DAYTONA
Ref:116520
Cal.No : 4130(毎時28,800振動)



デイトナとは、ロレックス・スポーツモデルのフラッグシップであり、
また、ロレックスが世界に誇る高性能クロノグラフである。
リーフレットはDAYTONA16520のものからかなり印象が異なったものとなった。
このことはロレックスがDAYTONA
念願の完全自社開発ムーブメント搭載モデルとしたことを誇示したようにも見える・・・。

    

2000年にデビューを果たしたDAYTONA116520は、DAYTONA16520のデザインを踏襲しながらも
ディテールを見てみるとかなりの変更点がありDAYTONA自体の進化が感じられる。
16520と116520のデザインに関しては賛否両論あり、私も当初は16520が良いと考えていたが
実際にDAYTONA116520を手にしてみて116520の16520にはない良さを実感することが出来た。
ラグの鏡面仕上げ、そしてブレスの品質や重量感の違い等における質感の向上が明らかに感じられる。
本来なら当然のこととして生産中止になった16520の人気が現行モデル116520を上回るのだが
上記のような質感の向上やハック機能の追加等が現行DAYTONA116520の人気に拍車をかけているようである。

  

    

今回購入したはDAYTONAはD番で黒文字盤(F番)とは異なる太針のモデルへと改良がなされていた。
この太針への変更により、インデックスとのバランスや時計としての視認性がかなり向上したと思う。

このDAYTONAもROLEX正規代理店から購入することが出来た。
日本ロレックスの仮保証書に自分の名前を記入して送付することにより、
当たり前であるがロレックスから送られてくる保証書には自分の名前が記載されてくる。
並行輸入品との比較において商品の差はないと思うが、
この保証書等を見ると日本ロレックス正規代理店物へのこだわりを感じてしまう。
オーナーが苦労してでも正規代理店物を手に入れたいと思う気持ちは、
まさに、自分にとって最良のDAYTONAと出会いたいという気持ちであり、
単にプレミア価格という価格の違いだけではなく、このあたりに理由の一端があるのだと思う。



このDAYTONA116520白文字盤(D番)と黒文字盤(F番)との異なる点は
針の太さだけではなくボックスと外箱も新しいものに変更されている。

  

  


CAL.4130


2000年にデビューしたDAYTONA116520の一番大きな話題は、
回転ローターにDAYTONAの赤い文字が刻印された新開発ムーブメントCal.4130を搭載したことであろう。
ロレックス史上初の完全自社開発自動巻きクロノグラフ・ムーブメントは開発に5年の歳月を要したと言われている。
この新型ムーブメントも勿論DAYTONA116520人気の大きな要因のひとつになっているのではないか・・・。