する者」を意味する。 他に「ギル=エステル(希望の星を意味するシンダール語)」、「航海者」、「輝かしき者」、「半エルフ」など、様々な呼び名がある。 ベレンとルシエンが持ち帰ったシルマリルを自分の船ヴィンギロットに付け、空へ船出した。 『旅の仲間』において、ロリアンでフロドがガラドリエルから贈られた品は、正しくは「エアレンディルの光」なのだが、 字幕では「エレンディルの光」となっていて、ファンの間から怒りと失笑を買っている。 ただし、ケイト・ブランシェットのセリフは「エレンディル」に聞こえる気がするのだが・・・ |
【エオウィン】 | Eowyn | キャラクター/人間 | 『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』 |
エオメルの妹で、後のファラミアの妻。 指輪戦争では、ぺレンノール野の戦いでナズグルの首領を討ち取った。 |
【エオサイン】 | キャラクター/人間/ローハン | 『塔・上』 |
エオメル率いる一団の一人。 立ち振る舞いからして、エオメルの従者か、一団の中でも高位の者と思われる。 |
【エーオセーオド】 | キャラクター | 『塔・上』、 |
ローハン人とも言うべき「ロヒアリム」の元となった人々。 「エーオセーオド」とはロヒリク語で「馬の民」の意。 |
【エオムンド】 | キャラクター/人間/ローハン | 『塔・上』、 |
エオメルとエオウィンの父。 ローハンの総司令であり、セオデン王の娘、セーオドウィンと結婚した。 |
【エオメル】 | キャラクター/人間 | 『塔・上』、『帰還・上』 |
ローハンの騎士。 セオデン王の甥にして、養子。 騎士国第三軍団団長だが、王の許可なく独断で遠征していた帰りに、メリーとピピンを追うアラゴルン達と出会う。 この時 騎士団は、ホビットたちをさらったオーク達を全滅させた帰りだった。 セオデン王の死後、ローハンの王位に就く。 後に、即位したアラゴルン(エレッサール)と親友になる。 モノによっては「エオメア」と訳されている。 |
【エオル】 | キャラクター/人間/ローハン | 『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』 |
ローハンの初代王。 「青年王エオル」と呼ばれる。 『シルマリルの物語』にも同名のキャラクターが登場するが、こちらはエルフの偉大な金細工師。 |
【エクセリオン】 | キャラクター/人間/ゴンドール | 『帰還・下』 |
ここでは、デネソール(U世)の父の名。 ゴンドールの第25代の執政。 ゴンドールの執政に、以前にも同名の執政がいた。 また、同名の別人だが、バルログの首領、ゴスモグと相打ちになったエルフの貴族も、エクセリオンと言った(『シル・上』) |
【エスガロス】 | 地名 | 『仲間・上』 |
たての湖の中部にある、通商都市。 闇の森のエルフと、荒地に国の人間の間で商品の流通が行われている。 主に『ホビットの冒険』で登場。 |
【エダイン】 | キャラクター? | 『塔・下』、『帰還・下』、『シル・上』 |
「2番目の人々」という意味のシンダール語。 本来は人間全体を指す言葉であったが、後に真っ先にエルフと親交を結び、モルゴスと戦った高貴な人間だけを指すようになった。 人間の父祖たる人々。 |
【エッフェル・ドゥ−アス】 | 地名 | 『塔・下』、『帰還・下』 |
ゴンドールとモルドールの間にある山脈。 「影の山脈」とも言われ、シンダリン語では「影の垣根」を意味する。 |
【エドラス】 | 地名 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』 |
ローハンの首都。 白の山脈のふちにある太古の丘の上にあり、一応、要塞化している。 |
【エミン・ムイル】 | 地名 | 『塔・上』、『塔・下』、『帰還・上』 |
ラウロスの滝の近くにある、不毛な丘陵地帯。 シンダリン語で「わびしい丘」の意。 |
【エラノール】 | キャラクター/ホビット | 『帰還・下』 |
指輪の仲間の一人である、サムの娘。 なお、「エラノール」という植物も存在する。 こちらは金色の小さな花で星型をしており、ロスロリアン等に生育する。 |
【エリアドール】 | 地名 | 『仲間・上』、『帰還・下』 |
アルノール王国とホビット庄を含む地方の名。 アイゼン川の北、青の山脈と霧ふり山脈の間にある地域全体を指す。 |
【エル】 | キャラクター | 『シル・上』、『シル・下』 |
万物の創造主。 |
【エルウィング】 | キャラクター/エルフ | 『仲間・上』、『仲間・下』、『シル・上』 |
エルロンドとエルロスの母で、半エルフ。 シルマリルを持ってドリアスを脱出し、シリオンの河口でエアレンディルと結婚した。 |
【エルダール】 | ||
【エルダマール】 | Eldamar | 地名 | 『仲間・下』、『塔・上』、『シル・上』 |
中つ国の西方の、海の向こうにある不死の国。 「エルフの本国」を意味する。 『指輪物語』の時代、既に多くのエルフが中つ国から不死の国へ旅立っている。 物語の最後において、フロドとビルボやガラドリエルが灰色港から西方に去り、第3紀は終わる。 |
【エルフ】 | Elves,Elf | キャラクター/種族 | 『指輪』、『シル』 |
最もはじめに誕生した種族。 人間よりも神や精霊に近い性質をもつ。 身丈は人間と同じであるが、エルフのほうが精神も手足も強い。 年をとっても衰えることなく、知恵と正義が増していく。 容姿も皆、非常に美しい。 |
【エルロス】 | キャラクター/エルフ | 『シル・上』、『シル・下』 |
エルロンドの弟。 エアレンディルとエルウィングの息子。 「エルロス」とは「星の泡」を意味する。 人間として生きることを選び、ヌメノールの最初の王となった。 |
【エルロンド】 | Elrond | キャラクター/エルフ | 『仲間・上』、『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・上』、『シル・下』 |
裂け谷の主人。 エルフの3つの指輪のひとつ、「ヴィルヤ」の所有者。 エアレンディルとエルウィングの息子で半エルフであり、エルフとして生きることを選択した。 アルウェンの父でもある。 『指輪物語』の前作である『ホビットの冒険』から登場する、中つ国の主要人物の一人。 裂け谷で開かれた会議は「エルロンドの御前会議」という。 |
【エレギオン】 | 地名 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『帰還・下』 |
ガラドリエルとケレボルンが築いたエルフの王国で、カザド=ドゥムのドワーフたちと交流もあった。 エルフの指輪が作られた場所。 ブランドゥイン川とブルイネン川の間にあり、その大部分が霧ふり山脈の西側のふもとに当たる丘陵地帯であったが、サウロンによって滅ぼされた。 |
【エレスサ−ル】 | キャラクター/人間 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』 |
また、アラゴルンが王となった時の名前でもある。 アラゴルンのこの名は、オローリンに予言されていた。 アルウェンがアラゴルンに贈った宝石も、エレッサール。 エアレンディルの母、イドリルに贈られた、癒しの力を持つ緑色の宝石も「エレッサール」という。 イドリルからエアレンディルに贈られたが、アルウェンが持っていたものと同一かどうかは不明。 (『仲間・下』、『帰還・上』、『帰還・下』) |
【エレボール】 | 地名 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『帰還・上』、『帰還・下』、『ホビ』 |
「はなれ山」とも言う、ロヴァニオン地方北部の中央に位置する孤立した山。 スマウグの住処があった。 |
【エレンディル】 | Elendil | キャラクター/人間 | 『仲間・上』、『塔・下』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
イシルドゥアとアナリオンの父。 直系ではないが、エアレンディルとエルウィングの子孫でもある。 ヌメノールの都市、アンドゥーニエの最後の領主であり、ヌメノールの水没から逃れ、 中つ国にヌメノール人の王国、ゴンドールとアルノールを建設した。 「丈高きエレンディル」と呼ばれた。 |
【エント】 | キャラクター/種族 | 『塔・上』、『帰還・下』、『シル・上』 |
最も古く、最も力ある生き物のひとつ。 「木の牧人」とも呼ばれる。 シンダリン語は「オノド(Onod)」、複数形でオノドリム(Onodrim)またはエニュド(Enyd)という。 |
【エント川】 | 地名 | 『仲間・下』、『塔・上』 |
ファンゴルンの森(エント森)からローハンを横断する川。 その後ニルダンブへと注ぐ。 |
【エント森】 | Entwood | 地名 | |
霧ふり山脈の南端にある古い森。 エントという古い種族が住んでいる。 「ファンゴルンの森」とも呼ばれる。 |
【お】
【大きい人】 | Big Folk | キャラクター/種族 | |
人間のこと。 ホビットが人間を指してこう呼ぶ。 |
【オーク】 | Orks | キャラクター/種族 | 『仲間・上』、『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・上』 |
メルコールがウツムノの地下抗で生み出した生き物。 メルコールやサウロンの邪悪な兵士。 身長は120〜150cmで、グロテスクな外見を持つ。 闇の中で生まれ生活するため、光が苦手である。 性質は残酷で、血に飢えており、主に部族、あるいは氏族単位で生活するが、社会秩序のことなどほとんど気にしない。 しかし、オークは鍛冶屋として一流の能力を持っており、戦闘に関係ないものはめったに作らないが、 その製品は見かけは悪いが、性能は最高であるという。 原作において(PJ版は未公開のため、不明)、メリーとピピンを連れ去ったオークの一団は、 サルマン配下の隊のほか、モリアから来たものもいたが、部族ごとにその言葉は違うため、共通語で会話を行っていた。 『指輪物語』ではゴブリンと同義で、、 劇場版で、モリアの入り口で一行がドワーフとオークの戦いの後を見つけた際、 レゴラスが「Goblins!」と言っていた。 |
【オルサンク】 | Orthanc | 地名 | 『仲間・下』、『塔・上』、『帰還・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
「牙の山」の意。 詳しくは【アイゼンガルド】を参照。 |
【オロドルイン】 | Orodruin | 地名 | 『仲間・上』、『帰還・下』、『シル・下』 |
「滅びの山」を参照。 |