LED 

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  •  LED化

     省電力というよりは、テール、ナンバー灯が頻繁に切れる。交換するのが面倒くさいので、LED化を行いました。
    テール・ランプはボディ(赤)はそのままで、モンキーで余った「黄色」LED、「白色」LEDを搭載してます。 
    BAT ---  <3端子REG> ---  <電流制限抵抗> --- <LED>   と接続しています。
    <LED>回路は並列接続しています。 ポジション:黄色:6系統 24個、 ブレーキ:白:6系統 18個

    作成するなら、ポジション、ブレーキ共に「赤色」LEDで、輝度として、4:6程度の割合(18個、24個程度)が良いと思います。 端子との接続は、使用していた電球を割って、ベース部分を使用します。(テール、ブレーキの+側は要確認) ツーリングでは、電球を持っていけば、LEDが故障しても対処できます。  
     
     3端子REGは電気系統の電圧を一定にする為です。12V定電圧出力タイプ(ロスがあるので、12~13V入力時には、10.5V程度です。 14V以上で12V出力となっています。素子の耐圧は25V以上だったと思います。(秋月電子 3個で¥100-) LEDの定電流は抵抗で20mA(12V時)にしています。 これは、バイクの電装の電圧は信用できない為の保険です。

     テール・ランプ、ナンバー灯、インジケータ(メーターの右側)だけをLED化、ウィンカーはそのまま。
    テール・ランプはボディ(赤)はそのままで、「黄色」を搭載。(本当は赤が良いです) 

     ウィンカーは回路作成が面倒くさい。TT250Rのバッテリー、発電容量は充分なので、LED化する意味が薄いので、割愛、回路に興味がある方は、R100Rのページを参照してください。

     インジケーター、ナンバー灯は交換の手間、テール・ランプは切れる頻度を考えると、LED化する意味は少しはあります。 2つのLEDボディーの側面を削って、T10・ウエッジ球のボディに沈んだ状態で装着しています。暗いと感じるならば、LEDのボディーを削らずに、高さを確保すれば、明るくな ります。 この場合には、LEDのリード線にヒシチューブを被せて、ショートしない様にします。

     ウィンカー・インジケーターだけをLED化しています。 ウィンカー本体は電球のままです。 この場合には、ウィンカー・インジケーターは、ウィンカー・リレー〜スイッチの間に、並列(1個)に入っている だけなので、単純にLED化すれば、OKです。 他の付加回路は必要ありません。 若干、ハイ ・フラッシャー動作となります。

     (ウィンカーのLED化は実施していませんが、) ウィンカーをLED化する場合には、GNDを配線をボディーまで持って行った方が良いと思われます。現状の取り付け方法では、接触不良となる可能性が高いです。(メンテのページを参照してください)

     ナンバー灯は、高輝度白色LED(2個、左右 総計4個)を90度曲げて装着しています。 
     
     本来なら、インジケーター、ナンバー灯にも3端子レギュレーターを組み込みたいのですが、スペースの制限から割愛しています。
     
     ヘッドライトを55Wに変更してますが、総消費電力は純正のヘッドライト(35W)時と同等程度に低下しているので、オルタネーターにも優しいかな?

    現在のおおよその消費電力
     
    場所 内容
    消費電力(W)
    口金 LED 3端子レギュレータ
    純正 55W
    ヘッド
    LED 輝度 個数 系統 総計 制御
    インジケーター ニュートラル 3.4 <---- 0.24 T10 1500m 2 1 2 抵抗
    ハイビーム 3.4 <---- 0.24 T10 1500m 2 1 2 抵抗
    ウィンカー 3.4 <---- 0.24 T10 1500m 2 1 2 抵抗
    ナンバー灯   3.4W*2 <---- 0.48 T10 1500m 2 1 2 抵抗
    テールランプ ポジション 5 <---- 1.44 BY15D 800m 4 6 24 抵抗
    ブレーキ 21 <---- 1.44 1500m 3 6 18 抵抗
    ウィンカー . 10 <---- <---- BA15S . . . . . .  
    ヘッドライト(*) . 35 55 55 H3C . . . . . . .
    点火系 . 未調査 <---- <---- . . . . . . . .
    総消費電力 88+α 108+α 70+α .

    ヘッドライトは、純正:35W/35W。 現在:TT600Rのガラスレンズ+H3Cバルブ:55W。  
    点火系の消費電力は未調査

    電球の口金の形状はM&Hマツシマのページで詳細に解説されています。

      
    ニュートラル  (OFF)      ニュートラル  (ON)             ニュートラル  (ON)
    ウィンカー   (OFF)                       ウィンカー   (OFF)           ウィンカー   (ON)
    ハイビーム    (OFF)                       ハイビーム    (ON)             ハイビーム     (OFF)
        

           

    ポジション:黄色       ブレーキ動作時
    ブレーキ:白色

    3端子REGは基板の右後ろの黒いのです(小さな基板にマウントして絶縁テープで保護)


      
    ポジション(昼間)     ブレーキ(昼間)

    発色は「赤色」LEDの方が上図より明るくなります。 赤色LEDでの製作がお勧めです。
    ナンバー等だけを「高輝度白色LED」で作成する必要があります。

     
    品目 概要 価格 必要個数 購入箇所
    赤色LED 100個/¥500- ¥500 100未満 秋月電子
    黄色LED 100個/¥500- ¥500 100未満 秋月電子
    高輝度白色LED 10個 ¥500 4個 秋月電子
    ガラスエポキシ基板 80mmx60mm ¥100 1枚 秋月電子
    3端子REG 3個 ¥100- 2個 秋月電子
    コンデンサ、抵抗 カーボン、電解 ¥10〜¥30 数個 秋月電子
    配線材     適量 秋月電子
    L金具、ネジ 基板の固定 \100- 2個 ホムセン

    価格(概略)
    赤色LED  100個/¥500-
    ガラスエポキシ基板  ¥100-

     

  •  ライセンス灯 LED化

    写真はありません

    ライセンス灯は良く切れます。 何故だろう? ラバーマウントされていますので、振動では無いかも?
    純正はT5ソケットの12V-3/4W*2です。
    レースに出る場合にはフェンダーと一緒に取り外せるのですが、ライセンス灯の交換その物はとっても面倒です。
    ・ライセンス灯はフェンダー裏のナットを緩めて、取り外します。
    ・配線~T5ソケット間に端子は無いので、ライセンス灯だけを取り外す事は出来ません。

    改造
    ・LED化、LEDの故障対策として、3端子REGを使用して、12V電源のスパイク電圧をカット(*)
    ・LEDが切れた場合のメンテナンスを考慮して、フェンダー裏でギボシ端子で接続して、ライセンス灯を取り外せる様にする

    (*) オートバイの電源はDC-12V出力ですが、多くの場合には、-24V程度のスパイク電圧が発生しています。この電圧は、オートバイに標準搭載されているECUなどの電子機器では対策がされていますし、発熱電灯、H4バルブでは特に問題にはなりまさんが、LED切れの原因となります。 定電流ダイオードを搭載してもスパイク電圧の問題は解決 できません。 

     
  •  LED化、3端子REG

    LM317:1.5Aまでは可能 注意:250mA以上の場合には、ヒートシンク必須

    LM317:R1=180Ω、R2=1kΩ V-out=8.2V  内部抵抗が3V程度あるので、9V以上には出来ない
    C1(入力側):0.1μF/50V、C2(出力側)):100μF(標準では10μFが推奨されてる)

    LED 白*4  LM317---抵抗---LED
    R1=180Ω、R2=1kΩ V-out=8.2V 白=3.0V〜3.4V  *2 
    8.2V-3.0V=120Ω、8.2V-3.4V =70Ω、 実装:91Ω

    注意:基板の面積が狭い LM317を立てたら奥行きが足りない 基板を固定するネジの場所、大きさを工夫して、LM317を寝かせた方が良い

     
  •  ギボシ端子

    ライセンス灯の取り外しが面倒なので、フェンダー裏でギボシ端子を追加、長くなった配線はフェンダーにインシュロックで固定
    ライセンス灯の裏のゴムの周囲、配線の取り入れ口はバスコークで防水、水抜き穴は確保
    (下側の水抜き穴も塞ぐと、結露するのでダメ)
     
  •  作成上の注意

    ライセンス・プレートは
     
    部位 Fig-45 :
    テールランプ
     の図番
    付記
    フェンダー 無し 図番12、15の間
    凹のゴム 15 ひっくり返して、使う
    凹がライセンス灯側、ネジの頭の逃げを確保
    鉄板 無し 図番:11の左
    ゴム 無し 図に乗っていない
    ゴム上のT5ソケット 無し 図に乗っていない
    T5・ランプ 無し 図に乗っていない
    ライセンス灯のボディ 10 .
    スペーサー 11 ゴムの厚さ分
    ゴム・ブッシュ 12 .
    平ワッシャー 13 .
    スペーサー 14 .
    ナット 16 .





    基板を固定するネジの頭は大きいほど良いが、(15)のゴムの凹部に収まる大きさで、4、ゴム、5、ゴム上のT5ソケット部の凸の近くに穴を開けると安定する
    推奨は、ソケットを取った後の中心部にΦ5.5mmの穴を開けて、Φ5mmのネジを使う

    基板の大きさは現物合わせで作って、配線用の穴(Φ3mm程度)、固定ネジ用の穴(Φ5.5mm)を開ける

     

  •  基板

    基板は小さいので、マウントは工夫して、
    T5ソケットを取り外したゴム部の凸があるので、裏側で、+12V、GNDのジャンパー配線するよりは、表側で行うのを推奨

     

  •  基板 振動対策

    動作を確認したら、振動対策として、100μFのコンデンサ、LM317、LEDなどかバスコーク(浴室用シリコン充填剤)などで固定

     
  •  防水処理、ライセンス灯本体

    配線部、鉄板の周囲には、バスコークを塗って、防水処理をする、ただし、(10)の下部の水抜き穴は、絶対に塞いではいけない。 この穴まで塞ぐと、結露で内部が曇ってしまう

     
  •  防水処理 フェンダー裏の配線

    ライセンス等〜配線には、「U」部を設けて、配線を伝って、水がライセンス灯内部に入らない様にする。
    「U」字部はフェンダーにインシュロックで固定
    固定用の穴は細いドライバーをガスレンジ(あるいはガストーチ)で炙ったもので、簡単に開けられます
     
  •  配線処理、フェンダー裏の配線

    配線にはハーネス・テープを巻いて保護、ギボシ端子も入る太目のヒシチューブを被せてフェンダー側の開口部はハーネス・テープで防水処理

     

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