SUBMARINER
Ref:16610
Cal.no : 3135 SUB DATE(毎時28,800回転)

ファーストモデルの登場年は、1953年とも1954年ともいわれているが確証はない。
とはいえこのサブマリーナーの存在が、時計メーカーとしては後発でありながらロレックス社のポジションを大きく引き上げたことは間違いない。
まさに、”ROLEX OF ROLEX”といえるのではないだろうか。
そして、サブマリーナーによりロレックスの三大技術が集約、発展されている。
その三大技術とは、1926年10月18日にスイスにて特許を取得した御存じオイスターケースの開発、1927年9月21日にイギリスで特許を取得したスクリューダウン式リューズ、そして最後の一つが1931年の自動巻『パーペチュアル機能』の誕生である。
サブマリーナという本格ダイバーズウォッチにおいて、オイスターケース&スクリューダウン式リューズの確立はいわば欠かせない機能である。
しかし、パーペチュアル機能への技術開発がロレックス・サブマリーナの魅力といえるのではないだろうか。
手巻きであった場合は、ダイバーのリューズ締め忘れが潜水時において時計に対し致命傷を与える。クォーツでも電池切れによるものが考えられる。
つまりこのパーペチュアル機能もダイバーズウォッチには重要な技術であり、必要不可欠な機能なのである。
また、今では当たり前の回転ベゼルをダイバー仕様(逆回転防止)にしたのも、他ならぬロレックス・サブマリーナだといわれている。



   

   

  

このモデルは、自分が最初に手に入れたロレックスである。
ファースト・ロレックスにサブデイトを選んだ理由は、これほど自分が好きな黒という色が似合う時計はないと思ったからである。
今でも、個人的に一番好きなモデルはと聞かれれば、サブデイトとSSデイトナの黒文字盤と答えるであろう。