ディスク・ローター フロントはマジェスティ用の社外品が、¥2,000-:普通の、¥3,000-:
ペタール・ディスク・ローター(ウェーブとも言う
)程度からあり、安くて、品質もそこそこ、耐久性は普通です。
リアローターはコーナーのアプローチ〜脱出までで、アクセルを開けたままで、リヤを積極的に使ってコントロールする2st的なライイディングを
あまりやらないので、(アプローチで、リヤを先に掛けて、リヤサスを縮じめるってのはやります)減ってないので純正のままです。
リアも社外品(¥5,000-、ウェーブ)がありますが、マジェスティ用とはPCD等が異なり、互換性はありません。
2009年あたりから、TT250R用ペタール(社外品)が販売されています
リヤ用の社外品を使う場合には、取り付け穴部の加工を必ず、確認してしてください。ローター外側〜キャリパー・マウントの寸法は数mmです。 純正のローターと同じく、「座ぐり」加工があるか、YZ用のローターと同じく「皿ネジ」を使用する社外品ローターを購入しましょう。 「素通しの穴」の場合には、ボルトの頭とキャリパー・マウント部が干渉
する可能性が高いです。(低頭HEXボルトで対応可能かもしれませんが、HEX穴が浅いので、舐めやすいです。 ボタンキャップと同じく、カウルなど、トルクを必要としない所の化粧ネジ的な要素が強いボルトです)
部位 |
モデル |
ディスク寸法(mm) |
取付ボルト(mm) |
外径 |
厚み |
PCD |
内径 |
穴径 |
ボルト本数 |
ボルト径 |
フロント
ディスク
ローター |
TT250R(*) |
245 |
3.5 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
Majesty(***) |
245 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
TZR50
TZ50 |
245 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
KITACO, POSH製,
TZR50用鋳鉄フローティング(**) |
245 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
YZ125(****) |
240 |
2.5 |
134 |
118 |
8.4 |
6 |
6 |
YZF-R1(****) |
245 |
5.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
Braking YA08RID |
245 |
5.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
Braking YA08RI |
245 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
Braking YA32FID |
245 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
|
リヤ
ディスク
ローター |
TT250R(*) |
220 |
4.5 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
YZF-R6(*****) |
220 |
4.0 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
DT200WR
DT230LANZA |
220 |
4.5 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
Braking YA24RID |
220 |
4.5 |
133 |
115 |
8.4 |
6 |
6 |
赤字は寸法がTT250Rとは異なることを示します。
YA08RIDとYA08RIは厚みが違います。
PCD:ボルト穴間の中心点を結んでできた円の直径。6穴なので、対角のボルト間の間隔と同。
注意 |
TT250R(*) |
TT250R、 TT250Raid、 DT200W(3ET)、DT200WR、LANZAは前後、同一のディスク・ローターを使用しています。 トリッカー、XT250(セロー250)のディスク・ローターは寸法が異なります。 |
鋳鉄フローティング(**) |
フローティング・ピン〜フォーク内側の寸法は未チエック、対応するパッドは限定されます。ブレーキパッド販売会社の資料を参照のこと |
Majesty(***) |
250-2/SG03J、250-C/SG03J |
YZ125(****) |
取り付けネジは皿ネジです。 |
YZF-R1(****) |
'98〜'01 リヤ用 '02以降は5穴 |
YZF-R6(******) |
'99〜'02 '03以降は5穴 YZF-R1は245mm・6穴、220mm・5穴 |
取り付けネジ |
純正ディスクは、座面はネックのある平らなネジです。使用するディすく・ローターが皿ネジの場合には、要確認、適合するネジを入手しましょう。ステンレス
・ネジでもOKです。アルミはダメですけど。 |
パッドの削って、薄くする |
Majestyのローターをつける時には、始めは、パッド面を切削して、薄くしたものか、ある程度使用したパッドでを使用します。1回目のパッド交換からは、普通に使用できると思われます
。ガラスに上に紙ヤスリを置いて削ると平面が出ます。 |
前輪を浮かして、ホイールの回転をチェック |
交換後は、前輪を浮かして、ホイールの回り具合を確認します。スムーズに回らない場合には、パッドを再ぶ削ります。 交換する前にホイールの回り具合を確認しておくと判りやすいです。 |
ピストンを面一まで戻してから、パッドをセット |
キャリパー・ボディと面一になるくらいに戻します。 キャリパーのピストン周辺は洗剤をスプレーしてしばらく置いてから、古い歯ブラシなどでで丁寧に洗って、ブロワー等でゴミを取り除いてから、ダストカバーが傷付かない様にします。 ブレーキ液が多いと、ブレーキ・マスターから漏れることもあるので、マスター側のブレーキ液を減らして置くと良いと思います。 |
モデル |
ネジの形式 |
個数 |
TT250R純正ディスク |
Φ8x35 低頭(5mm) HEX平ネジ |
6 |
YZ125ディスク |
Φ8x35(?)、Φ8x30(?) HEX皿ネジ |
6 |
純正のローターが、¥13,000-程度なので、中古ローターを購入するくらいなら、ヤフオクのマジェスティ用社外品ローターを購入するのも検討に値
します。 TZR50用の社外品ローターも同じぐらいの価格です。KITACO、POSH製のTZR50用鋳鉄フローティング(**)は、ヤフオク等で、¥10,000-ぐらいで売られています。パッド
の選択は限定されます
。(鋳鉄ローターにステンレス・ローター用パッドを使用した場合には、パッドかローターのどちらかの磨耗が著しく速くなりますが、TT250R用キャリパーでは鋳鉄用パッドは販売されていません)