日記 1999年7月
1999.7.31 ミラーもあかん
今日はMtgの練習会。グループ戦用のデッキを作って行ったが、いまいち回っていなか
った。
「三人の悪党 きんぴか(1)」(浅田次郎)読了。軽快なピカレスク・ロマン。中々面白い。
肩が凝らずに読めて良い。
<今日の阪神>
阪神2−8横浜
今日も完敗。ミラーもあかんわ。
1999.7.30 不合格
今日、資格試験を受験したが不合格であった。まあ一夜漬けならぬ浅漬けなので通らない
のも当たり前か。
今日は「一誠」。インド鮪、烏賊、鮑の刺身。鯛鎌の塩焼き。鮑のバター焼き。鯛飯。し
かしここの鯛飯はいつ食べても絶品である。
<今日の阪神>
阪神0−6横浜
後半戦、開始草々に完封負けとは縁起が良い。んなわけあるかい!浜の番長に完封負けさ
れるなんて。やれやれ。
1999.7.29 すえひろ
昨日から喉が痛かったのだが扁桃腺がはれているようだ。夏風邪でも引いたのかもしれな
い。
今日は新入社員を連れて「すえひろ」へ。ここのコースを初めて食べたのだが、洋食がで
てきたのでちょっとがっかり。魚を食べたくて行ったのに残念である。
1999.7.28 スティーブン・キング
「ランゴリアーズ」(S.キング)残り半分読了。最近のキングはちょっと長すぎるきら
いがある。内容はまあまあといったところか。あまりお勧めではない。
1999.7.27 打ち上げ
今日は仕事の打ち上げであった。といっても、だいぶ前に一度けりがついた仕事なのだが、
メンバーの都合がつかず今になっての打ち上げとなった。場所は北浜「志が」。ちゃんこ
のチェーン店である。こんな夏の暑い盛りにちゃんこなんてと思っていたが、意外とおい
しかった(店にはクーラーががんがん効いていたが...)。
1999.7.26 知性と学歴の狭間
ふと気になることがあった。野村沙知代の学歴詐称の問題である。前々から叩かれている
のは知っていたが、「また三流芸能誌、ワイドショーがマッチポンプをやってるな」とし
か関心が無かった。
今度は選挙に立候補したときに学歴を詐称していたことで、公選法違反の疑いで訴えられ
たそうだ。違反は違反で仕方が無いと思うが、学歴を詐称したからといって選挙結果に何
らかの影響があるのか?
学歴で政治家を選んでいるとすれば、馬鹿げた話である。学歴があれば天下国家を語るこ
とが出来るのか?学歴があれば経済がわかるようになるというのか?学歴があれば後世に
残るようなものが作れるのか?生きていくためには知性が必要であるが学歴は必要が無い。
知性と学歴の狭間には計り知れない溝が有る。
1999.7.25 ログハウス
24〜25日にかけて、一緒に仕事を行っているメンバーと兵庫県大屋町のログハウスに
遊びに行った。
なかなか快適なログハウスでクーラーも付いていた。洗濯機、乾燥機まである。バーベキ
ューを食べて夜遅くまで盛り上がった。
1999.7.23 ハイジャク
「ランゴリアーズ」(S.キング)半分読了。2つの中編を集めた本(英語版は4つの中
篇集。日本語版ではそれを2編ずつ2冊に分けられている。)であるが、そのうちの第一
話を読み終わった。中篇と言ってもキングだから約450頁もある。普通の作家ならこれ
だけで長編である。文庫で700頁もあると読みにくいので、できれば1冊ずづに分けて
欲しかった。
今日、全日空機がハイジャックされたそうだ。しかも機長を殺害して操縦をかわりに行っ
たらしい。危うく墜落してしまうところだったが、何とか犯人を取り押さえることができ
たそうだ。517人も乗っていたそうなので、墜落でもしていたら大惨事になっていたと
ころだ。
ハイジャックした理由が「飛行機を操縦したかった。」そうである。何と無茶な行動か。
また犯人は刃渡り30cmもある包丁を持っていたそうだが、何故チェックに引っ掛から
なかったのだろうか?
そういえば何年か前にこのHPに大営業日記を連載しているEと飛行機で北海道へスキー
に行ったとき、Eがナイフを鞄に入れていてチェックに引っ掛かったことがあった。確か
刃渡り10cm程の折りたたみナイフであったが、あんな小さな物でも引っ掛かるのかと
思ったことがあった。
今回は何故引っ掛からなかったのだろうか?航空会社、空港会社はチェック体制を見直す
必要があるだろう。しかし飛行機は300mくらいまで急降下したそうなので、乗客はさ
ぞ肝を冷やしたことだろう。また亡くなられた機長には哀悼の意を捧げたい。
1999.7.22 前半戦終了
本日でプロ野球の前半戦が終了した。借金6でのターンとなった。野村監督が就任した事
で変化が期待された戦いの日々であった。現在までのところ始まったばかりと言うところ
か。
変わるということは難しいことである。人間は基本的に変化という物を嫌っているからで
ある。それは変化がいい結果をもたらすとは限らない事を知っているからである。例え良
い結果が訪れるとしても、そのためのリスクという不安に耐え切れないからである。
はたして阪神が変われるのか。それはまだまだ答えを出すのは早いと言うものだろう。ま
た変われたとしても、現在の戦力では上位のチームとは少し差が有る。トーナメント戦な
らば多少のごまかしが効くが、リーグ戦では戦力の差が直接結果に繋がってくる。
例えばゲーム差とかどれだけ負け越しているかは、今の段階では気にせずにより良い戦い
方を学んで行くべきだろう。後半も頑張れ!頑張れ!阪神タイガース!
<今日の阪神>
阪神2−3広島
今日も打線が湿りがちであった。広島との3連戦で負け越したのは非常に痛い。
1999.7.21 馴れ合いは好きじゃない
久々に「旭屋」へ行った。それからミナミへ飲みにいった。
嬉しいことがあった。昔からの腐れ縁で付き合っている奴がいるのだが、一月に会社を辞
めて今までぶらぶらしていた。性根は決して悪い奴ではないのだが、妙に見栄を張ってし
まったり、他人の目が気になってしまう仕方の無い奴である。
そいつがようやく就職できたそうだ。他人の事ながらほっとした。でもそれは自分がもし
かして、彼のような生き方を選んでいた可能性があったからかもしれない。人と巧くやっ
て行くのは大変なことである。でも馴れ合いは好きじゃないから誤解されても仕方が無い。
<今日の阪神>
阪神1−2広島
紀藤を打てなくて負け。でもどちらかと言うと貧打戦であった。しょぼい試合。でも相手
が広島で無かったらボロ負けだったと思う。
1999.7.20 異邦の騎士
「異邦の騎士」(島田荘司)読了。前々から島田荘司の本は読もう読もうと考えていたの
だが、これが初めての本になった。面白く読めたので他の本も読んでみようと思う。
<今日の阪神>
阪神5−1広島
ひやひやした試合だったが、またまた遠山の頑張りにより久しぶりの勝利。しかし今の阪
神の力では広島としか勝てる試合はできないだろう。
1999.7.19 4連休
今日は仕事は休み。4連休は正月休み以来である。この半年は仕事が非常に忙しかった。
最近はようやくまともに土日が休めるようになった。
1999.7.18 ジャッジミス
キャンプ2日目。朝食を終えた後、雨が降ってこないうちに片付けを行って帰宅した。
天気予報では土日は雨が降りそうだったので危惧していたのだが、何とか持ちこたえてほ
っとした。
「シマロン・ローズ」(J・L・バーク)読了。無実の罪に落とし入れられた青年を弁護
する弁護士が活躍するハード・ボイルド。典型的な物語であるが主人公の人物像が緻密に
描かれていて感情移入がしやすくなっている。シリーズ物らしいので次作を読んでみたい。
<今日の阪神>
阪神2−3巨人
上原に押さえられて4連敗。新庄のホームランで追いついたが、9回に再度逆転された。
しかし今日の本当の敗因は審判のジャッジミスである。審判も人間であるからミスをする
のは仕方が無いと思うが、現実的に審判の判断ミスで得をしているのは殆どの場合は巨人
という事実がある。
ジャッジミス以外にも昔と比べて審判員のレベルの低下が見られるし、また以前と違い放
送技術が上がりTVでジャッジミスが克明に放映されることを考えると今後はビデオによ
る判定を導入するべきだと思う。
ビデオによる判定は審判の権威を失墜させるという反対意見があるが、今のままでは権威
はどんどん無くなっていくばかりである。
1999.7.17 キャンプ
今日はキャンプ。場所は奈良県は谷瀬のつり橋の里である。ここは結構良いところなのだ
が、欠点は夜中にも早朝にもつり橋を渡る奴がいるのでうるさいのとトイレが汚い事であ
る。
昼食はカレーヤキソバと焼きうどん、晩飯はバーベキューである。その合間には木陰でコ
ットに寝そべってゆっくりと本を読んだ。
「日輪の遺産」(浅田次郎)読了。いわゆるM資金の話かと思って読み始めたが、敗戦間
際での日本を再建するための資金を隠匿するために活躍した人々の物語であった。物語と
しては良く書かれていると思う。しかし現実的にはその当時の軍首脳と参謀、及び官僚達
が作中に書かれていたような卓見を持っていたとは思えない。まあそれは現在の官僚たち
も言えることなのだが。
<今日の阪神>
阪神7−11巨人
藪がガコガコに打たれて負け。
1999.7.16 オリンピック
巨人の渡辺オーナーがぐたぐた言っている。オリンピックの野球の話である。巨人は日本
の球界の盟主ではなかったのか。そのチームの主力選手が何故オリンピックに出場しない
のか。
勿論、主力選手が出場すれば巨人は今年優勝できないかもしれない。しかしそれで今年優
勝できなったとして、巨人ファンはそれを許さないのか。もしそうだとすれば余りにも器
が小さい。
オリンピックに出場することやメダルを獲得することは意味が無いのか。少なくともオリ
ンピックの報道を行っている会社のオーナーが、そのように取られてもおかしくないよう
な発言をするのは間違っているのではないか。
例えばモスクワ・オリンピックに出場できなくて涙を流した柔道選手の気持ちがプロ野球
選手にはわからないのか。多分そういうことなのだろう。
<今日の阪神>
阪神0−7巨人
今日は何も言うことは無い。そろそろ疲れもピークか。オールスター休みで調整して、再
び後半も挑戦する気持ちで頑張って欲しい。
1999.7.15 竹内
「強盗プロフェッショナル」(D.E.ウエストレイク)読了。不運な泥棒ドートマンダー
のシリーズ第二作。今回はドートマンダーと不運な泥棒仲間が銀行を盗むことに挑むが。
相変わらず軽快な話で面白い。
<今日の阪神>
阪神4−10横浜
竹内が打たれて完敗。まあ竹内で横浜打線を押さえることができた方が吃驚するが。
1999.7.14 遠山
今日は「一誠」で夕食。インド鮪中トロ刺身。鱧ちり梅肉。利尻雲丹。あさり酒蒸し。鯛
飯。
<今日の阪神>
阪神5−3横浜
今日は遠山の気迫溢れるピッチングの勝利。今の遠山は本来の力以上のものが球にこめら
れている。色々なものに打ちのめされてきた思い、そして諦めきれない思いと意地が一球
一球にこめられている。
1999.7.13 逆転負け
<今日の阪神>
阪神8−9横浜
またまたリベラが打たれて逆転負け。しかし今夜の負けの原因は7回の今岡のしょぼいバ
ッティングとメイの交代時期を誤ったベンチの判断ミスである。こんなことを続けていた
らAクラスを確保することなど難しい。
1999.7.12 エルコンドルパサー
今日改めて一週間前のエルコンドルパサーの偉業について思いを馳せた。
昨年もシーキングザパールとタイキシャトルが海外のG1を制覇したが、今回の勝利はそ
れよりも数段価値のあるものである。勿論、昨年度の両馬の勝利も素晴らしかった。しか
しエルコンドルパサーの勝利は、競馬先進国である欧米で芝の中距離の勝利だけにその意
味は例えようも無く重い。
例えるならば日本のプロ野球がメジャーリーグのプレーオフに勝ち上がったとか、サッカ
ーのW杯で決勝トーナメントに勝ち上がった事と同じ位の価値があることである。
先週も書いたが、エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィークが凱旋門賞
に出場して欲しい。それが実現したなら、とても素晴らしいことである。そしてもし、も
しこの3頭が凱旋門賞のゴール前で勝利を争うことがあるとすれば...。
1999.7.11 逆転負け
「老人と犬」(ジャック・ケッチャム)読了。飼っていた犬を殺された老人が復讐する物
語。老人の静かな怒りと行動が中々読ませる。
<今日の阪神>
阪神1−2中日
リベラが打たれて逆転負け。やれやれ。
1999.7.10 団体戦
Mtgの練習会。個人戦のデッキは中々強いものを作れるようになってきたが、団体戦用
は難しい。本当に強いものを作るには二人分を一人でデザインする必要があるのか。
<今日の阪神>
阪神2−6中日
またまたゴメスに打たれて連敗。貯金も無くなり5割に戻った。ただ中日戦で苦戦するの
は判っていたことなので、やはりヤクルト戦で負け越したのが痛かった。
1999.7.9 若手
今日は予定通り仕事は休み。
<今日の阪神>
阪神0−7中日
吉田豊がまたまた先発で打ち込まれた。いい加減先発で投げさせるのをやめさせて欲しい。
同じ打たれるなら若手に投げさせて方がいいのではないか。
1999.7.8 酒蔵
今日は久々に酒蔵に行った。明日は休みということもあり、思う存分酒を飲んだ。
<今日の阪神>
阪神7−6ヤクルト
負けたと思ったが、9回の裏に5点を取って大逆転勝利!新庄の2点タイムリーとジョン
ソンの代打サヨナラホームランでサヨナラ勝ち。ここで3連敗していれば、ずるずると後
退していた可能性が高かっただろうから、この勝利の意味は非常に大きい。
1999.7.7 完封負け
<今日の阪神>
阪神0−3ヤクルト
ハッカミーを打てず完封負け。藪とメイで連敗したのは非常に痛い。明日から気を取りな
おして頑張ろう。
1999.7.6 最終電車
今日は久々に「旭屋」へ行ってからミナミへGO!最終電車で家に帰った。しかし最終で
家に帰るようになったのはやはり歳のせいか。
<今日の阪神>
阪神5−8ヤクルト
藪が中4日で登板したが打ち込まれてKOを食らった。この敗戦ははっきり言って痛い。
この後中日、巨人、横浜との戦いがあるので、ここは是非とも勝ちたかった一戦である。
1999.7.5 引退
エルコンドルパサーがサンクルー大章典(仏・GT)を勝ったそうである。今週の宝塚記
念にはスペシャルウィークとグラスワンダーがぶつかり合う。歴代でも最強と評される現
5歳世代を代表する3頭である。
今後もこの3頭が戦うレースを見たいが、ひょっとしたらこれが最後のレースになるかも
しれない。スペシャルウィークが早々と年内の引退を発表し、エルコンドルパサーもグラ
スワンダーも来年も競争生活を続ける可能性が低いと思われるからである。
確かに実績を上げた馬を早く引退させて、種牡馬にさせたい気持ちもわからないではない
が5歳での引退は余りにも早過ぎるように思う。特にスペシャルウィークは今年になって
ようやく本格化したところであり、来年以降は今よりももっと活躍していたに違いない。
競走馬は走るために生まれ、勝つために調教を受ける。その中で勝ち上がった馬には走り
つづける義務があると思う。勝ち続けて引退するなんてカッコ良すぎる。新たな挑戦者に
負けたときこそ引退するべきである。
1999.7.4 週休二日
最近は仕事が順調で土日が休みである。勿論、勤めている会社は完全週休二日制なのだが、
私が働いている業界では休日出勤は当たり前の世界なのである。やはり週に二日は休みで
ないと精神的に余裕がなくなる。
<今日の阪神>
阪神8−4広島
今日も完勝のはずであったが、杉山がホームランを打たれて少し危なかった。しかし今日
もブロワーズ、ジョンソンが活躍した。ようやく調子を取り戻したようだ。
1999.7.3 完勝
「ホット・ロック」(D.E.ウエストレイク)読了。不運な泥棒ドートマンダーのシリー
ズ第一作。軽快で面白い肩の凝らないクライムノベルである。
<今日の阪神>
阪神6−0広島
今日も完勝であった。ブロワーズが大活躍。3試合連続の先制打である。今日は先制、中
押し、駄目押しと文句の無い試合であった。しかし広島は弱すぎる。
1999.7.2 吉田豊
「天使達の探偵」(原寮)読了。この作者は良いものを書いているのだが、今までの本で
は最後で余計などんでん返しをするプロットに若干問題があった。しかし短編集であるこ
の本では、ストーリーが引き締まり余計などんでん返しが無くなって良い感じになってい
る。
<今日の阪神>
阪神6−2広島
久々の貯金。吉田豊も4月以来の勝利である。今日は比較的安心して見ることが出来た試
合であった。
1999.7.1 休み
無理すれば行けない事は無かったが、有給休暇も余っている事だし、それに天気も良かっ
たので仕事を休むことにした。
<今日の阪神>
阪神2−0中日
5割復帰。ここ十日間程、一進一退の戦いが続いている。藪も久々の勝利。盗塁も一つ有
り。