Tire Air 

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  •  タイヤの空気圧
     
    走行条件   フロント(kg/cm^2) リヤ(kg/cm^2)
    1名乗車   1.25 1.50
    2名乗車   1.50 1.75
    高速走行   1.50 1.75
    乾燥重量   113kg オイル無し、バッテリー無し、ガソリン無し、タイヤ有り
    車両重量 重量 129kg オイル規定量、バッテリー搭載、ガソリン満タン
    重量配分 46% 54%
    59kg 70kg
    車両総重量 重量 239kg 2名乗車時 55kg * 2人
    重量配分 38% 62%
    91kg 148kg

     

    走行条件 フロント リヤ
    タイヤサイズ(inch) 3.00-21 51P 4.60-18 63P
    タイヤサイズ(mm) 100/90-21 120/80-18
    工場装着タイヤ ブリジストン TW51 ブリジストン TW52B

    TW51/TW52Bはブロックタイヤですが、ブロック高が低く、オン主体、林道程度のオフを軽く走ることを主体にしたタイヤです

     

  •  空気圧のあれこれ

    タイヤの空気圧は冷間での空気圧が指定されています。

     アスファルト舗装の道路をロードタイヤで走行した場合には、概ね、0.1〜0.15kg/cm^2上昇し、タイヤの表面温度はセンター部で40℃、サイド部で35℃程度に上昇すると言われています。 峠道、8の字走行などではサイドの温度上昇が大きくなり、センターより高くなる場合もあります。サーキットでは、0.3kg/cm^2程度上昇し、かつ、リヤタイヤの温度上昇が顕著です。 一般的には、ラジアルでのサーキット ・レースでは、前後2.0kg/cm^2程度、あるいはリヤは1.9kg/cm^2とリヤを低くする様です。 単なるサーキット走行なら、前2.1、後ろ2.3程度あたりか(?) 

     オフ車の場合には、タイヤのタイプ(ブロックかどうか、ブロックの高さ、間隔)と、走行場所、ビートストッパーの有無により、空気圧を変更します。 林道に行く場合にはMTB(自転車)用空気入れを携帯して行くと、林道走行後の空気圧調整がその場で出来ます(まあ、最初のGSまで、ちょっとガマンして走行すれば済む話ではあります)
     必ず、冷間時と、走行後の空気圧の差異を確認して、走行直後に入れるべき空気圧を確認しておきましょう

     
  •  タイヤの銘柄と設定していた空気圧

    私が設定していた空気圧です。 車両のセッティング、体重、走り方で変わると思います
     
    種別、銘柄 用途 フロント(kg/cm^2) リヤ(kg/cm^2)
    オフ主体のタイヤ

    ピレリ MT21
     
    オン 1.3 1.7
    高速 1.3 1.7
    オフ 1.0 1.5
    ヌタ場 0.8 1.2
    ミシュラン シラック オン 1.5 1.9
    オフ --- ---

    オフ主体のタイヤはミシュラン-T61、ブリジストン-ED03/04、ダンロップ-D603等も履きましたが、愛用したのはMT21です。 砂場の空気圧はオンと同じです。
    オン主体のタイヤで、ブロック・パターンで無いタイヤはシラックだけしか履いたことが無いです。 このタイヤでは林道等には行っていないので、オフの空気圧の欄はブランクにしてます

    ヘビーデューティ・チューブを装着している場合には、だいたい、2週間で、01kg/cm^2程度は空気圧が低下します。これ以上抜ける様なら、「虫」のOリングの劣化が考えられるので、交換した方が良いと思います
    チューブの口金部でのクラック等ではもっと抜けると思いますが、経験が無いのでわかりません

     

  •  ロードインデックスと空気圧と耐荷重

    4.60-18 63P (タイヤサイズ、ロードインデックス 速度レンジ)です。ロードインデックスはそのタイヤが受け持てる荷重を示します。
    幅:4.60インチ
    タイヤの内径(ホイールのリム規格):18インチ
    ロードインデックス(LI):63    51 = 195kg  63 = 272kg
    速度レンジ:P(150km/h)
     
     装備重量(エンジンオイル・規定量、バッテリー搭載、ガソリン満タン)+ライダー(例:75kg)
    をライダー乗車時の前後重量配分で割った数字がフロント、あるいはリヤの荷重となります。
    概ね、10%のマージンは必要ですが、問題となるのは、4輪のワンボックスとか、インチアップする場合で、2輪の場合には、速度レンジ(S、H、V)とサイズ(ワンサイズ上下)を守っていれば、まず、問題ははあっりません。  LI =63 の場合には、275kg * 0.9 = 247.5kg 以下の荷重を許容できます。 

     オフ車の場合にはライディング・ポジションで前後の荷重が替わりますが、スクーターのタイヤでも LI = 51 程度は確保しています。 247.5kgとは、車両総重量(2名乗車時の重量)を後輪だけで受け止められることを表しています。   

     TT250Rで、ロードインデックスと空気圧と耐荷重が問題となるのは荷物を満載してキャンプをするユーザーぐらいです(200kgを大きく超える 途方も無い荷物を搭載している場合です。 タイヤより先にサブフレームが悲鳴をあげますけど) 

     ロードインデックスの規格には、ヨーロッパ規格(ETRTO規格)と日本規格(JATMA規格)があり、概ね、ETRO規格はJATMA規格より0.1kg/cm^2程度、大きくなります。
    エンジン、ミッションがフロントに集中する4輪・FF(フロント・エンジン、フロント・ドライブ)では、フロント・タイヤの推奨空気が高く設定されています
     4輪でインチアップをする場合には、ロードインデックスが「1」下がった場合には、空気圧を0.1kg/cm^2あげる必要があると言われています。 FFの場合には、 フロント側のマージンが10%以下の車両も沢山あります。
     

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